「秦三子」~「ハコヅメ」「だんドーン」作者のプロフィール(年齢、出身地)、夫(警察官、死因)など~

 今回は「ハコヅメ」「だんドーン」の作者「秦三子(やすみこ)」先生について解説します。

 秦三子先生は元警察官という異色の女性漫画家。

 漫画未経験から半年でデビュー、デビュー作がいきなりメガヒットという言葉にするとすさまじい経歴の持ち主です。

 一方で、プライベートについては分からない部分の多い秦三子先生。

 本記事ではそんな女性漫画家のプロフィールや素顔を中心に深堀りしてまいります。

「秦三子」先生のプロフィール

基本プロフィール(年齢、誕生日、出身地など)

性別女性
生年月日(誕生日)不明
年齢不明
出身地不明(鹿児島県?)

 秦三子先生は「ハコヅメ」「だんドーン」の作者として知られる女性漫画家。

 約10年間警察官として勤務した経験を持つ、漫画家としては異色の経歴の持ち主です。

 年齢や出身地などの情報については基本的に非公開。

 ただ活動期間などから逆算すると年齢は2024年時点で30代半ば推察されます。

 プライベートでは二児の母。

 警察官時代は交番勤務や防犯の広報の仕事をしていたそうです。

作家としての経歴(デビュー作がいきなりヒット)

 秦三子先生は元々漫画にあまり興味がなく、漫画を描き始めたのも漫画家になりたいからではなく、警察のことを知ってもらうツールとしてだったそうです。

 警察広報の延長で漫画を描き始め、出版社に投稿を開始。

 それまで全く漫画を描いたことはなかったものの、似顔絵捜査官として人の顔は描き慣れており、投稿開始から僅か半年、2017年に「モーニング」に読み切り「交番女子」が掲載されプロデビュー。

 それが話題となり、同年に「ハコヅメ〜交番女子の逆襲〜」として連載開始。

 アニメ化、ドラマ化もされる大ヒット作となりました。

 2022年には大人気の中、「ハコヅメ」は第一部完という形で一旦連載を区切り、翌2023年から「モーニング」で日本警察の父・川路利良を描いた「だんドーン」の連載が開始されています。


「秦三子」先生の素顔

 秦三子先生は原則プライベート非公開、顔出しNGの作家さんで、その素顔が分かるような写真はありませんでした。

 メディアの取材を受ける際も、サングラスにマスク、フードでがっちり顔をガードしておられます。

 SNSなども本人名義ではされてらっしゃらないので、その辺りのガードはかなり固いです。

 二児の母であり、元警察官ということで色んなリスクを考慮してのことなのかもしれません。

「秦三子」先生は鹿児島県出身?

 秦三子先生の出身地は鹿児島県ではと噂されています。

 当初「ハコヅメ」に登場した架空の県警「岡島県警」の名称から、先生の出身地は岡山・広島が有力視されていました。

 しかし作中の地理的条件や気候などの描写が岡山・広島と合致せず、またインタビューの際に秦三子先生が強い鹿児島弁だったことから「鹿児島県」説が急浮上。

 「だんドーン」も薩摩藩(=鹿児島県)の話ですし、ほぼほぼ鹿児島県出身で間違いと思われます。


「秦三子」先生の夫(警察官・死因)

警察官の夫が漫画を描き始めたきっかけ

 元々秦三子先生が漫画を描くことになったきっかけは、警察官の旦那様。

 警察は激務の人手不足。過労死していく警察官を見て泣く旦那様の姿を見て、もっと警察のことを世間に知ってもらい警察官になる人が増えたら、という思いで漫画を描き始めたそうです。

 秦三子先生曰く旦那様は「すごくハンサムで優しくて頭が良くて、強い人」で、先生は警察官時代から旦那さんに褒められたくて頑張っていたのだとか。

 漫画家となった秦三子先生を旦那様も公私に渡って支え、最初の読者として漫画を描く励みになっていたそうです。

新連載開始直前に夫が急死(死因)

 2022年に秦三子先生の旦那様はお亡くなりになっています。

 死因は非公表。

 まだ若くて健康だったそうですが、朝胸の痛みを訴えて、その日の夜には亡くなってしまったそうです。

 丁度「ハコヅメ」の最終巻作業の途中、「だんドーン」の連載開始直前の出来事であったため、しばらく先生は執筆ができる状況ではなく、「だんドーン」の連載開始は8か月遅れることとなりました。

 その当時はショックで漫画家を辞めることも考えたそうですが、チーフスタッフが「だんドーン」の背景画を準備してくれていたのを見て、自分は漫画を描かなければいけないと気持ちを立て直し、再び漫画制作に取り組んだそうです。



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