今回はジャンプスクエアで連載中の大人気漫画「ワールドトリガー」から、オペレーターながらA級部隊の隊長を務める美少女「草壁 早紀(くさかべ さき)」について解説します。
草壁早紀は真木理佐らと同じく、初登場がコミックス23巻のラストとかなり後発組であり、まだまだその全容は謎に包まれています。
しかし登場するなり、そのキツメの美少女ぶりと15歳(中学生)という若さで読者の話題をさらい、今後の活躍が期待されるキャラクター。
今回は現時点で明かされている草壁早紀の情報について、出来る限り丁寧に深掘りしていくことにしましょう。
ワールドトリガー、草壁早紀のプロフィール(声優未定)
A級4位部隊隊長にしてオペレーターという異色の存在、まさかの年齢
ボジション | オペレーター(A級4位部隊 草壁隊隊長) |
年齢 | 15歳 |
誕生日 | 2月9日 |
身長 | 153cm |
血液型 | B型 |
星座 | かえる座 |
職業 | 中学生 |
好きなもの | データ分析、推理小説、えびグラタン、豆乳鍋 |
声優 | ― |
草壁早紀はA級4位部隊草壁隊のオペレーター兼隊長として、コミックス23巻の遠征選抜試験編から登場したキャラクターです。
登場が後発組なのは緑川以外の草壁隊のメンバーが、ずっと県外にスカウト活動に行っていたからですね。
登場前はA級部隊の隊長ということで、それなりに年長のキャラクターだろうと予想されていたため、15歳という年齢が判明した際はワートリファンからも驚きの声が上がっていました。
外見は茶色のロングヘアを二つに結わえた目つきの鋭い美少女で、年齢に似合わぬ堂々たる態度の持ち主。
性格は年上の隊員たちにも物怖じせずズバズバものを言うタイプのようで、臨時隊長のアンケートの回答では諏訪から「生意気 性格が悪い」と評されていました。
まあ「性格が悪い」については、諏訪は悪友の風間にも同じ評価を下していましたから、親しみを込めての評価なんでしょうね(詳細は後述)。
木虎と同期で元は銃手(ガンナー)、挫折してオペレータ―に(諏訪さんの弟子?)
同い年の木虎とは同期入隊で、元々草壁は銃手(ガンナー)としてボーダーに入隊しました。
しかし草壁は当時同じ銃手だった木虎(後にトリオン量不足から万能手に転向)に勝つことができず挫折。
木虎に勝つためにオペレーターに転向した木虎被害者の会の一員(他は王子隊の樫尾など)であることが明かされています。
その後、草壁は自ら部隊を結成して嵐山隊(5位)を順位で上回り(草壁隊4位)、見事リベンジを果たしました。
ちなみに戦闘員時代は諏訪さんに面倒を見てもらっており、オペ転向時に世話になった小佐野や結束のことを尊敬しているのだとか。
前述の諏訪さんの辛口コメントも、やはり親しい間だからこそということですね。
ちなみに草壁の好きなものにある「推理小説」は諏訪さんと共通していますが、案外これも諏訪さんの影響だったりするのかもしれません。
「生意気な態度を取りながらも諏訪さんを密かに慕っている草壁」とかいいですよね。
ワールドトリガー、草壁早紀の能力
機動力で相手の弱点を突く、草壁隊の指揮官
トリオン | 不明 |
機器操作 | 不明 |
情報分析 | 不明 |
並列処理 | 不明 |
戦術 | 不明 |
指揮 | 不明 |
合計(※) | 不明 |
※オペレーターのパラメーター合計にトリオンの値は含まれない。
現時点で草壁のパラメーターは明らかになっていません。
しかしA級4位部隊の隊長であり、戦闘員4人編成というオペレーターに負担がかかる部隊編成を考えると、そのオペレーターとしての能力の高さは疑う余地がないでしょう。
特に草壁隊は機動力で相手の弱い部分をつく戦術を得意としていますから、求められる情報支援の負荷は相当なものしょうしね。
また、戦闘員がアタッカー、ガンナー、スナイパー、オールラウンダーと全員の役割が異なっていますから、これを上手く組み合わせて相手の弱点を突くというのは、中々指揮官の腕が試されそうです。
草壁は元々戦闘員として入隊し、オペレーターに転向した異色の経歴の持ち主でもあり、そのあたりの経験がどう指揮に反映されるかも楽しみですね。
戦術眼は確か、しかしまだまだ脇が甘い所も……
草壁は遠征選抜試験で臨時チームの評価をする際も、機動力を重視する草壁隊らしく各隊員の機動力の差異に着目していました。
「このメンバーで陣形と火力を両立するのは、急増部隊だと難しいと思うわ」
要は、スナイパーを除く隊員の機動力にバラツキがある部隊は、連携が取りづらくなるため戦闘面で不利になるだろう、という予想ですね。
それ自体は至極もっともな分析で、実際に王子隊や古寺隊は草壁の指摘通り意図的に機動力を合わせて部隊を編成していました。
ただこの時、緑川が内心、
「これたぶん早紀ちゃん、三雲先輩のワイヤーが決まった試合まだ見てないな」
と評している通り、ログデータで隊員の戦術を確認していないなど、年齢相応に脇の甘い部分もあるようです。
ワールドトリガー、草壁早紀の今後予想
サイドエフェクト持ちのオペレーター? 元戦闘員としての経歴
さて、今後の草壁の活躍を予想する上で、一つ気になってくる部分があります。
それは、ファンブックで葦原先生が言及していた、サイドエフェクト持ちのオペレーターが存在するという点です。
このオペレーターの候補となってくるのが、草壁早紀、そして同時に登場したA級2位部隊のオペレーター、真木理佐の2名。
しかし、真木理佐は既にドS系女傑としてキャラが立ちつつあり、単純なオペレート能力、戦術眼についても年少で隙のある草壁より優秀ではと思わせる描写があります。
となると、やはりこのサイドエフェクト持ちオペレーターというのは、年齢や隊長という特異性に見ても、草壁である可能性が高そうです。
サイドエフェクトはトリオン量の値が多い隊員ほど発現する可能性が高いと言われており、元々戦闘員として入隊したという草壁の経歴を考えれば、彼女のトリオン量はそこそこ多いはず。
サイドエフェクトがオペレーター向きだったため、そちらに転向したと考えれば辻褄も合います。
サイドエフェクトと草壁隊の機動力を組み合わせた戦術が、恐らく今後の草壁の活躍の鍵となってきそうですね。
遠征選抜試験、大規模遠征での役割は?
遠征選抜試験で、恐らく草壁隊は片桐隊とともに主人公たちに立ちふさがる「壁」となる可能性が高いでしょう。
他のA級部隊の戦術は既に割れており、ライバル役を担うならやはり新しい戦術、新しい部隊の方が展開的に熱いですからね。
また、A級部隊はある程度遠征に参加する予定の人間が決まっているようでしたから(多分、残留予定の隊員は事前アンケートで選べないようになっていた)、アンケートの選択対象に選ばれている草壁隊は十中八九、遠征に参加することになるはず。
いや、次の展開が待ち遠しいですね。
本記事も、新たな情報が入り次第、内容を随時更新してまいります。
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