今回は「るろうに剣心」の作者として知られる「和月伸宏(わつきのぶひろ)」先生について解説します。
和月伸宏は1990年代の少年ジャンプをけん引したレジェンド作家です。
代表作である「るろうに剣心」は後に実写化もされ、その続編が現在も連載中。
彼のお弟子さん(元アシスタント)は「和月組」と呼ばれ、ワンピースの尾田栄一郎先生を始めそうそうたるメンツが名を連ねています。
本記事ではそんなレジェンド和月伸宏先生のプロフィールや漫画家としての経歴、過去の逮捕歴や素顔を中心に解説してまいります。
目次
「和月伸宏」先生のプロフィール
基本プロフィール(年齢など)
本名 | 西脇伸宏 |
年齢 | 55歳(2025年10月現在) |
生年月日 | 1970年5月26日 |
出身地 | 東京生まれ、新潟県長岡市育ち |
最終学歴 | 新潟県立長岡高等学校 |
和月伸宏先生は「るろうに剣心」の作者として知られる週刊少年ジャンプの黄金期を支えたレジェンド作家の一人。
漫画は小学生の頃、3つ上の兄の影響で大学ノートにコマを割ったものを描くようになったそう。
高校時代は剣道部に所属していて、本人曰くかなり弱かったそうですが、その経験が作品に活かされているそうです。
アメコミ好きでゲーマーでフィギュアオタク。
好きなものは何でも作品に取り入れるスタイルをとっていて、単行本などでは何をモチーフにしたかにまで言及しています。
萌えより燃えが、妹系より姉系が好きで、黒髪好きを公言していましたが、後にある事件によりロリコンでもあったことが判明してしまいました(後述)。
漫画家としての経歴
和月伸宏先生は高校在学中の1987年に「ティーチャー・ポン」で第33回手塚賞佳作を受賞しプロデビュー。
高校卒業後は上京し、次原隆二先生、高橋陽一先生、小畑健先生らのアシスタントとして経験を積んでいきます。
その後、1994年から「るろうに剣心 明治剣客浪漫譚」の連載が開始され、これが大ヒットして一気に人気漫画家の仲間入り。
同作はアニメ化、実写映画化までされています。
その後「武装錬金」「エンバーミング」などの連載を経て、2017年からは「ジャンプクスエア」で「るろうに剣心 ・北海道編」の連載を開始。
直後に本人が事件を起こし(後述)一時休載したものの、2018年から連載が再開され、現在に至ります。
「和月伸宏」先生の弟子(元アシスタント)
和月伸宏先生は「るろうに剣心」連載時代のアシスタントが次々と大ヒット作家となったことでも有名です。
先生のアシスタントには「ONEPIECE」の尾田栄一郎先生、「シャーマンキング」の武井宏之先生、「Mr.FULLSWING」の鈴木信也先生、「少年探偵Q」のしんがぎん先生、いとうみきお先生(読切特化の作家)などそうそうたるメンツが名を連ねています。
和月伸宏先生と元アシスタントの方々は「和月組」とも呼ばれ仲が良いことでも知られていますが、先生本人はその呼び方をあまり好んでいない模様。
師匠と弟子と言うより同じ漫画家の同士であると考えており、元アシスタントに対しても「先生」をつけて呼んでいます。
「和月伸宏」先生の素顔(結婚・妻)
和月伸宏先生は身長182cmの巨漢で、自画像に豚を使うことからも分かるように恰幅の良い体型をしておられるようです。
プライベートでは、「武装錬金」の原案を担当し和月先生の連載デビュー前から親交があった小説家の黒碕薫先生と結婚しています。
二人の関係性は、集英社関係者から「のび太と静香」と評されているそう。
公式のSNSなどはやっておられないようで、お子さんの有無などにプライベートの詳しい部分については不明となっています。
「和月伸宏」先生の逮捕歴(送検)
和月伸宏先生は2017年11月21日に児童買春・ポルノ禁止法違反(単純所持)容疑で書類送検され、この影響で一時連載が休止されたことがあります。
警察の発表によると、和月先生はこの時「小学生高学年から中学2年生の女の子が好き」と素直過ぎる証言をしてしまったらしく、このことがファンの間に色んな意味で衝撃を走らせたエピソードは有見栄です。
逮捕の経緯としては他の人間を捜査していたところ、そこから芋づる方式で捜査を広げていった芋の中に和月先生が含まれていたそう。
児童買春・ポルノ禁止法は2014年に改正されており、それ以前の法律では所持自体は禁止されていなかったこともあり、一部ファンの間では先生を擁護する声もあったようです(というかロリコン宣言に爆笑していた)。
「和月伸宏」先生の現在
和月伸宏先生は現在も現役作家として「ジャンプスクエア」で「るろうに剣心 ・北海道編」の連載を続けておられます。
ただ体調不良により2024年6月から休載が続き、9月には万全な形で連載を再開するために長期休載に入ることが発表されました。
具体的な体調不良の理由などは不明。
時期的にアニメの監修などで忙しくされていたようですから、病気云々ではなく多忙により体調を崩されただけ、という可能性が高いように思います。
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