今回は「ジャンプ+」で連載中の「ふつうの軽音部」より、最高の雰囲気イケメン「喜田 大志(きだ たいし)」について解説します。
喜田大志は主人公の2つ年上の先輩で、新田たまき率いる「性的カスタマーズ」のギタリスト。
かつて新田たまきに好意を寄せていたものの、その想いに蓋をし、人間関係に苦しむ彼女を友人として支えることを選んだ内面が最高にカッコいい少年です。
本記事ではそんな喜田大志のプロフィールや新田たまきとの関係性、そのイケメンぶりを中心に解説してまいります。
「ふつうの軽音部」喜田大志のプロフィール
引用元:『ふつうの軽音部』人気投票
基本プロフィール
喜田大志は主人公の鳩野ちひろが通う谷九高等学校軽音部の二歳年上の先輩。
詳しくは後述しますが新田たまきがギターボーカルを務める「性的カスタマーズ」のギタリストです。
外見は癖のない爽やかな雰囲気の好青年で、いわゆる雰囲気イケメン。
ワックスをつけるのが下手すぎて、ワックスさえつけなければかっこいいのにと評されています。
友人想いで周囲に気遣いの出来る優しい性格。
内面が本当にイケメンで周囲から慕われており、お母さんと仲がよく、カッコつけたポーズでお母さんを待っていたり、お母さんの買った変なTシャツを着てきたりと愛嬌があるところも好印象ですね。
「性的カスタマーズ」のギタリスト
前述した通り喜田大志は「性的カスタマーズ」のギタリスト。
「性的カスタマーズ」は3年生4人組バンドで、メンバーは喜田の他に新田たまき(ギターボーカル)、村越渡流(ドラム)、李民俊(ベース)。
新歓ライブや文化祭の引退ライブでトリを飾ったり、軽音部の3年生では一番実力のあるバンドです。
鷹見たちの1年生バンド「protocol.」と比べるとどちらが上というのは分かりませんが、プライドの高そうな鷹見が3年生の実力は認めていて、後に自分たちのバンドの審査まで頼んでいましたので、喜田たちの実力が相当高いことは間違いありません。
「ふつうの軽音部」喜田大志と新田たまき
引用元:『ふつうの軽音部』人気投票
新田たまきに好意を寄せるが……
喜田大志と新田たまきは軽音部でバンドを組む友人であり同級生。
入部当初はそれぞれ別のバンドを組んでいましたが、たまきのバンドが解散した後、喜田の呼びかけで「性的カスタマーズ(命名はたまき)」を結成しています。
二人は1年生の時、共通の友人であった坂口夏帆を通じて親しくなり、友人関係に。
その頃、喜田はたまきに好意を寄せていましたが、それを本人に告げることはありませんでした。
たまきは喜田からの好意に気づいていましたが、初恋相手が女性で同性愛者であることが示唆されているたまきは、そのことに気づかないふりをしていました。
彼女作らない宣言 → 一生の友達へ
喜田大志の幼馴染で新田たまきとバンドを組んでいた坂口夏帆の退部・退学(詳細は後述)の後、フリーになっていたたまきを、喜田は一緒にバンドをやろうと誘います。
当初たまきは気まずさもあってその誘いを断っていましたが、初恋の女性に失恋し、自分の音楽を思い切りやりたいと自分から喜田にバンドを組みたいと申し出てバンドを結成。
引退ライブでトリをかざることを目指してバンドに打ち込みます。
そんなたまきの思いを汲んで、喜田はたまきに対する好意に蓋をし高校では彼女を作らないことを宣言。
「たまき…俺実は前から…」
「めちゃめちゃご当地アイドルにハマっててさ…」
「だから今は学校で彼女とか」
「作る気全然なくて…」
「まあ本気出したらいつでも彼女作れるけどな」
「俺イケメンやし」
そう言って遠回しに告白するつもりはないと告げる喜田にたまきは感謝。
「喜田くん……ありがとう」
「お礼言われるようなことした?」
「……してないね」
44話のこのやり取りは非常にエモく、続く45話で「銀杏BOYZ」の「エンジェルベイビー」の歌詞にのせて「一生の友達」と関係性が示されるところも含めて、作中屈指の名シーンとなっています。
「ふつうの軽音部」喜田大志と坂口夏帆
引用元:『ふつうの軽音部』人気投票
坂口夏帆は喜田大志の幼馴染で、当初新田たまきとバンドを組み、ギターボーカルを務めていた少女。
夏帆は喜田に好意を寄せていました。
しかし夏帆は周囲からたまきの方が歌が上手いことを指摘され、また喜田がたまきに好意を寄せていることを知り、精神的に追い詰められて部を辞め、高校まで辞めて現在は通信制の高校に通いなおしています。
夏帆は見た目は勝気そうですが、実は精神的に不安定なところがあり、たまきに負の感情を持つ自分に嫌悪感を抱き、潰れてしまった形ですね。
喜田は夏帆が高校を辞めた後も連絡をとっていて、友人関係は継続しているようですが……
「ふつうの軽音部」喜田大志はイケメン!
喜田大志は周囲から慕われる心優しいイケメンです。
見た目(ワックス付けるのが下手)も言動(ちょっとマザコン気味?)もちょっと残念なところがありますが、その中身は間違いなく作中最高のイケメン。
たまきとのエピソードは勿論ですが、バンドマンの兄が失踪中の鷹見のことを気にかけ、何かできることはないかと声をかけたり根っからの善人です。
本当に何故こんなイケメンに彼女ができないのか……
引退ライブでは「喜田イケメンやぞ~」と男から歓声が飛んでいて、同性からモテるタイプのイケメンというやつなのでしょうね。
コメント