「魔都精兵のスレイブ」多々良木乃実～現役女子高生最年少組長、その能力（強さ）や人間関係、ご褒美など～

　今回は「ジャンプ＋」で連載中の「魔都精兵のスレイブ」より、現役女子高生組長「多々良木乃実（たたらこのみ）」について解説します。

　多々良木乃実は魔防隊一番組の組長。

　組長勢の中では最年少で、人懐っこくて明るい元気系美少女です。

　能力も性格もとにかく真っ直ぐな王道ヒロイン。

　本記事ではそんな多々良木乃実のプロフィールや強さ（能力）、人間関係やご褒美を中心に解説してまいります。

「魔都精兵のスレイブ」多々良木乃実のプロフィール

引用元：『魔都精兵のスレイブ』人気投票

　多々良木乃実（たたらこのみ）は魔防隊一番組の組長。

　赤みがかった髪を持つ元気系美少女で、魔防隊として活動する際は髪を後ろでまとめてパイナップルヘアーにしています。

　最年少の現役女子高生組長（高一）で、今も山口県の女子高に在学中。

　性格は元気で人懐っこく、芯が強くて勇猛果敢。

　小学校の頃、下校中に醜鬼と遭遇し、友達を守る為に醜鬼と立ち向かおうとしたがあり、才能もありますがそれ以上に勇気があり過ぎていつか大怪我をすると、前組長の冥加りうに早期にスカウトされました。

　両親は健在で一人っ子。

　魔防隊の組長ということを周囲の友人たちも知っており、その肩書から男性に恐れられ、男っ気のない人生を送ってきたそうです。

　多々良木乃実は北方面を担当する一番組の組長。

　初登場に合わせて、それまで一番組組長を務めていた冥加りうが高齢のためその座を退き、代わりに多々良木乃実が組長の座に就くことが発表されています。

　一番組についてはあまり詳細が語られておらず、冥加りうが副組長として多々良木乃実を補佐し、多々良木乃実の同級生である万倉江真が107話から一般隊員として加入。

　武闘派の冥加りうの影響か、魔防隊で唯一寮内に道場が設置されているそうです。

　多々良木乃実（たたらこのみ）は冥加りうが「数年経てば総組長になる」と評するほどの逸材。

　素手白兵戦を得意とする武闘派で、能力もそれを強化するものとなっています。

能力：金色形意拳（ケモノチカラ）
形意拳をベースに動物の力を身に宿す能力。
単純な身体能力強化に加え、オーラを飛ばして間合いを拡張したり空を飛んだり覚えた動物の数だけ能力が増えていく。

　お気に入りの「虎」の能力を用いた近接戦を多用する傾向がありますが、「蠍」「蛇」「猿（ましら）」から現実に存在しない「翼竜」、「奴隷（スレイブ）」まで模倣可能な対象は何でもあり。

　センスとノリで戦う天才肌で、あらゆる動物の形意拳をシームレスで使い分けることができます。

　作中で多々良木乃実はスレイブ状態の優希を貸し出されています。

無窮の鎖・覇衣
主人とスレイブが独立して戦う通常のスレイブ形態とは異なり、鎧に変化したスレイブを纏って主人が戦う形態。
多々良木乃実の能力が大幅に強化され「黄龍」の形意拳を使用できる。
なお、鎧となった優希自身も胸から顔を伸ばして噛みついたり頭突きしたりして攻撃可能。

　所謂カエルのぴょん吉モードで、少し間抜けですが強化幅が大きく、非常に強力な形態です。

　多々良木乃実は現副組長にして前組長の冥加りうの弟子であり、組長とは言っても実際には冥加りうには頭が上がりません。

　実力は十分ですが、まだまだ組長としては半人前で冥加りうに指導を受けている状態ですね。

　また羽前京香は姉弟子にあたり、多々良木乃実は素手で醜鬼を倒せる京香のことを心から尊敬しています。

　京香がご褒美で優希とキスしている姿を見た際には、京香と優希の関係を応援しようと考えていたものの、ご褒美で優希とデートして以降はその想いも怪しくなっています。

　優希のことは年齢が近いこともあって敬語を使わず気安く会話しており、ご褒美デートの後は呼び方が「和倉君」から「優希くん」に変化しています。

　多々良木乃実（たたらこのみ）のご褒美シーンは96話。

　現役女子高生らしく、デートという健全な内容となっています。

　場所は山の中で何もありませんでしたが、二人で歩きながら彼女の昔の話を聞いたり、理想のデートについて話をしたり仲良く会話。

　最後は気持ちが盛り上がったのか優希が後ろから彼女を抱きしめてキスをしています。

　それ以上のお色気シーンはなかったので、流石に優希も相手が女子高生ということで無意識のブレーキがかかったのかもしれません。