今回はマンガワンなどで茅原クレセ先生が連載中の超新宿系サディスティックコメディ「星屑の王子様」から、歌舞伎町に出入りするミテコ「オキちゃん」について解説します。
オキちゃんはレイによく絡んでくる女子高生。
人生や大人を舐め腐ったタイプの少女で、美人局で男たちから金をむしっている悪い女の子です。
本記事ではそんなオキちゃんのプロフィールや人間関係、登場回を中心に解説してまいります。
「星屑の王子様」オキちゃんのプロフィール
基本プロフィール
オキちゃんは歌舞伎町に出入りする女子高生グループのリーダーです。
外見は黒髪ロングで危険な雰囲気を漂わせた美少女。
本名は「置名(おきな)」と言います。
性格は腹黒くて人生や大人を舐め腐った典型的なクソガキ。
頭の回転が速くて交渉事が上手く、歌舞伎町の大人たちをカモにしています。
リキヤやレイとは顔見知りで、歌舞伎町で顔を合わせる度にオキちゃんの方から絡んでくるそうです。
歌舞伎町に出入りするミテコ
オキちゃんの年齢は17歳。
風営法で言うところの「ミテコ(身分証明証を提出できない子の略称)」ですね。
作中では運転免許証を偽造し、ホスクラに入店しようとしていたこともあります。
デリヘルの事務所に我が物顔で出入りしていたりしますが、本人が身体を売ることはないようで……
「星屑の王子様」オキちゃんとレイ
オキちゃんはレイによく絡んできます。
二人の出会いはオキちゃんたちが年齢を隠してホストクラブ「エンペラーファースト」に入店しようとし、それをレイが止めたこと。
提示された身分証をレイが偽造と見抜いたのですが、以降街でレイと会うたびに「チビ」呼ばわりしてレイに絡んでくるようになりました。
当然恋愛感情などは全くなく、反応が面白くて遊んでいるだけです。
レイの無視すれば良いのでしょうが、精神年齢が近いのか毎度オキちゃんの煽りに反応しています。
「星屑の王子様」オキちゃんは悪い子
オキちゃんは物凄く悪い子です。
単に大人をカモにしているだけでなく、仲間も平気で手駒として使います。
オキちゃんが稼いでいる手口は美人局。
仲間の女子高生「今鹿(ナウシカ)」を男にけしかけ、後から怖いおじさんを出して「こいつ未成年だって知ってる?」と大金をむしり取るというものです。
各方面との交渉が得意なオキちゃんは直接リスクを冒すことなく、上手く仲間を利用して稼いでいます。
「星屑の王子様」オキちゃんの登場話
オキちゃんの登場話は9~10話(+おまけ話)。
きららちゃんとアフターバーに行ったレイやリキヤたちの前に顔見知りとして登場。
登場するなりレイにウザ絡みをしてきます。
話を聞くと仲間がホストにハメ撮りされてその男を探しているのだとか。
リキヤとレイはエンペラーグループの株を上げるためにオキちゃんたちに協力することになります。
ホスト自体は(ギンジさんの力で)あっさりと特定できたものの、ホストは何故逃げているのかと疑問に思うレイ。
ハメ撮りのデータを持ったホストが子供相手に逃げる必要はない。
ホストがなりふり構わず逃げないといけないような第三者がいたに違いないと推理します。
レイの予想通り、ホストはオキちゃんたちに美人局でハメられ逃げ回っていたことが判明。
悪事がバレたオキちゃんたちはスタコラとレイたちの前から逃走しました。
「星屑の王子様」オキちゃんとヒマチの嬢王
この「星屑の王子様」は茅原クレセ先生の前作「ヒマチの嬢王」と世界観を同一にしたパラレルワールド。
リキヤやレイ、ギンジさんは「ヒマチの嬢王」にも出演していますが、設定や性格は微妙に差異があります。
「星屑の王子様」がコメディ寄り、「ヒマチの嬢王」はシリアス寄り。
オキちゃんも「ヒマチの嬢王」で家庭環境に問題のある危険な少女として登場し、女性たちを攫って違法AVに出演させようとするなど、本当にヤバイ少女でした。
「ヒマチの嬢王」ではアヤネというヒーローがいたことで更生し、自分の居場所を見つけていましたが、「星屑の王子様」のオキちゃんはヤバイ大人の女になりそうで……
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