今回は「ハヤテのごとく!」「トニカクカワイイ」の作者として知られる漫画家「畑健二郎(はたけんじろう)」先生について解説します。
畑健二郎先生は福岡県出身の男性漫画家。
同一世界観で描かれるコミカルな作風とポップで可愛らしい女性キャラクターが人気の作家さんです。
プライベートでは声優の浅野真澄さんと結婚(再婚)。
本記事ではそんな畑健二郎先生のプロフィールや過去の不祥事、人間関係を中心に解説してまいります。
目次
「畑健二郎」先生のプロフィール
基本プロフィール
性別 | 男性 |
生年月日(誕生日) | 1975年10月19日 |
年齢 | 49歳(2025年7月時点) |
出身地 | 福岡県 |
畑健二郎先生は「ハヤテのごとく!」「トニカクカワイイ」の作者として知られる福岡県出身の男性漫画家。
執筆する漫画のほとんどが同一世界の出来事として相互にリンクしており、時折マニアックなサブカルネタをぶっこんで来るのが特徴です。
元々は目指していて、高校在学中にスタジオジブリの入社試験を受けたものの不合格。
その後、ラノベ好きだったことから大阪芸術大学芸術学部文芸学科に入学し、在学中に富士見書房ファンタジア長編小説大賞に投稿するも落選。
漫画を描き始めたのはその後のことだったそうです。
漫画家としての経歴
畑健二郎先生は大学在学中に久米田康治先生のアシスタントの話を聞き、大学を中退して上京。
その後、約5年間に渡りアシスタントとして経験を積むこととなります。
また時期は不明ですが、「セーラームーン」の作者として知られる武内直子先生のアシスタントをしていたこともあったそうです。
そうした経験を経て、漫画賞の受賞歴はないまま2002年に「少年サンデー特別増刊R」で読み切り「神様にRocket Punch!!」が掲載されプロデビュー。
その後、「サンデー超(スーパー)増刊」にて「海の勇者ライフセイバーズ」で連載デビューを果たします。
2004年には「週刊少年サンデー」にて「ハヤテのごとく!」の連載が開始され、これが大ヒット。
2018年からは「トニカクカワイイ」の連載が開始され、現在に至ります。
「畑健二郎」先生と久米田康治先生
「かってに改蔵」の作者として知られる久米田康治先生は畑健二郎先生の師匠にあたる存在です。
畑健二郎先生は「かってに改蔵」連載当初からアシスタントを務めており、作中のオタクネタなどを主に担当していました。
師弟仲は非常に良好で、久米田康治先生のアシスタント仲間からも羨ましがられる(?)ほど遠慮のない関係性だったようです。
久米田康治先生がマガジンに移籍した後も交流は続いており、時折コメント欄などで楽しい場外プロレスを繰り広げています。
「畑健二郎」先生の不祥事(訴訟?)
畑健二郎先生と言えば有名なのが読み切り版「ハヤテのごとく!」でのやらかし。
ヒロインのナギを攫った誘拐犯の「こちとら『ときメモファンド』の借金で首も回わらねぇんだ!」という発言がコナミから抗議を受け、週刊少年サンデーで正式に謝罪文を掲載する事態にまで発展したというものです。
一部では訴訟沙汰に発展しかけたとの噂もありますね。
今では笑い話として語られていますが、畑健二郎先生はこの出来事を後に「漫画家人生が始まる前に終わったと思いました」と述懐しています、
ちなみに「ときメモファンド」とはコナミが「ときメモ」開発資金を調達するために組成した投資信託で、畑健二郎先生の発言をコナミは「元本割れしたと誤認される」と抗議したわけですが、このファンドは購入手数料込みで考えると最終的にしっかり元本割れしています。
「畑健二郎」先生と妻・浅野真澄
畑健二郎先生は2018年に声優の浅野真澄さんと結婚されたことを発表。
浅野真澄さんはプリキュアシリーズの「海藤みなみ」や一騎当千の「孫策伯符」役など、数多くの作品に出演されています。
また浅野真澄さんは声優だけでなく絵本作家「あさのますみ」としても活動されており、元々畑健二郎先生とは同人サークル「はじめまして。」で声優あるある同人誌「それが声優!」を共同制作されていた仲。
この「それが声優!」は2015年にはTVアニメ化もされています。
ちなみにお子さんの有無などお二人のプライベートについては不明となっています。
「畑健二郎」先生の離婚歴(再婚)
畑健二郎先生は、浅野真澄さんとの結婚発表の際に初婚ではなく再婚であることも公表しておられます。
ただ前の奥さんについての情報、そちらとの間に子供がいるかなどは一切明かされていません。
元々あまりプライベートを明かさない作家さんですし、前の奥さんのプライバシーもありますのでこれは当然の措置でしょうね。
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