2021-06

レビュー

「新九郎、奔る!」感想(ネタバレ注意)~ゆうきまさみ先生が描く、戦国大名のはしり「北条早雲」~

 今回はゆうきまさみ先生が現在ビッグコミックスピリッツで連載中の本格歴史漫画「新九郎、奔る!」を紹介します。 この作品は織田信長ら戦国大名が活躍する一昔前、後に「戦国大名のはしり」と呼ばれた「北条早雲」の若かりし頃を描いた作品です。 北条早雲は出自や年齢など諸説存在する人物ですが、この作品では最新の通説に基づき、従来のイメージとは異なる北条早雲が描かれていることも特徴の一つです。
ワールドトリガー

ワールドトリガー「レプリカ」~モデルは炊飯器、遊真との再会や復活はいつ? 声優は~

 今回はジャンプスクエアで大人気連載中のワールドトリガーから、空閑遊真の相棒にしてお目付け役「レプリカ」について解説したいと思います。 レプリカは遊真の父、空閑有吾が作り出した高度な自我を持つ多目的トリオン兵。独特のデザインと落ち着いたキャラクターで、作中では三大マスコットの一つ(他は雷神丸、そしてたぬきちこと鬼怒田さん)に数えられています。 大規模侵攻編以降、消息不明となっていますが、その復活や遊真との再会の見込みなどのも含めて語っていくことにしましょう。
TRPG

「パラノイア(TRPG)」~「幸福は義務です」、ブラックユーモア溢れるディストピア社会を描いたTRPG~

 今回はディストピア社会をテーマにした稀代の傑作にして迷作TRPG「パラノイア」をご紹介します。 パラノイアは初版が1984年にアメリカで発表された、コンピューターに支配された未来都市を舞台としたSF作品。他に類を見ない仲間同士の裏切りを前提としたTRPGです。 しかしそんな重いテーマでありながら、ゲーム自体はブラックユーモアにとんだバカバカしい内容に仕上がっており、是非一度は触れていただきたい傑作となっております。
呪術廻戦

「呪術廻戦」羂索(けんじゃく)~全ての黒幕、その術式と目的、虎杖との関係、千年にわたる暗躍の歴史とは~

 今回は「呪術廻戦」から、この作品における最大の黒幕「羂索(けんじゃく)」について解説したいと思います。 羂索(けんじゃく)は千年前から他人の肉体を乗っ取り生きながらえてきた呪詛師であり、作中では夏油傑の肉体を乗っ取り、ながらく正体不明だったことから偽夏油とも呼ばれています。 ようやくその正体と目的が本人の口から明かされましたが、その詳細は未だ謎に包まれており、ここでは現時点で判明している情報を精査し、その謎に迫っていこうと思います。
ワールドトリガー

ワールドトリガー「城戸正宗(城戸司令)」~その真の目的、強さ、家族、城戸派、かつての笑顔はどこに?~

 今回はジャンプスクエアで連載中の大人気漫画「ワールドトリガー」から、未だその心底の知れないボーダー総司令「城戸 正宗(きど まさむね)」(以下、城戸司令)について解説します。 城戸司令は主人公たちが所属する界境防衛機関ボーダーのトップ。異世界からの侵略者ネイバーの徹底的な排斥を訴え、融和派である主人公たちとは敵対することも多い人物です。 しかしその過去、真の目的は謎に包まれており、ただの強硬派でないことも確か。 ここではそんな城戸司令の素顔について、現時点で判明している情報から可能な限り考察していきたいと思います。
レビュー

「ソウナンですか?」感想(ネタバレ注意)~アニメ化もされた少女たち4人のエッジの効いた無人島サバイバル~

 今回は週刊ヤングマガジンで連載中の美少女たち4人よる無人島サバイバル「ソウナンですか?」を紹介します。 「ソウナンですか?」は2018年に舞台化、2019年にアニメ化もされた人気作。修学旅行中に飛行機事故で遭難した女子高生4人が、無人島でサバイバル生活を繰り広げる物語です。 リアル狩猟生活を送っていた原作者が描くリアルなサバイバル術と、かわいい美少女たちのコントラストがクセになる「ソウナンですか?」の魅力を語っていきましょう。
呪術廻戦

「呪術廻戦」裏梅~宿儺の専属料理人、その正体、強さ、氷の術式、名前に隠された意味とは~

 今回は「呪術廻戦」から、宿儺復活を願う謎に包まれた呪詛師「裏梅(うらうめ)」について解説したいと思います。 裏梅は偽夏油に協力する極めて強力な呪詛師であり、千年前から宿儺に従う料理人。 作中でも謎の多い存在であり、ここでは千年前の存在がどうやって現代まで生き延びてきたのか、また名前から推測されるその正体などについて考察していきたいと思います。
レビュー

「ドラフトキング」感想(ネタバレ注意)~スカウト目線で見たヒューマンドラマ、野球を知らなくても面白い!~

 今回はグランドジャンプで連載中、スカウト活動とドラフト会議を描いた異色の野球漫画「ドラフトキング」を紹介します。 ドラフトキングはスカウト活動という独自の視点からプロ野球というスポーツ、人間模様を描いた作品で、間違いなくスポーツ漫画の新たな境地を開拓した作品です。 ちなみにタイトルの「ドラフトキング」の意味は、その年度で指名された選手の中で最終的に最も良い成績を残した選手のこと。ドラフト1位でも新人王でもない、より大きな成果を残した選手のことを指す言葉だそうです。
ワールドトリガー

ワールドトリガー「草壁早紀」~異色のオペレータ―兼草壁隊隊長、木虎と同期で元ガンナー、サイドエフェクト持ち?~

 今回はジャンプスクエアで連載中の大人気漫画「ワールドトリガー」から、オペレーターながらA級部隊の隊長を務める美少女「草壁 早紀(くさかべ さき)」について解説します。 草壁早紀は真木理佐らと同じく、初登場がコミックス23巻のラストとかなり後発組であり、まだまだその全容は謎に包まれています。しかし登場するなり、そのキツメの美少女ぶりと15歳(中学生)という若さで読者の話題をさらい、今後の活躍が期待されるキャラクター。 今回は現時点で明かされている草壁早紀の情報について、出来る限り丁寧に深掘りしていくことにしましょう。
呪術廻戦

「呪術廻戦」秤金次~乙骨とどっちが強い? 停学理由、コンプラ違反と言われる術式はパチンコ領域展開「坐殺博徒」~

 今回は「呪術廻戦」から、初期から強キャラとして存在だけが先行して語られてきた男「秤 金次(はかり きんじ)」について考察していきたいと思います。 秤は虎杖たちの先輩で、五条悟も認める将来有望な呪術師ですが、作中では停学中という理由で永らく未登場となっていました。 死滅回遊編でとうとうその姿を現した秤。 本記事では秤のプロフィールや過去に加え、徐々に明らかとなってきたその能力や強さ、術式などを中心に語っていこうと思います。
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