「雪森寧々」~「久保さんは僕を許さない」「おさななななじみ」作者、そのプロフィール(年齢・性別)や素顔(声)など~

 今回は「久保さんは僕を許さない」の作者として知られる漫画家「雪森寧々(ゆきもりねね)」先生について解説します。

 雪森寧々先生は青森県出身の女性漫画家。

 イラストレーター出身で、可愛らしく魅力的な女性を描くことに定評があります。

 可愛らしい少女を描いているだけのように見えて実はとても戦略的に作品を描いている作家さん。

 本記事ではそんな雪森寧々先生のプロフィールや作品、素顔(声)を中心に深掘りしてまいります。

「雪森寧々」先生のプロフィール

基本プロフィール

性別女性
生年月日(誕生日)1994年5月31日
年齢31歳(2025年7月時点)
出身地青森県

 雪森寧々先生は「久保さんは僕を許さない」の作者として知られる青森県出身の女性漫画家。

 元々絵が好きでイラスト自体はずっと描いておられたそうですが、漫画家を目指していたわけではなかったのだとか。

 pixivにイラストを投稿していたところ、周りの方から「これはどういうストーリーなんですか?」と質問を受けるようになり、そこから漫画を描いてみたのが始まり。

 それを編集者の方が見つけスカウトしたのがデビューの切っ掛けです。

 ふんわりした作風が特徴で、本人は羽海野チカ先生に影響を受けたと語っておられます。

漫画家としての経歴

 雪森寧々先生は前述した通り、漫画賞などへの応募経験はなく、編集さんがpixivに投稿された作品を見てスカウトした作家さんです。

 2016年にwebコミックサイト「COMICリュエル」で「人間に恋した鬼は咲う」でプロデビュー。

 2019年には連載争奪企画「シンマンGP2019」での優勝を経て「久保さんは僕を許さない」がヤングジャンプで連載開始(2023年に連載完結)。

 これが瞬く間に人気となり、2023年にはアニメ化もされる大ヒット作となります。

 そして2025年、ヤングジャンプ第31号より幼馴染ピュアラブコメ「おさななななじみ」の連載が開始され現在に至ります。


「雪森寧々」先生と「久保さんは僕を許さない」


誕生秘話(プロット全ボツ)

 雪森寧々先生の代表作である「久保さんは僕を許さない」ですが、実はこの作品には雪森先生が最初に担当さんにプロットを提出した際、全ボツをくらったというエピソードがあります。

 そのまま雪森先生が編集さんの言う通りにしていたら「久保さんは僕を許さない」はこの世に出なかったかもしれないんですよね。

 ただこの時編集さんがボツにした理由は実はもっともなもので、「久保さんは僕を許さない」ってプロット(=文章)で読むと可愛い女の子がいて、目立たない男のがいて、なんて事の無い掛け合いをして、とものすごく薄味。

 確かにプロット(=文章)でこれを見せられたらボツにしたくなる気持ちは分かります。

 ただ雪森先生はそのプロットの枠組みで可愛い女の子を描ければ読者に喜んでもらえる作品になるとの自信があり、そのプロットをネームにしたものを編集さんに送付。

 そして編集さんもネームで見たら「何だコレ、めっちゃいいな」とゴーサインを出したのだそうです。

雪森寧々先生の武器を活かす戦略

 「久保さんは僕を許さない」という作品は、先生の武器である「可愛い女の子」を最大限に活かす戦略をとった漫画です。

 久保さんを可愛いなと思ってもらうシンプルな発想の企画で、理解が難しく手が止まってしまうような部分は極力排除。

 久保さんの可愛さを読者にストレスなく楽しんでもらうことを意識しているそうです。

 どうしても作家は自分が何を描きたいかを優先してしまいがちですので、その意味でこの作品はシンプルですが非常に戦略的で、読者に向けたプレゼントのような作品と言えるでしょう。


「雪森寧々」先生と「おさななななじみ」

 雪森寧々先生の新作「おさななななじみ」はいつからか疎遠になっていた幼馴染男女のピュアラブコメ。

 ヒロインの藤野澄は「久保さん」とは違って目立つ美少女というわけではないものの、可愛らしくて主人公にとっては特別な女の子。

 今では苗字呼びで特別親しいわけではありませんでしたが、主人公の母親が藤野澄を夕食に誘ったことが切っ掛けで再び二人の距離が縮まりだす、というストーリー。

 一目見て分かる両片思いの二人のもどかしい距離感が愛おしい作品ですね。

「雪森寧々」先生の素顔(声)

 雪森寧々先生は素顔非公開の作家さんです。

 作品以外の情報発信はほとんどなくプライベートもほとんど謎。

 ただ雪森寧々先生はXのスペースを使ってファンと交流されたことがあり、これに参加したファンからは「声が可愛すぎる」「声優さんかと思った」と先生の声を絶賛する意見が続出。

 声優慣れした読者がここまで絶賛することってあまり聞いたことがないので、よっぽどおきれいな声をされていらっしゃるのだと思われます。



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