今回は「ジャンプSQ.」でホラーバトル漫画「ダークギャザリング」を連載中の「近藤憲一(こんどうけんいち)」先生について解説します。
近藤憲一先生は目力の強いキャラクターと高い画力に定評のある男性漫画家。
作品以外の部分については謎の多い作家さんで、一時はファンの間で「めだかボックス」作画の暁月あきら先生の別名義なのではと噂が流れたこともありました。
本記事ではそんな近藤憲一先生のプロフィールや漫画家としての経歴、素顔などを中心に解説してまいります。
目次
「近藤憲一」先生のプロフィール
引用元:近藤憲一(X)
基本プロフィール(誕生日など)
| 年齢 | 不明 |
| 誕生日 | 6月25日 |
| 出身地 | 不明 |
近藤憲一先生は「ダークギャザリング」の作者として知られる男性漫画家です。
漫画自体は昔から描いていたそうですが、プロを目指した切っ掛けは後に師匠となる星野桂先生の「D.Gray-man」。
高校3年生の頃にネームで迷っていた際は「D.Gray-man」の模写をして描き方のヒントを掴んでいったのだそうです。
漫画家としてのスタイルは緻密な脳筋で、画力・構成力・アイデア全ての基礎能力を高め、読者が求めるジャンルの作品を描けば人気を取れると考え、それを実際に実現してしまっています。
漫画家としての経歴
近藤憲一先生は2013年に「Legge del Re」が第2回クラウン新人漫画賞で準入選となり、これが読み切りとして掲載されてプロデビュー。
その後、「D.Gray-man」の作者・星野桂先生のもとでアシスタントとして経験を積むことになります。
2016年には「少年ジャンプ+」で朝井リョウ先生の小説で「チア男子!!」のコミカライズを担当し連載デビュー。
2018年には読切版として掲載された「Dark Gathering」が高評価。
2019年に「ダークギャザリング」として「ジャンプSQ.」で連載が開始され、これが2023年にはアニメ化もされるヒット作となり現在にいたります。
「近藤憲一」先生とダークギャザリング
「ダークギャザリング」は霊感体質の青年・螢多朗とその幼馴染の詠子、霊視能力を持つ天才少女・夜宵の三人を主人公としたホラーバトル漫画。
それまで近藤憲一先生はファンタジー作品を中心に描いていましたが、当時の「ジャンプSQ.」はファンタジー漫画が多数存在する群雄割拠。
面白くても連載継続は難しいと考え、当時の誌面に無く自分が興味のあるジャンルとしてホラーを選んだのだそうです。
主人公も高校生とかではなく大学生と小学生だったり、少しずつ王道やテンプレを外しているのが特徴ですね。
「近藤憲一」先生と師匠・星野桂先生
前述した通り、近藤憲一先生は「D.Gray-man」が切っ掛けでプロを目指し、デビュー後にその作者・星野桂先生のアシスタントとして働いた経験を持ちます。
元々は星野先生の現場のデジタル要員として呼ばれたそうなのですが、星野先生の現場はアナログ技術が凄まじく、デジタルだけでなくアナログについても教わり、最終的にはガツガツ背景を描いていたそう。
星野桂先生の現場では2年半ほど働き、非常に学びの多い職場だったとインタビューで語っています。
連載コンペのネームを星野先生に見てもらったこともあり、読者にこのヒロインや主人公がどう思われるかなどプロ作家としての目線についてアドバイスをいただいたそうです。
「近藤憲一」先生の素顔
近藤憲一先生はプライベートはほぼ非公開の作家さん。
過去のインタビューなどをチェックしてみましたが、顔写真などは見当たらず、年齢などプロフィールもほとんど情報がありませんでした。
SNSなどはされてらっしゃいますが、ほぼ作品の情報発信のみでプライベートについてはほとんど触れられていません。
強いて言うなら元々猫派だったもののスタッフの影響で犬好きになり、しかしアレルギーで犬を飼えないということぐらいでしょうか。
「近藤憲一」先生と暁月あきらは似てる?
近藤憲一先生は一時期「めだかボックス」の作画をしてらっしゃった暁月あきら先生の別名義なのでは、という噂が読者の間で流れたことがあります。
これはシンプルに画風が似てらっしゃった(特に「ダークギャザリング」の夜宵と、「めだかボックス」の不知火半袖)ことが理由ですね。
ただ暁月あきら先生は近藤憲一先生が「ダークギャザリング」を連載されている期間中も他の連載などを手掛けておられますし、星野桂先生とのエピソードも踏まえると、同一人物という可能性はゼロ。
本当にただ画風が似ているだけでしょう。



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