今回はマンガワンなどで茅原クレセ先生が連載中の超新宿系サディスティックコメディ「星屑の王子様」から、駄目ホスト「綾鷹ティー」について解説します。
綾鷹ティーは主人公たちが働くホストクラブ「エンペラーファースト」の幹部補佐。
一応役職はついていますが、太客一本釣りと自腹で売り上げを作っただけで、中身の伴わない駄目ホストです。
中身はサッパリですが、要所要所で存在感を発揮する愉快な男。
本記事ではそんな綾鷹ティーのプロフィールや人間関係（ホスト仲間、あやか様）を中心に解説してまいります。
「星屑の王子様」綾鷹ティーのプロフィール
引用元：星屑の王子様【公式】
基本プロフィール
綾鷹ティーは主人公の源リキヤや天使レイたちが働くホストクラブ「エンペラーファースト」の同僚ホスト。
前髪にメッシュを入れたモブ顔で、大言壮語を吐く割に中身が伴わないタイプです。
ホストとしては鬼枕と自腹で売り上げを作る糞みたいなスタイル。
かろうじて売り上げを維持できているのも有力な太客（後述）あってこそです。
作中では駄目ホストの典型例、またDV営業のやり過ぎで常識の狂った主人公たちに対するツッコミ役として存在感を発揮しています。
中身はないが幹部補佐
綾鷹ティーは「エンペラーファースト」の幹部補佐。
「エンペラーファースト」のホストは上から代表、取締役、主任、総支配人、幹部補佐、ファースト、セカンド、ノーポジションで、幹部補佐からが一応の役職付きです。
第一話で綾鷹ティーはファーストから幹部補佐に昇進し、チームも任されていますが、実のところ彼にはそれに見合った実力がありません。
というのも綾鷹ティーは一か月で１０００万円売り上げて昇進したものの、内６００万円は枕営業による一本釣り。
残り４００万円は１０００万円プレーヤーを名乗りたいがために見栄を張って自腹で粉飾したものです。
その為、素の彼の売り上げはかなり低く、太客の来店が少ないと後輩にも軽く抜かされてしまいます。
「星屑の王子様」綾鷹ティーとホスト仲間
後輩からは舐められ気味
綾鷹ティーは後輩ホストからシンプルに舐められています。
本人的には色々相談に乗ってあげているつもりなのですが、マインドがどうとか中身のない話ばかりで呆れられているのが実態。
実力的にも売り上げ的にもどんどん後輩に抜かされています。
ただ憎めないキャラクターなので決して嫌われてはいません。
レイからはシンプルに嫌われている
綾鷹ティーは天使レイからシンプルに嫌われています。
レイが綾鷹ティーを嫌っているのは、単純に売れてないとか調子に乗っているとかではなく、枕営業だの性病だのと綾鷹ティーの話が一々汚いため。
レイからは「茶渋」とか言いたい放題言われて馬鹿にされています。
また初対面（第一話）の印象が悪かったこともあり、綾鷹ティーもレイの外道な言動が好きになれない様子です（外道ぶりではリキヤもどっこいですが、リキヤは表向き取り繕っているので、一応綾鷹ティーとは良好な関係）。
他店の売れっ子から「師匠」呼び
綾鷹ティーは歌舞伎町でもトップクラスの影響力を持つ売れっ子ホストから「師匠」呼ばわりされています。
彼を師匠と呼ぶのは「Gen’sグループ」の宇宙、「HONEYグループ」の冷奴。
綾鷹ティーは太客のタワマンに遊びに行った際、タワマンのジムで時間を潰している最中に偶々売れっ子の彼らと遭遇。
宇宙と冷奴はタワマンにいるなら綾鷹ティーも売れっ子なのだろうと勘違いし、その営業スタイルが売れっ子にあるまじき鬼枕だと聞いて驚愕。
綾鷹ティーから学ぶべきものがあるかもと考え話を聞き、以降彼らは綾鷹ティーを性病の恐ろしさについて語る「師匠」として敬意を払っています。
「星屑の王子様」綾鷹ティーは性病エクゾディア
綾鷹ティーは性病の伝道師。
レイからは「性病エクゾディア」と呼ばれています。
枕営業ばかりしているのがしょっちゅう性病にかかっては治療しての繰り返し。
作中では梅毒にもかかって、医者に自然治癒しないのとか梅毒治す点滴ないですかとか騒いでいました（ちゃんと治療しています）。
その鬼枕っぷりは他店のホストにも知られるほど有名らしいです。
「星屑の王子様」綾鷹ティーとあやか様
綾鷹ティーには「あやか」という太客がいます。
あやか様は無口無表情で感情の読みにくい不思議な女性。
職業不明ですがタワマン住まいで相当稼いでいるようです。
作中では店舗のチーム対抗イベントで、綾鷹ティーのチームがあやか様の貢献によりリキヤとレイのチームを抜いて勝利したりと、作中でも屈指の太客。
気を許した相手にしか口を開かなかったり、かなり気難しいタイプですが何故か綾鷹ティーとは相性が良く、一度喧嘩してあやか様が歌舞伎町ナンバー１ホスト秋瀬ツバキのもとへ行った後も、すぐに綾鷹ティーのもとへと戻ってきています。
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