今回は「将棋の渡辺くん」の作者として知られる漫画家「伊奈めぐみ(いなめぐみ)」先生について解説します。
伊奈めぐみ先生は神奈川県出身の女性漫画家。
渡辺明九段の元奥様で、2025年2月の突然の離婚発表は世間を大いに驚かせました。
離婚後も渡辺明九段との日々を描いた漫画連載(+同居)は継続中。
本記事ではそんな伊奈めぐみ先生のプロフィールや過去、渡辺明九段との関係を中心に深掘りしてまいります。
「伊奈めぐみ」先生のプロフィール
用元:伊奈めぐみ(X)
基本プロフィール(年齢など)
性別 | 女性 |
生年月日(誕生日) | 1980年8月2日 |
年齢 | 44歳(2025年6月時点) |
出身地 | 神奈川県 |
伊奈めぐみ先生は「将棋の渡辺くん」の作者として知られる神奈川県出身の女性漫画家。
漫画のタイトルにもなっている将棋の渡辺明九段の奥様でしたが、2025年2月に突然離婚を発表され、世間を驚かせました。
ただ離婚後も渡辺明九段との同居生活、漫画連載継続に変化はないことも発表されており、夫婦ではなくなっても家族としての関係は続けていくそうです。
ちなみにお兄さんの伊奈祐介さんも将棋棋士、義理の姉の佃亜紀子さんは囲碁棋士。
伊奈めぐみ先生自身も、日本将棋連盟の女流育成会に2年程入会しておられました。
漫画家としての経歴
伊奈めぐみ先生はデビューするまで漫画を描いたことがないという異色の漫画家。
伊奈めぐみ先生は23歳の時に渡辺明九段と結婚し、翌年に長男を出産。
その後25歳の時に武蔵野美術大学(通信制)に入学していますが、デッサンが苦手で卒業後はほとんど絵を描いていなかったのだとか。
大学在籍中にブログ「妻の小言。」で旦那様との日常を描いた短文エッセイを執筆。
それが漫画編集者の目に留まり、急遽漫画の描き方を覚えて連載にこぎつけています。
デビュー作であり代表作である「将棋の渡辺くん」は別冊マガジンで2013年6月号から連載中で、当初からそろそろ終わると言いながら10年以上に渡って連載が続けられています。
「伊奈めぐみ」先生と渡辺明九段
結婚と馴れ初め
伊奈めぐみ先生と渡辺明九段との出会いは、伊奈めぐみ先生が22歳の時、詰め将棋のチャット上のやりとりが切っ掛け。
その後、春の将棋連盟の隣にある鳩森神社で将棋関係者がやっているお花見の席で初対面を果たし、その夏には交際開始。
冬には第一子となる長男を妊娠し、翌年23歳の時に結婚しています。
当時渡辺明九段は19歳で高校を出たばかりで既にプロとして活躍中。
特にハッキリした交際開始やプロポーズもなく、ぬるっと結婚までいったようです。
離婚理由は?
2025年2月に突如離婚を発表された伊奈めぐみ先生と渡辺明九段。
離婚を切り出したのは渡辺明九段の方からだったそうです。
この辺りのエピソードは漫画でもサラリと触れられていますが、読んだだけでは具体的な離婚理由については不明。
突然の離婚しようかという提案に、前向きに伊奈めぐみ先生が応じた、という風に描かれていました。
同居継続ということなので夫婦仲が悪くなったというわけではないのでしょうが、渡辺明九段は「元妻に迷惑をかけていた」ともコメントしており、外からは見えない苦労やストレスのようなものがあったのかも。
子育てがひと段落したことを機に一度関係をリセットして、夫婦よりもう少し気楽な家族になった、ということのようです。
「伊奈めぐみ」先生の素顔(写真)
伊奈めぐみ先生は積極的に顔出しし、情報公開しているタイプの作家さんです。
まぁ、有名人の奥さんで、私生活を漫画にしているのでプライベートとか今更、って感じではありますね。
インタビューでの顔出しは勿論、「さんま御殿」や「激レアさんを連れてきた」などTVにも出演されてらっしゃいます。
もう漫画のイメージ通り、ショートカットの楽しい雰囲気の女性です。
「伊奈めぐみ」先生の過去(若い頃)
伊奈めぐみ先生は中々波乱万丈というかユニークな人生を送っておられます。
不登校だった中学時代、やることもなくどうしようと考え、お兄さんが将棋をしていたこともあり、独学で将棋を学ぶように。
当時は本気で将棋を仕事にしたい考え、研修会にも入会したそうですが、やってみたらそれほど好きではなく、結局2~3年ほどで辞めてしまったそうです。
その後、高校に進学せずアルバイト生活をしていましたが、通信制高校に通って、25歳の時に美大進学。
ただその美大も入ってみたらデッサンが苦手と「何で?」と言いたくなるような計画性の無さ。
しかしこうした経歴が「将棋の渡辺くん」という作品が生まれるきっかけになっているのですから、人生何が役に立つかはわかりませんね。
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