「ブルーピリオド」作者／山口つばさ～藝大油画に現役合格？　年齢、素顔は？　結婚はしてる？～

　今回は「アフタヌーン」で連載中の青春アート漫画「ブルーピリオド」の作者「山口 つばさ（やまぐち つばさ）」先生について解説します。

　山口つばさ先生は「ブルーピリオド」の主人公・矢口八虎と同じ藝大出身の女性漫画家。

　美大受験に限らず、美術とはどういうものなのか、美術業界全体について漫画を通じて積極的に情報発信されている作家さんです。

　一方で、プライベートな部分に関しては謎の多い山口つばさ先生。

　本記事ではそんな先生のプロフィールや素顔を中心に解説してまいります。

「ブルーピリオド」作者／山口つばさのプロフィール

引用元：山口つばさ公式Twitter

基本プロフィール（性別、年齢、誕生日、出身地など）

　山口つばさ先生は東京都出身、東京都在住の女性漫画家。

　幼い頃から漫画やアニメが大好きで、何となく漫画の道に進みたいなと考えていたそうです。

　高校は美術系の東京都立芸術高等学校（現在はない）。

　大学は特に美術系に進むつもりはなかったそうですが、高校自体が藝大（美大）目指すでしょ、という空気を放っていたため、それに流されて藝大に進学したそうです（流されて進学できるもんじゃないと思いますが）。

　ちなみに学科・専攻は「ブルーピリオド」の矢口八虎と同じ絵画科油画専攻。

　藝大に入ってから改めて漫画家になりたいという思いが強くなり、以降本格的に漫画を描くようになったそうです。

　大学時代は漫画を作品として提出することが多く、先生からは畑違いだからと距離を置かれ、あまり馴染めていなかったのだとか。

　その冷遇された経験が「ブルーピリオド」にも活かされている、ということですね。

漫画家としての経歴

　山口つばさ先生は大学卒業後、大学の卒業制作などで提出した短編集の漫画を分割して様々な出版社に投稿。

　その中の一つが2014年にアフターヌーン四季賞（夏）で佳作を受賞、2015年に「good！アフタヌーン」で読み切り「ヌードモデル」が掲載され、プロデビューを果たします。

　この時、受賞から読み切り掲載まで、がっつり1年近くボツを出され続けたんだそうです。

　その後、新海誠監督原作の「彼女と彼女の猫」のコミカライズで連載デビュー。

　2017年には「美術を楽しいと思って欲しい」との思いから、自身の藝大時代の経験を活かして「ブルーピリオド」の連載を開始。

　それがマンガ大賞2020を受賞し、アニメ化・舞台化もされる大ヒットとなり、現在に至ります。

　ちなみに2014年の受賞が大学卒業間もない時期の出来事ですから、先生の現在（2023年時点）の年齢は30代前半と考えられます。

「ブルーピリオド」作者／山口つばさは藝大に現役合格

　山口つばさ先生は実は八虎と同じで藝大に現役合格しています。

　当時の絵画科油画専攻の倍率は、今よりも高く30倍程度。

　先生の通っていた芸高から藝大に現役で受かるのは数年に1人といったレベルの狭き門でした。

　ただ先生は八虎のように絶対藝大に受かってやるんだと燃えていたわけでなく、実は元々他の美大に進学するつもりだったのだそうです。

　私立美大に推薦入試で入るつもりが落ちてしまい、慌てて推薦入試後の12月から新宿美術学院（ブルーピリオドに登場する「東京美術学院」のモデルとなった予備校）に通い、浪人覚悟で藝大を受験。

　先生自身はあまり受かると思っていなかったそうです。

　私立美大に落ちて、最難関の藝大油画に受かってしまうのですから、美大受験って本当にわけわかんないですね。

「ブルーピリオド」作者／山口つばさの素顔は？　かわいい？

　山口つばさ先生は「作品にノイズを入れたくない」という理由で素顔を公開されていません。

　全く表に出てこないわけではないのですが、顔はカエルの絵や被り物で隠しています。

　マンガ大賞の授賞式の際も、Twitterアイコンに使われている妙にリアルなカエルの被り物で登場されていました。

　ちなみにカエルの被り物にあまり深い意味はなく、単に先生がカエル好きなだけ。

　高校時代にカエルの被り物をして撮った写真をTwitterアイコンにしており、それが変えるに変えられなくなったのだそうです。

　ちなみにTBSラジオに出演した際、ラジオのインスタ画像に山口先生が写り込んでしまったことがありますが、遠目でぼやけており、何となく黒髪の女性かな、ということ以外何も判別できませんでした。

「ブルーピリオド」作者／山口つばさは結婚してる？

　山口つばさ先生は2019年3月9日に結婚されています。

旦那さんはプログラマー

　では山口つばさ先生の旦那さんとは果たしてどんな方なのか？

　判明しているプロフィールは次の通りです。

　もちろん素顔などは非公開ですが、かなり情報が多いですよね。

　実はこれ、山口先生の結婚式で披露された自作のゲームで公開された情報なんです。

結婚式が凄い！　ガチの自作ゲーム！

先日結婚式をしたんですが新郎新婦がゲームが好きだったので、初代PSゲームソフト風のゲストブックをつくり、ゲスト紹介で70人分の似顔絵を描き、最終的に本当にゲームをつくりました。とてもがんばったのでみて欲しい。 pic.twitter.com/a6qLf74iIp

— ブルーピリオド1〜15▶︎山口つばさ (@28_3) March 11, 2019

　山口先生と旦那さんは共に大のゲーム好き。

　そして職業はプロの漫画家とプログラマー。

　それが高じて結婚式では新郎新婦＋ゲスト70人分がゲームの登場人物風に紹介されたゲストブックが作られ、最終的にはガチでプレイできる「MARRIAGE QUEST」なるゲームまで作ってしまったそうです。

　プロがガチで趣味にはしるとヤバいですね。

【まとめ】「ブルーピリオド」キャラクター一覧