今回は「宇宙兄弟」の作者として知られる漫画家「小山宙哉(こやまちゅうや)」先生について解説します。
小山宙哉先生は京都府出身の男性漫画家。
モーニングで連載していた「宇宙兄弟」が大ヒット作となり、漫画だけでなくイラストレーターやラジオDJなどマルチな活躍を行っている作家さんです。
本記事ではそんな小山宙哉先生のプロフィールや素顔、活動内容を中心に解説してまいります。
目次
「小山宙哉」先生のプロフィール
引用元:宇宙兄弟(X)
基本プロフィール(本名、年齢など)
| 性別 | 男性 |
| 生年月日 | 1978年9月30日 |
| 年齢 | 47歳(2025年12月時点) |
| 出身地 | 京都府 |
| 最終学歴 | 大阪市立デザイン教育研究所卒業 |
小山宙哉先生は「宇宙兄弟」で知られる京都府出身の男性漫画家。
名前に「宙」と宇宙を連想させる文字が入っているため「宇宙兄弟」を意識したペンネームと思われることが多いものの、普通に本名だそうです。
子供のころの夢はサッカー選手か画家。
美術系の高校、専門学校を卒業し、デザイン会社に勤務した後、編集部への持ち込みを経て漫画家に。
漫画家には「なれたらいいなぁ」とは考えていたものの、なると決断したのは持ち込み作品が受賞した後。
影響を受けた漫画家に鳥山明、松本大洋、小林まこと、新井英樹らを挙げていて、特に井上雄彦の「SLAM DUNK」に強く影響を受けたそうです。
漫画家としての経歴
小山宙哉先生はデザイン会社に勤務しながら「ジジジイ」を「モーニング」編集部に持ち込み、第14回MANGA OPEN審査委員賞(わたせせいぞう賞)を受賞。
以降、「こしのりょう」先生の元でアシスタントをしながら経験を積み、2005年に「モーニング」で「ハルジャン」の連載を開始し、プロデビューを果たします。
その後、持ち込み作品だった「ジジジイ」をリメイクした「ジジジイ-GGG-」の連載を経て、2007年12月から「宇宙兄弟」の連載を開始。
これがアニメ化、映画化もされ数々の賞を受賞する大ヒット作となり、小山宙哉先生は一躍人気漫画の仲間入りを果たします。
「小山宙哉」先生と「宇宙兄弟」
宇宙兄弟は小山宙哉先生初の週刊連載作品であり、宇宙飛行士を目指す兄弟が様々な問題に取り組みながら実際に宇宙飛行士となって、奮闘する姿を描いた物語。
元々小山宙哉先生は特別宇宙に思い入れがあったわけではなく、当時の担当編集者が「宇宙の漫画はどうですか?」と言ったことがこの話を描いた切っ掛け。
その後は、JAXAなどに綿密な取材を行った上で物語を描いていったそうです。
名前が小山「宙」哉ですが、名付けた父親も宇宙に思い入れがあったわけではなく、本当にただの偶然。
強いて小山宙哉先生と宇宙にまつわるエピソードを挙げるとすれば、子供の頃にUFOを見た気がする、程度だそうです。
「小山宙哉」先生の家族・人間関係
小山宙哉先生の奥様は漫画家兼イラストレーターの「こやまこいこ」先生。
奥様と二人の娘さんとの四人家族で、奥様が漫画を描き始めた切っ掛けは小山宙哉先生の日常を漫画に描いてみたら好評だったこと、だそうです。
師匠は「Ns’あおい」の作者としてしられる「こしのりょう」先生で、連載デビューの目途がつくまでの8か月間、アシスタントとしてお世話になったそうです。
「GIANT KILLING」の作者「ツジトモ」先生とは歳もデビューも近く、同じサッカー好きということもあり仲の良い親友。
互いにアシスタントをしていた時期もあるそうです。
「小山宙哉」先生の素顔(写真)
小山宙哉先生は顔出しOK、プライベートもガンガン公開し、色んなメディアに出演している作家さんです。
かなりおちゃめで悪戯好きな性格らしく、その様子は奥様が投稿する漫画や、アシスタントの「まゆしー」が描く「われらがコヤチュー部」で垣間見ることができます。
好きなミュージシャンは、ユニコーン、真心ブラザーズ、カサリンチュで「宇宙兄弟」のアニメ主題歌にはその縁でユニコーンが起用されています。
「小山宙哉」先生とラジオなど
小山宙哉先生は漫画以外の活動も積極的に行っていて、2017年からはラジオDJも担当。
地元京都のFM「α-STATION」で平日21台の帯番組「FLAG RADIO」の偶数月水曜版に出演しています。
またYouTubeでの発信や、宇宙兄弟の会員制ファンクラブ「コヤチュー部プレミアム」向けに放送している、キャラクターの裏話や漫画にまつわるあれこれを話しているラジオ番組「ノンノ・バビア」など、本当に色んなことを手掛けていらっしゃる印象ですね。





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