今回は「ジャンプ+」で連載中の「魔都精兵のスレイブ」より、出張中のお姉さん「久重 遙乃(くえ はるの)」について解説します。
久重遙乃は主人公たちが所属する七番組の組員。
本編開始前から長らく七番組を離れ出張中だったため、その存在が語られたのはかなり物語が進んでからとなっています。
組長である京香の先輩にあたり、包容力豊かなお姉さんキャラ。
本記事ではそんな久重遙乃のプロフィールや強さ(能力)、その登場回(何話)を中心に解説してまいります。
「魔都精兵のスレイブ」久重遙乃のプロフィール
基本プロフィール(身長、誕生日など)
身長 | 158cm |
誕生日 | 6月12日 |
血液型 | A型 |
声優 | ー |
久重遙乃は魔防隊の七番組の組員。
ただし物語開始時点で出張組として七番組を離れており、その存在が語られたのはかなり後になってからです(詳細は後述)。
外見は長い髪を一つにまとめておさげにしたおっとり系のお姉さん(ちなみに作中でもトップクラスのきょぬー)。
物腰柔らかで、魔防隊に入ったのも周囲の人を守りたいからという優しい性格の持ち主です。
出張中の七番組組員
久重遙乃が所属する七番組は、メインヒロインの羽前京香が組長を務め、主人公の和倉優希が寮管理人として在籍している部隊。
久重遙乃は七番組の中では一番の古株で、羽前京香が入隊してきた際の先輩でもあります。
ただ前組長・下村夢路の時代に夢路が出世のため隊員たちに過剰な討伐任務を課すようになり、当時、久重遙乃は能力を酷使しすぎて過労で倒れてしまったそうです。
その後、夢路と京香の決闘が行われ、敗北した夢路は魔防隊を去ることに。
その出来事が影響しているのかは不明ですが、久重遙乃は物語開始時点で「出張組」に加わり七番組を一時離脱していました。
ちなみに「出張組」とは女性に超常に力を与える魔都の「桃」を採取するための部隊です。
「魔都精兵のスレイブ」久重遙乃の強さ(能力)
能力:遙乃式神(オリガミ)
久重遙乃の能力は非常に便利で使い勝手が良さそうなものです。
能力:遙乃式神(オリガミ)
自分で折った折紙を式神のように操る能力。
折紙は複数同時に操ることが可能で、気合を入れるほど強度が高まる。
その出力は一般的な醜鬼の身体であれば一撃で貫くほど。
どちらかと言えば後衛、援護向きの能力となっています。
鶴の折紙を無数に操る戦闘スタイルはビジュアル的にも非常に美しいですね。
戦闘能力は未知数
久重遙乃は現時点では本格的な戦闘シーンがないため、その詳しい強さは分かっていません。
勿論、激戦区の七番組で前組長時代から戦っていたことを考えると弱いはずはありません。
ですが彼女は能力的に、一撃の威力より手数で勝負するサポータータイプと推測され、肉体強度の高い強敵相手にどこまで通用するかは未知数となっています。
部隊では一番の年長者ですが、羽前京香や東日万凛に組長、副組長の座を譲っていることを考えると、上に立ち人を率いるには実力不足(弱いというより直接戦闘に不向き)という可能性が高そうです。
「魔都精兵のスレイブ」久重遙乃の登場回(何話)
京香と夢路の過去回想で初登場(98話)
久重遙乃の初登場は羽前京香と下村夢路の出会いを描いた回想回98話。
久重遙乃は下村夢路の横に立って京香を迎え入れ、戦闘では彼女を援護していました。
立ち位置からすると夢路の副組長ポジションのようにも見えますが、それに関しては何も触れられてはいません。
京香が副組長に推薦された時には「大賛成よ」と喜んでおり、京香との関係は良好であったことがうかがえます。
ただその後、大川村寧の加入で醜鬼の殲滅数が上がり、野心を抱いた夢路の無茶な討伐任務の煽りを受け、久重遙乃は能力を酷使しすぎて倒れてしまいました。
現在出張中であることが語られる(103話)
その後、どうなったか語られていなかった久重遙乃ですが、103話で山城恋の口から「出張組」のメンバーとして魔都の桃の採取を行っていることが判明しています。
当時敗北が続いていた三番組のテコ入れのために、「出張組」を一部呼び戻して詰めさせるということでしたが、そこに久重遙乃がいたかは不明です。
京香の留守中に七番組復帰(137話)
137話では総組長選挙の為、優希と羽前京香、東日万凛が七番組を離れている間、久重遙乃が七番組に戻りそのフォローに回っています。
京香たちが戻ってきた後も普通に七番組にいたので、恐らく正式に七番組に復帰したのでしょう。
残留組の駿河朱々や大川村寧との仲は良好そうで、二人に総組長選挙のルールや仕組みについて解説していました。
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