今回は「ヤングジャンプ」で連載中の「ジャンケットバンク」より、白金班主任「白金 円(しろがね まどか)」について解説します。
白金円はカラス銀行特別審査課(通称「特4」)において、宇佐美主任や伊藤主任の兄貴分を自称する主任銀行員。
陽気な笑顔を浮かべた過激な発言が目立つ男性で、作中では銀行員でなければテロリストだとも評されていました。
今のところ他者の戦いを高みの見物していますが……
本記事ではそんな白金円(白金主任)のプロフィールや人間関係、登場話を中心に解説してまいります。
目次
「ジャンケットバンク」白金円のプロフィール
引用元:田中一行/『ジャンケットバンク』
基本プロフィール(年齢、誕生日など)
年齢 | 30歳 |
誕生日 | 3月3日 |
身長 | ? |
体重 | ? |
血液型 | O型 |
趣味 | ? |
好物 | ? |
犯罪歴 | なし |
特記事項 | ? |
白金円はカラス銀行特別業務部4課、通称「特4」に所属する銀行員。
主任銀行員として白金班を率いています。
外見は癖のある髪の毛と丸眼鏡、歯につけた矯正器具が特徴の男性。
軽薄そうな笑みを浮かべ、いつも「適当」な態度をとっていますが、虎視眈々と漁夫の利を狙う計算高い人物です。
6人いる「特4」主任の1人
白金円は銀行賭博取り仕切る「特4」の6人いる主任銀行員の1人。
主任はそれぞれ自分たちの班を率いて互いにキャリア(=銀行員にとっての掛け金)を奪い合っていますが、彼らの真の目的は課長へと昇進することです。
「特4」では6人いる主任の内、自分自身を含め4名以上が推薦した場合、課長へと昇進することが可能。
故に主任たちは他の主任たちを蹴落とし、自分の部下を主任の座に押し込もうとしています。
今のところ白金主任は積極的に課長の座を狙う様子は見せていませんが、その本心は何を考えているのか分かったものではありません。
「ジャンケットバンク」白金円と白金班
白金円率いる白金班には彼以外に四人の銀行員が所属しています。
灰谷蓮司
顔立ちは整っているが、目つきと言動が不気味な青年。
主任にも平気で毒を吐く。
蛇谷絵美里
露出の多いファッションに身を包んだ緩い雰囲気の爆乳美女。
普段はルーズでだらしない雰囲気を漂わせているが、司会をする際は自己暗示により有能な進行役へと変貌する。
津田
名前のみ判明。
坂丸
名前のみ判明。
部下たちが平気で白金主任に悪態をつくなど極めて緩い雰囲気の班ですが、逆に言えば彼らはそんな緩さを保ったまま「特4」の熾烈な環境を生き抜いてきたということで……
「ジャンケットバンク」白金円の人間関係
白金円は同じ「特4」の主任である宇佐美銭丸と伊藤吉兆の先輩にあたり、二人の兄貴分を自称。
作中での様子を見る限り決して後輩二人との関係は良好には見えませんが、白金円はそんなこと全く気にすることなく二人にぐいぐい絡んでいっています。
また同じく主任の片伯部いねとは仲良し。
片伯部いねはファンキーなファッションに身を包んだ老婦人で、部下には自分のことを「ママ」と呼ばせています。
白金円も片伯部のことをママと呼んでいたので、白金は片伯部の元部下という可能性が高そうです。
また、現「特4」の課長のことを「パパ」と呼び、恐れている様子が見て取れますが……
「ジャンケットバンク」白金円の登場話(初登場)
宇佐美と伊藤の争いを高みの見物
白金円の初登場は108話。
宇佐美主任と伊藤主任の戦いを片伯部主任と見物しながら、虎視眈々と漁夫の利を狙う計算高い人物として登場しています。
言動はいい加減ですが読みは極めて的確で、「適当」の正しい意味を体現していました。
ただ、宇佐美主任と伊藤主任の戦いが思ったより互いに被害が出ず、二人が主任解任戦の後を見据えて戦力を温存していることを理解すると途端に不機嫌に。
派手な争いを期待して火事場泥棒をしようとするその様は、片伯部いねから「行員じゃなかったらテロリストだね」と評されていました。
主任解任戦の仕切りを担当
白金円は主任解任戦では最上位のギャンブラーたちが争う「1ヘッド」の司会進行と担当しています。
真経津と眞鍋瑚太郎が争った「シヴァリング・ファイア」、真経津と三角誉が争った「デビルズマイン・ツインズ」と二度。
本当は村雨&天堂と牙頭&漆原が争った「ピーキー・ピッグ・パレス」の司会もする予定だったようですが、それは灰谷に押し付けたようですね。
白金円の仕切りは非常にノリとテンポが良くて観客たちも非常に大満足。
いい加減に見えて押さえるべきところはしっかり押さえた要領の良さがうかがえます。
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