今回はジャンプスクエアで連載中の大人気漫画「ワールドトリガー」から、元弓場隊のオールラウンダー「神田 忠臣(かんだ ただおみ)」、通称「カンダタ」ついて紹介します。
神田は物語開始直前に受験のためにボーダーを除隊した元隊員。
実際に本編に登場したのは一度きりにも関わらず、周囲の証言によって大いにキャラが立ってしまった如何にもワートリらしい男です。
本記事では彼のプロフィールや進路、元弓場隊における役割や除隊の影響を中心に解説してまいります。
ワールドトリガー、神田忠臣のプロフィール(声優除く)
物語開始直前に除隊した元弓場隊隊員
ボジション | オールラウンダー(元弓場隊所属) |
年齢 | 18歳 |
誕生日 | 不明 |
身長 | 不明 |
血液型 | 不明 |
星座 | 不明 |
職業 | 高校生 |
好きなもの | 不明 |
声優 | ー |
神田忠臣はボーダー本部B級弓場隊に所属していた元隊員。
受験に集中するため、物語開始直前の12月にボーダーを除隊したキャラクターです。
外見は長身で穏やかな雰囲気の好青年。
特徴的な前髪をしていますが、これは先行して回想シーンに登場した際、作者が「もう出てこなさそう」と油断して前髪の処理を忘れた結果生み出されたものだそうです。
詳しい背景は語られていませんが、成績優秀で進学校である六頴館高等学校に所属。
亡きお父さんの遺志を継いで建築士を目指しているそうです(死因については語られていませんが、4年半前の第1次ネイバー侵攻で亡くなった可能性が高そうですね)。
ちなみに愛称は「カンダタ」。
名付け親は元チームメイトの王子一彰です。
責任感の強い気遣いの人
神田忠臣は、周囲から責任感の強い気遣いの人と言われています。
わざとらしく気を遣うのではなく、さりげなく「かゆいところに手がとどく」タイプ。
気遣っていることを相手に気を遣わせない気配りの出来る男です。
ただ、弓場隊の弓場隊長や外岡、元弓場隊の王子、蔵内など付き合いの長い人間にはそうした部分も見抜かれていたようですけどね。
受験直前の12月までボーダーランク戦に参加していたのも、神田のそうした気配り、責任感の強さ故でしょう。
ワールドトリガー、神田忠臣の強さ
弓場隊の実質的な指揮官
トリオン | 不明 |
攻撃 | 不明 |
防御・援護 | 不明 |
機動 | 不明 |
技術 | 不明 |
射程 | 不明 |
指揮 | 不明 |
特殊戦術 | 不明 |
合計 | 不明 |
神田忠臣のパラメーター、トリガーセットに関する情報はありません。
分かっていることは、彼が近・中距離に対応したオールラウンダー(万能手)であること。
そして突撃銃(アサルトライフル)タイプのガンナートリガーを使う、指揮官タイプの隊員であったということです。
隊長でエースの弓場が1対1で戦っている間、神田が指揮を執って他の敵を捌くと言うのが、神田、そして弓場隊のスタイルだったそうです。
ポジションこそ違いますが、二宮隊の犬飼、生駒隊の水上に近い、盤面を整えるのが上手い隊員だったのでしょう。
チーム戦の要、除隊により弓場隊は大きく順位を落とす
チーム戦における神田の役割は大きく、神田が除隊した今期の弓場隊はランク戦で4位から8位へ大きく順位を落としています。
今まで指揮を担当していた神田がいなくなったことで、隊長兼エースの弓場にかかる負担が増大。
弓場が指揮に手を取られ、得点力が落ちたことが大きく影響しているものと考えられます。
理想を言えば残る帯島と外岡で上手く弓場がタイマンを張れる状況を作れれば良いのですが、二人ともまだ年少で経験も浅く、そこまで手が回らないというのが実態です。
ワールドトリガー、神田忠臣の進路
神田は高校卒業後、九州の大学への進学が決まっています。
建築士を目指している神田。
ボーダーのある三門市周辺でも建築系に強い大学はありますが、最終的にその大学を選んだ決め手は建築士だった両親が独立する前に一緒にやっていた人が九州にいて、その事務所に誘ってもらったことだそうです。
結局資格を取るには実務経験が必要。
どうせなら大学に行きながらそこでバイトをして仕事を覚えようと思ったのだとか。
王子たちは実に神田らしいと、その選択に納得していました。
ワールドトリガー、神田忠臣の登場回
神田忠臣の登場回はコミックス23巻の199話。
初出演が彼のお別れ会ということになりました。
参加者は弓場隊の弓場隊長、藤丸、外岡、帯島、そして元弓場隊で神田と同い年の王子、蔵内。
中華料理屋で和やかな雰囲気の中、神田の進路や弓場隊の今後が語られていました。
事前に藤丸ののが、ランク戦で上位(7位まで)残留が果たせなければ、
「やっぱりおれがいないと」
「ダメなんすねー、弓場隊は」
とドヤ顔コメントされると予想していましたが、
「いやー、弓場隊に」
「関しては図らずも……」
「神田忠臣という存在の」
「でかさが浮き彫りになった」
「感じですかねー」
「ののさん」
と、ほぼ予想どうりのドヤ顔コメントをかましていましたね。
まあ、これも神田の気遣いです。
その後のやり取りも、
「帯島はこっから」
「どんどん強くなるさ」
「俺が保証するよ」
「神田さん、おれは保証してくれないんすか~?」(外岡)
「トノはもう十分強いよ」
弓場隊、元弓場隊メンバーと神田の信頼関係が良く伝わってくる回でした。
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