「松木いっか」~「日本三國」「ブクロキックス」作者、その素顔とプロフィール(本名、出身地など)や発表した病気について~

 今回は「日本三國」「ブクロキックス」の作者として知られる「松木 いっか(まつき いっか)」先生について解説します。

 松木いっか先生は愛媛県四国中央市出身の男性漫画家。

 「日本三國」では独特の世界観とアクの強い人物描写で読者の話題をさらいました。

 2024年11月にご病気を発表され、長期休載に入られていた松木いっか先生。

 本記事ではそんな先生のプロフィールや素顔を中心に深掘りしていこうと思います。

「松木いっか」先生のプロフィール

基本プロフィール

本名松木一嘉(まつきいっか)
性別男性
生年月日(誕生日)1994年生まれ
出身地愛媛県四国中央市
最終学歴河原デザイン・アート専門学校中退

 松木いっか先生は愛媛県四国中央市出身の男性漫画家です。

 先生が最初に漫画家という職業を知ったのは小学五年生の時、ハマっていたアニメのオフィシャルファンブックがきっかけ。

 以降、少しずつ画材を買って漫画を描く日々を送っていたそうですが、中学になると部活やゲーム、恋愛などに夢中になって漫画を描かなくなってしまいます。

 二度目の転機は中学三年生の時、マイケルジャクソンの「Man In The Mirror」の和訳を読んだことで、これをきっかけに再び漫画を描き始めたそうです。

 お父さんの影響を大きく受けており、子供の頃は大型貨物船を見るために一緒に出掛けていました。

 また松木いっか先生が一番大好きな「頭文字D」を読んだのもお父さんの影響です。

漫画家としての経歴

 松木いっか先生は2018年(23歳)に「熱弾空間」で「第38回イブニング新人賞」大賞を受賞。

 師匠は「ガンニバル」などで知られる二宮志郎先生で、新人賞受賞時に多大な影響を受けたとコメントしています。

 その後、「ハコヅメ」の泰三子先生、「アンダーニンジャ」の花沢健吾先生らのアシスタントを経て、2020年に「ブクロキックス」で連載デビューを果たしました(週刊ヤングマガジン)。

 ちなみに同年11月には泰三子先生の読み切り「シキブアイラブユー」の作画も担当しています。

 そして「ブクロキックス」連載終了後、2021年に「マンガワン」で「日本三國」の連載が開始され話題となり、現在に至ります。


「松木いっか」先生としげの秀一先生

 先にも少し触れましたが、松木いっか先生はお父さんの影響もあって「しげの秀一」先生の大ファン。

 別にしげの秀一先生のアシスタント経験とかはありませんが、デビュー作の「ブクロキックス」はそう勘違いする読者が続出するほどしげの先生の色が濃く出ていました。

 キャラの目の雰囲気とか車好きなところとかまさにですね。

 ちなみに「ブクロキックス」はブラインドサッカーをテーマにした作品で、これを書き始めたきっかけが「頭文字D」に登場した「ブラインドアタック」という言葉だったそうです。

「松木いっか」先生とインタビュー記事

https://x.com/IKKA_neko/status/1852675840406175877

 松木いっか先生のインタビュー記事が掲載されているのが、上記の地元の四国中央市の広報誌。

 地元での思い出や「日本三國」を描いた切っ掛けなどについて語られていました。

 また「OKAMOTO’S」のボーカル・オカモトショウさんが松木いっか先生の大ファンということで、「numan」で対談が実現しています。

 松木いっか先生はどちらかというと控えめで、オカモトショウさんの熱が爆発している内容でした。

https://numan.tokyo/feature/pigwblay/


「松木いっか」先生の素顔

 松木いっか先生は上記のオカモトショウさんとの対談で顔出しを行っています。

 素顔は清潔感のある爽やかな雰囲気のイケメン。

 インタビューを読む限り、控えめで落ち着いた雰囲気の語り口をしていますね。

 プライベートについてはあまり深くは語っておられず、結婚しているかどうかなどについては分かっていません。

「松木いっか」先生と病気休載

 松木いっか先生は「日本三國」の連載が2024年の11月から2025年3月まで休載されていましたが、その理由はご病気によるものです。

 連載している「マンガワン」の中で詳細が語られており、病名は「双極性障害」。

 所謂、躁鬱ですね。

 単純な気分の問題ではなく、前頭葉の一部の体積が小さいことが影響しているそうです。

 漫画連載のストレスなどで精神状態のコントロールができなくなり、診療内科を受診したところそう診断され、治療を受け一時休載する運びとなっていました。

 2025年3月から連載が再開され、完全というわけではないでしょうが病状は回復、あるいはコントロールできているようですね。



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