「雷句誠」~「金色のガッシュ」作者、小学館とのトラブル(訴訟、編集者、紛失)、右腕骨折(アシスタント)、炎上騒動など~

 今回は「金色のガッシュ‼」の作者として知られる「雷句誠(らいくまこと)」先生について解説します。

 雷句誠先生は岐阜県出身の男性漫画家。

 藤田和日郎先生のお弟子さんでサンデー黄金期を支えた作家さんの一人なのですが、度重なる会社や編集者とのトラブルで小学館と決別。

 当時はストレスのあまり精神的に追い詰められ右腕を骨折したこともあったそうです。

 本記事ではそんな雷句誠先生のプロフィールや経歴、小学館騒動や骨折、炎上騒動などを中心に解説してまいります。

「雷句誠」先生のプロフィール

引用元:雷句誠(X)

基本プロフィール(出身など)

性別男性
本名河田 誠
生年月日1974年8月23日
年齢51歳(2026年3月時点)
出身地岐阜県岐阜市

 雷句誠先生は岐阜県出身の男性漫画家。

 かつて「週刊少年サンデー」で「金色のガッシュ!!」を連載し、サンデー黄金期を支えた作家の一人ですが、編集者などとのトラブルが重なり現在は小学館と距離を置いています。

 元々絵が好きで画家になることも考えていたそうですがピカソの絵の良さが分からず、自分は皆に理解されて喜んでもらえる絵を描こうと高校一年生の時に漫画家になることを決意しました。

 その後、見よう見まねで一年程投稿を続けるも全く結果が出ず、高校二年生の時に岐阜から東京まで向かい編集部に漫画を持ち込んでアドバイスをもらうなど、非常に精力的かつ貪欲に活動していたそうです。

漫画家としての経歴

 雷句誠先生は1991年、高校三年生の時に「BIRD MAN」でまんがカレッジに入選し、これが1993年に週刊少年サンデー増刊号に掲載されプロデビューを果たします。

 高校卒業と共に上京し、藤田和日郎先生のアシスタントを六年近く続け、時折読み切りなどを発表しながら下積み生活を送ることに。

 1999年に週刊少年サンデー超から「ニュータウン・ヒーローズ」で連載デビューを果たしています。

 その後、2001年から週刊少年サンデーで「金色のガッシュ!!」の連載が始まり、これがアニメ化映画化もされる大ヒット。

 順風満帆に見えましたが、この時編集者とのトラブルが重なり(後述)、「金色のガッシュ!!」連載終了と共に小学館との関係を断ち切り、講談社に移籍。

 そこで「どうぶつの国」「VECTOR BALL」などを連載した後、2018年には「BIRGDIN BOARD株式会社」を設立。

 2022年には同社から「金色のガッシュ!!2」の連載を開始し、現在に至ります。


「雷句誠」先生と小学館騒動(訴訟など)

 何かと問題続きの小学館ですが、雷句誠先生は問題が顕在化し始めた切っ掛けとなった作家さんの一人です。

 事の始まりは「金色のガッシュ!!」の連載中。

 「金色のガッシュ!!」の連載終了までの構想がまとまり編集部に申し出たものの、アニメなどを理由にそれを引き延ばされたことで少しずつ歯車がかみ合わなくなることに。

 その後、雷句誠先生が法人化した際に小学館の怠慢により変更手続きが行われず、税務署から追徴課税を受けたこともありました。

 極めつけに編集者に原稿を紛失されてしまい、このことが小学館との訴訟にまで発展。

 最終的に小学館が和解金を支払って訴訟は終結していますが、関係は完全に拗れて雷句誠先生は小学館と縁を切ることになります。

「雷句誠」先生と骨折(アシスタントの怪我)

 雷句誠先生は「金色のガッシュ!!」の連載終盤、上述のトラブルなどでストレスを溜めていました。

 そしてこの時起きた事件が、先生の右手骨折による休載とアシスタントの怪我です。

 事件の概要としては、編集者に見当違いのアイデアを押し付けられてストレスを溜めていた先生が自分の手を机に叩きつけて複雑骨折をしたというもの。

 またアシスタントの怪我に関しては、アシスタントがミスをした際、ミスをしたところをしっかり見ろと怒って顔を近づけたところ、アシスタントも勢い余って机に頭をぶつけてしまったというものです。

 雷句誠先生がアシスタントを殴ったとかいうデマも流れていましたが、これは公式に否定されています(怪我をさせてしまったこと自体は謝罪されています)。

 とにかく小学館とのストレスで心身が限界に達していたことが原因で起きた事件でした。


「雷句誠」先生と旭日旗炎上騒動

 雷句誠先生は小学館以外にも度々トラブルに巻き込まれており、その一つが2025年の年賀状イラストが旭日旗を連想させると韓国の方から謝罪と削除を要求されたものです。

 まぁ、誰が聞いても的外れなクレームなのですが、雷句誠先生はこれにしっかりと対応。

 もし自分がこのような要求に応じれば、今後絵を描く人々か「この日の出の表現」を使うことを委縮して使えなくなってしまうと、理路整然と反論しています。

 雷句誠先生はしっかりと自分の主張を述べられるタイプの作家さんなのでトラブルが多く見えてしまいますが、こういったもんだの際には非常に頼もしい印象ですね。

「雷句誠」先生の素顔(写真)

 雷句誠先生は作品外でもしっかりと自己主張するタイプの作家さんで、SNSやブログで頻繁に情報発信し、インタビューなどにも積極的に応じておられます。

 そうした発信を見る限り、性格的にはやや頑固で自己主張が強く、昔気質な印象。

 仕事に対しては厳しいようで、そうした部分が最近は色々と叩かれやすくなっており、雑誌などであることないこと誇張されて書かれることもあるようです。

 賛否はあると思いますが、先生のようにしっかり主張するタイプの作家さんがいたからこそ小学館の問題が浮き彫りになってきた部分もあり、作家さんが作品外で意見を述べることには社会的意義が存在するのだなと個人的には感じています。



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