今回は「ジャンプ+」で連載中の野球コメディ「サンキューピッチ」より、高身長酒好きムチムチ女監督「阿川先生/阿川美奈子」について解説します。
阿川先生は主人公たちが所属する県立横浜霜葩高等学校野球部の女監督。
野球に関しては全くの素人で、作中では読者の立場で野球の分からない部分を質問する役割とギャグを担っています。
作中で数少ない女性キャラですが、酒好きで体格はホームラン王と、一体誰得なんだと言わんばかりの汚いヒロイン(?)。
本記事ではそんな作中一のインパクトを持つ阿川先生のキャラクターについて深掘りしてまいります。
目次
「サンキューピッチ」阿川先生のプロフィール
基本プロフィール(身長など)
阿川先生はフルネームを阿川美奈子(あがわみなこ)。
主人公たちが所属する県立横浜霜葩高等学校野球部の女監督です。
外見は高身長(190cm以上)で初対面の桐山にホームラン王と勘違いされるほどの分厚い体躯の持ち主。
三白眼に泣きボクロ、おかめ顔の美人ではないものの愛嬌のある顔をしています。
大のお酒好きで常に赤ら顔ですが、本人は生徒の前では飲まないと発言しており、普段の言動は素面であるようです。
お調子者で常にふざけた発言を連発していますが、背番号決めの際にはキャプテンの小堀を気遣う大人らしい姿を見せたこともあります。
阿川先生は野球素人監督
阿川先生は完全な野球素人。
今年の春から横浜霜葩高校に赴任してきたばかりの古典教師で、監督どころか顧問もいない野球部の面倒を引き受けてくれた先生です。
野球のことは本当に何もわかっておらず、部のことは全てキャプテンの小堀に任せきり。
ただ独身で暇なのか、練習やイベントには何だかんだ顔を出して付き合ってくれています。
漫画メタ的な発言をすれば、野球に詳しくない読者に代わって質問し、ルールや試合運びを分かりやすくしてくれるキャラクター。
加えて阿川先生の恵まれた体躯は飾りではなく、作中では暴走した桐山にオクトパスホールドをかけて制止するストッパーの役割も担っていました。
「サンキューピッチ」阿川先生の人間関係
阿川先生は酒飲みでいい加減なお調子者のキャラクターで野球部の部員たちから完全に舐められています。
唯一まともに相手をしているのはキャプテンの小堀だけ。
そのため阿川先生はよく小堀に絡んで何でも質問しているのですが、周囲の部員たちからは若い女教師のボディタッチだというのに「小堀から離れろ!」と罵声を浴びせられる始末。
他に阿川先生と絡みの多いキャラと言えば4番キャッチャーの広瀬とエースの三馬。
広瀬は表面的には敬語を使っていますがその発言内容は結構厳しく、三馬にいたっては真っ向からツッコミを入れ続けています。
「サンキューピッチ」阿川先生は誰得ヒロイン?
阿川先生はファンから「汚いモモカン(人気野球漫画「おおきく振りかぶって」の美人女性監督)」と言われることもある誰得ヒロインです。
ほとんど唯一のメイン女性キャラが阿川先生なのですから、恐ろしく攻めた作品ですよね。
当然のことながら作中で男子部員たちが阿川先生に好意を抱いたりする恋愛描写は皆無なのですが、その尖ったキャラクターが読者からは大人気。
初登場からコアなファン人気を獲得し、ネット上では阿川先生のファンアート(巨乳化、R18割合多し)が溢れかえっています。
まさかこれが作者の戦略通りだとしたらなんと恐ろしい……いや、それは流石にないですね。
「サンキューピッチ」阿川先生の登場話
阿川先生の初登場は第6話。
練習試合当日の朝に部員たちの前に姿を現し、その高校野球の監督にあるまじきだらしのない身体と性格で良くも悪くも読者を釘付けにしました。
野球を知らないお飾り監督ということでちょい役なのかと思いきや、その後は合宿に試合にとフル活躍。
野球に関する質問を口にして読者に物語を分かりやすくする役割と、エッジの効いた迷言で読者を笑わせる役割の二つを一手に引き受けています。
「サンキューピッチ」阿川先生の名言(迷言)
最後に阿川先生のキツイ迷言をいくつか紹介させていただきます。
「先生を甲子園に連れてって(ハート)」
初登場第6話で部員たちに発したやる気の出るおまじない。
当然のことながら部員たちからは大ブーイングでした。
「少しは知ってるよ! 点を取られる度服脱ぐんだろ!?」
また、第7話で全然野球ルール知らないなと言われて発したのがこの言葉。
三馬がツッコんだ通り、ちょっと面白そうです。
「ちょッ 小堀ッ おま! ダブルプレイって! 先生は下ネタ苦手なんだゾ!?」
第15話、小堀の「ダブルプレイ」発言に反応しての言葉。
三馬の「こんな大人にも選挙権あるってマジかよ……」発言とセットで最高です。
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