今回は「ジャンプ+」で連載中の「魔都精兵のスレイブ」より、武闘派お婆ちゃん「冥加 りう(みょうが りう)」について解説します。
冥加りうは一番組の副組長を務める老女。
初登場時に多々良木乃実に組長の座を譲っており、周囲からは老いてなお組長に相応しい実力の持ち主と見做されています。
武道の達人で羽前京香らに武道を叩きこんだ師匠。
本記事ではそんな冥加りうのプロフィールや強さ(能力)、人間関係を中心に解説してまいります。
「魔都精兵のスレイブ」冥加りうのプロフィール
引用元:『魔都精兵のスレイブ』人気投票
基本プロフィール(身長、誕生日など)
身長 | 154cm |
誕生日 | 7月7日 |
血液型 | O型 |
声優 | ー |
冥加りうは魔防隊の前一番組組長であり、現在は副組長を務める老婆。
初登場となった組長会議の場で組長の座を降り、世代交代を宣言しています(47話)。
かなりの高齢の筈ですが、未だかくしゃくとして元気いっぱい。
周囲からはまだまだ現役で組長を続けられると評されていました。
厳格な雰囲気を漂わせていますが、「お洒落」が趣味など女性らしい一面も持ち合わせています。
前一番組組長にして現副組長
冥加りうが副組長を務める一番組は北方面の防衛を担当する部隊。
現組長の多々良木乃実は最年少の現役女子高生組長で、冥加りうの弟子にあたります。
その為、組長の座を退いたとはいえ、現時点で実質的に一番組を仕切っているのは冥加りう(最終的な判断は組長の多々良木乃実にさせていますが)。
一番組は(九番組もそうですが)実質的に組長が二人いるようなものと評されていました。
ちなみに冥加りうの方針か、一番組の寮内には魔防隊内で唯一道場が存在しています。
「魔都精兵のスレイブ」冥加りうの強さ(能力)
能力:???(白の霊廟)
冥加りうの能力は、未だその名称や全容が判明していません。
以下は、作中で使用した能力の一部。
能力:白の霊廟
死者一人を呼び出して強化し、使役する。
発動中は術者も強化される。
作中では亡くなった旦那を呼びだして共に戦っていた。
作中では冥加りうの能力使用を見て京香が「白か」と反応しており、恐らく白以外にも複数の能力(霊廟)が存在するものと思われますが、他にどんな能力が存在するかは今のところ分かっていません。
老齢ながら武は達人級
冥加りうの戦闘スタイルは、能力で自分を強化して戦う白兵戦型。
作中では素手で醜鬼を叩き潰していましたが、過去回想では竹刀で京香を打ちのめしており、武器の扱いも得意なようです。
高齢ながら体力はしっかりしていて、戦闘能力は組長級。
後述する通り京香たちの武の師匠でもあり、京香の口ぶりからすると技術的にはまだまだ冥加りうの方が上といった印象ですね(体力や能力による強化を含めると、どちらが強いというのは分かりませんが)。
「魔都精兵のスレイブ」冥加りうの人間関係
組長たちの師(羽前京香、多々良木乃実ほか)
冥加りうは人材育成にも長けていて、現組長である羽前京香と多々良木乃実、そして前七番組組長の下村夢路の武術の師でもあります。
特に羽前京香は「月山大井沢事件」という魔都災害で故郷と家族を失った後、8歳の時から3年間冥加りうの家で過ごし、鍛錬を積んでいたのだそう。
多々良木乃実は現在進行形で指導を受けていますし、魔防隊内の序列とは別に、冥加りうには頭が上がりません。
上運天美羅などは冥加りうは組長引退を惜しんでいましたし、明言はされていないものの実は冥加りうの弟子だった(あるいは指導を受けたことがある)組員は多そうですね。
前総組長・東海桐花とは仲良し
冥加りうは、魔防隊前総組長で現九番組平組員の東海桐花と仲良しです。
東海桐花は能力で見た目JCなので分かりづらいですが、冥加りうと同年代。
作中では気さくに会話を交わす様子が描かれており、非常に仲の良い戦友であることがうかがえます。
山城恋と東海桐花が総組長の座を争った前回の選挙では東海桐花に投票したと発言しており、東海桐花とは長年苦楽を共にしてきたからこそ通じ合うものがあるようです。
ちなみに作中で時折登場する、陰陽寮のお婆ちゃんも冥加りう、東海桐花と同年代の戦友だったそうです。
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