「ふつうの軽音部」野呂あたる~パンクを愛するなんちゃってヤンキー、鳩野をライバル視、真島るりに惚れたか?~

 今回は「ジャンプ+」で連載中の「ふつうの軽音部」より、パンクを愛するなんちゃってヤンキー少年「野呂あたる」について解説します。

 野呂あたるは主人公の鳩野ちひろの同級生で同じ軽音部に所属する少年。

 「カキフライエフェクト」のギターボーカルとして活動しています。

 見た目はパンクロックを愛するいかにもなヤンキーですが、中身はお婆ちゃん子の気弱な少年。

 本記事ではそんな野呂あたるのプロフィールや人間関係、登場話を中心に解説してまいります。

「ふつうの軽音部」野呂あたるのプロフィール

引用元:ジャンプ+

基本プロフィール

 野呂あたるは主人公の鳩野ちひろが通う谷九高等学校の同級生で、同じ軽音部に所属している少年です。

 外見はいかにもなパンクロック風ヤンキー。

 部活中やプライベートでは髪をツンツンに逆立たせていますが、そうでない時は髪を下ろしていることもあるようです。

 誕生日は11月23日。

 パンクロックをこよなく愛し、好きなバンドは「Green Day」「THE BLUE HEARTS」「Rancid」「The Clash」とかなり通。

 見た目はヤンキーですが根は気弱で心優しく、おじいちゃんが入院した際には病院にお世話しに行っていたこともあるそうです。

「カキフライエフェクト」ギターボーカル(下手)

 野呂あたるはバンド「カキフライエフェクト」のギターボーカル。

 中学からのツレでベースの貝原実流(かいばらみる)、ドラムの揚村蒼介(あげむらそうすけ)との三人組です。

 ハロウィンライブでは「Green Day」の「American Idiot」を披露。

 実力はたまき先輩喜田先輩が「ビビるぐらいヘタだ……」とドン引きするほど。

 どうやら地道な努力は「パンクじゃない」と思っていたようですね。


「ふつうの軽音部」野呂あたるはエセヤンキー

 野呂あたるは見た目がパンクでヤンキーなだけで、中身は気弱で意外と真面目な少年です。

 パンクっぽく振る舞ってはいますが、言動の端々から心根の優しさと気の弱さが滲み出ています。

 普通に話せばいいのに、ことあるごとにもじもじするのは何なんでしょうね?

 80話では路上でヤンキーとぶつかり、

『やばい…本物のヤンキーだ』
『めちゃくちゃこわい…』

 とビビりまくり。

 本人もイキっているだけの偽物だという自覚があるようです(一応、その後彼なりに男を見せてはいました)。

「ふつうの軽音部」野呂あたるの登場話(初登場)

 野呂あたるの初登場は47話。

 三年生が引退した後のバンド代表者会議に参加していました。

 この回ではパンクな見た目に反して、おじいちゃんが入院したので練習日を変えて欲しいともじもじ鶴先輩にお願いする可愛い姿が描かれていました。

 再登場はハロウィンライブ編の58~59話。

 驚くほど下手糞な演奏を披露し、周囲をドン引きさせたり苛立たせていました。

 80話では鳩野の正体(後述)を知り、彼女に勝負を挑んでいましたが……


「ふつうの軽音部」野呂あたると神(鳩野ちひろ)

 野呂あたるは鳩野ちひろを勝手にライバル視しています。

 その切欠は、文化祭で鳩野に神が降臨し、中庭でリンダリンダをアカペラで歌っていたと聞いたこと。

 当初、野呂あたるはその「リンダリンダアカペラ野郎(仮称)」の正体が鳩野だとは知りませんでしたが、なんてパンクな野郎なんだと猛烈に意識するようになったのです。

 その後、ハロウィンライブで再び鳩野に神が降臨し、野呂あたる鳩野こそが「リンダリンダアカペラ野郎」だと確信。

 80話でそれを本人に確認すると、七道高校との合同ライブで勝負をしようと持ち掛けていました(相手にされてませんでしたが)。

「ふつうの軽音部」野呂あたると真島るり

 所謂、勘違い下手糞パンク野郎である野呂あたるですが、彼は80話で真島るりにボロカスに言われて凹まされています。

 真島るりは「るりるり帝国」のボーカル。

 可愛い顔してズバズバものを言うタイプの彼女は、野呂あたるに「ヘタクソ」「えらそうなこと言ってるヒマあったら練習しろよ」と周囲が言わずにいたことを言ってしまったのです。

 図星をつかれて凹む野呂あたる。

 そして彼は真島るりを見返してやると、今度は彼女のことを意識しているようで……

【まとめ】「ふつうの軽音部」キャラクター一覧



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