今回はドラマ化もされた「ばらかもん」の作者「ヨシノサツキ」先生について解説します。
ヨシノサツキ先生は長崎県五島市出身・在住の男性漫画家。
独特のテンポの日常ものを得意とする作家さんです。
本記事では田舎暮らしのためか、あまりプライベートの情報発信が多くないヨシノサツキ先生のプロフィールや素顔を中心に解説してまいります。
「ヨシノサツキ」先生のプロフィール
基本プロフィール(性別、年齢、誕生日、出身地など)
性別 | 男性 |
生年月日(誕生日) | 1985年5月25日 |
年齢 | 38歳(2024年2月時点) |
出身地 | 長崎県五島市 |
ヨシノサツキ先生は長崎県五島市出身・在住の男性漫画家。
本名や性別に関しては公表されておらず、名前や繊細な作風から女性だと思われていた方が多かったようですが、サイン会に参加した方の証言で「男性」であることが明らかとなっています。
SNSなどでの情報発信はされておらず(公式Xはスタッフの方が更新)、プライベートに関する情報はほとんど不明。
ただ過去に「ばらかもん」人気投票に応募してくれた方向けに、とんでもなく負担のかかるサイン入りカラー色紙(しかも一枚ごとに一部直筆)を大量に準備するなど、非常にサービス精神旺盛な方のようです(担当に内緒でやっていて、担当も「もう二度とやらないでね」)と言うほど)。
作家としての経歴(デビュー作)
ヨシノサツキ先生は2005年に「月刊少年ガンガン」の月例マンガ賞で2度奨励賞を受賞し、同年「ガンガンパワード」に読み切り「ソルドソウル500」が掲載されデビュー。
その後、2006年にガンガンパワードで「聖剣伝説 PRINCESSofMANA」の連載を開始。
以降は、連載と並行して何作も読み切りを発表。
その中でも最も反響が大きかった、地元五島列島を舞台にした「ばらかもん」の連載が2009年から「ガンガンONLINE」で開始されました。
その後も「ばらかもん」のスピンオフ「はんだくん」や、売れない漫画家を描いた「ヨシノズイカラ」など、独特の日常系漫画を発表されています。
「ヨシノサツキ」先生の過去作品
ばらかもん
ヨシノサツキ先生の代表作と言えばこの「ばらかもん」。
「ばらかもん」とは五島列島の方言で「元気者」の意味で、東京でトラブルを起こした若き書道家・半田清舟が、反省のために自然豊かな五島列島に送り込まれ、島の人たちとの交流を通じて変わっていく日常ものです。
地元を描いた作品ということもあって、本当に情景が活き活きとしていてリアルです。
はんだくん
「ばらかもん」の主人公、半田清の若き日の姿を描いたスピンオフ作品。
人づきあいが苦手で周囲とすれ違いまくっている主人公と、そんな彼を熱い目で見つめている同級生たちとのギャップがいいですね。
半田軍団とか、ホントにどんだけ人気だったんだよって話です。
ヨシノズイカラ
売れない漫画家を描いた作品。
ファンタジーばかり描いてきた作家が、担当編集者の提案で「日常系漫画」の連載を始めるという話で、どう考えてもモデルはヨシノサツキ先生本人。
先生はもっと早く日常系漫画に切り替えていましたが、当時はこういう苦悩とか葛藤があったんだろうな~、と思わせる作品です。
18 エイティーン
田舎に越してきた主人公が、顔の良い隣人に振り回される日常もの。
ローテンションな主人公が、変人に振り回されながら少しずつ前向きになっていく姿が描かれています。
「ヨシノサツキ」先生の素顔(写真)は?
ヨシノサツキ先生は顔写真などを公開されておられません。
色々と探してみましたが、インタビュー写真やSNSでの公開もなし。
基本的に私生活を表に出さない作家さんのようです。
ただサイン会では普通に顔出しして出ておられるそうなので、気になる方はそういう場に行くしかなさそうです(次、いつサイン会があるかわかりませんけど)。
「ヨシノサツキ」先生は結婚してる?
前述したように、私生活を原則表に出さない作家さんなので、結婚しているかどうかなどの情報は一切見当たりませんでした。
SNSとかやってない作家さんは、インタビューとか雑誌巻末のコメントとかぐらいしか近況が分からないんですが、ヨシノサツキ先生はそれもほとんどないので、本当にプライベートは謎です。
「ヨシノサツキ」先生の現在は?
ヨシノサツキ先生は、2023年に「ばらかもん」がドラマ化され、短期連載再開ていましたが、現在(2024年2月時点)は連載がない状態です。
長期連載だった「ばらかもん」連載終了後に発表した「ヨシノズイカラ」と「18 エイティーン」はいずれも全3巻で連載が終了。
面白くないわけではなかったのですが、作風が地味だったのでガンガンの読者層に合わず打ち切られてしまったのでしょう。
何というか「ばらかもん」と比べると全体的にキャラが薄目ではありました。
現在はドラマ関係の仕事を終えて、次回作の構想を練っている段階と思われます。
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