【まとめ】「ブルーピリオド」キャラクター一覧(登場人物解説記事のまとめ、随時更新)

 今回は山口つばさ先生が「アフタヌーン」で連載中の青春アートストーリー「ブルーピリオド」において、これまでに登場した主要なキャラクターを一覧形式で整理したいと思います。

 また、併せて本ブログに投稿してきた登場人物(キャラクター)解説記事へのリンクをまとめました。

 内容については物語の進行に合わせて随時更新(解説記事を含む)してまいりますので、興味のある方は是非リンクから読んでやってください。

メインキャラクター

矢口八虎
本作の主人公で、見た目金髪ピアスのインテリヤンキー。
高校2年の時、突如絵の魅力に目覚めて藝大目指して猛勉強。
見事藝大油画専攻に現役合格を果たすが、入学後も苦悩に満ちた日々を送る悩み多き男。
要領と成績は良いが、中身はピュアですぐに泣く。
コーヒーで酔っぱらう特異体質。
藝大1年目の春休み、特撮「武装伝記マゲンダー」にハマる。

鮎川龍二(ユカちゃん)
八虎の高校の悪友で美術部。
所謂「女装男子」であり、見た目は完璧な美少女。
祖母が日本画を好きだったというだけの理由で藝大の日本画専攻を目指すが、結局受験当日に棄権。
浪人して本当に好きだった服飾関係の仕事を目指す。
基本、恋愛対象は男だが、中学時代から片思いをしている女の子がいる。

高橋世田介
八虎が予備校で出会った天才少年。
絵の才能に溢れ、頭も良いが、人付き合いが苦手。
予備校の方針が合わず途中で辞めるも、独学で藝大油画専攻に現役合格する。
友達がいないため、普通の少年らしいイベントに憧れを持つ。
八虎から憧れとも嫉妬ともつかない複雑な感情を向けられている。

橋田悠
八虎が予備校で出会ったおさげ髪の長身少年。
姉2人、妹1人の3人姉妹に挟まれて育った影響か非常に社交的。
非常に博識で絵を描く事より他人が描いた絵を鑑賞することに興味が向いている。
大学は多摩美術大学に進学。
子供の扱いが上手く、大学1年目の春休みには八虎と一緒に絵画教室でバイトをした。

桑名マキ
八虎が予備校で出会った美少女。
予備校のコンクール(油画)で連続1位を取るほどの実力者で、家族全員藝大というサラブレッド。
ただし本人は藝大に現役主席合格した姉の存在がプレッシャーになっていた。
一度は藝大受験に失敗するも、彫刻科に転科し1年の浪人生活を経て藝大彫刻科に合格する。
アイドル好きのギャル系だが、健啖家で面倒見が良く男前。

高校(美術部・友人)

美術部

佐伯昌子(佐伯先生)
八虎の高校の美術教師兼美術部顧問。
ただし教師は嘱託で、本業で絵画教室を営んでいる。
明るい雰囲気の初老の女性で人をのせるのが上手い。

森まる(森先輩)
八虎の高校の1学年上の先輩で、美術部の部長。
八虎が絵を描く切っ掛けとなった八虎の憧れの女性。
武蔵野美術大学に推薦で入学を果たす。
非常に小柄でかわいらしい雰囲気だが、胸部装甲は立派。

山本
美術部の1学年上の先輩。
ふわふわした雰囲気の優しそうな女性だが、海野らと同人活動を行っているということ以外詳しい情報が明かされていない。

海野
美術部で八虎と同学年。
まゆが太くがっしりした体格の化粧っけのない少女。
フィギュアと美少女イラストが好きで卒業後は大阪藝大に進学した。
イケメンの兄がいる。

白井
美術部で八虎と同学年。
眼鏡をかけた真面目そうな少女だが、美術部で一番声が大きく口が悪い。
ただし美術部一面倒見も良い。
卒業後はイラスト系の専門学校へ進学。

城田
美術部で八虎の1学年下の後輩。
見た目はゆるふわ小動物系美少女だがハードガチムチ好き。
衣装や服を作るのが得意で、文化祭などで重宝されている。
彼女以外に美術部後輩の姿がないが、美術部は大丈夫なのか?
卒業した龍二と組んで服飾に取り組んでいる模様。

八虎の友人

歌島
八虎の友人①で、伊達眼鏡のチャラ男。
「マチエールズ」というコピーバンドでギターを担当。
後輩からはモテるが同級生からは全くモテない。

純田
八虎の友人②で、ヤンキーだが人の好い男。
高校卒業後は実家の豆腐屋を継ぐ。
メグミというギャルの彼女がいて、既に両親へのあいさつも済ませている。

恋ヶ窪晋
八虎の友人③で、小指の無いお兄さんから名刺をもらうぐらい厳つい見た目の男。
ただし根は非常に心優しく友人想い。
高校卒業後はパティシエの専門学校に通う。

東京美術学院(予備校)

大葉真由(大葉先生)
八虎・橋田・桑名らを担当した油画コースの講師。
大柄で大きな声の陽気な女性で、3児の母。
飴と鞭を組み合わせた的確な指導で八虎の技術を飛躍的に高めてくれた。
何故かちょいちょい水生生物のトリビアをぶっ込んでくる。

桜庭華子
予備校で八虎と同じ大葉クラスになった少女。
制服をツナギ代わりに着ていたため女子高生と勘違いされていたが、実際は既に2浪していた。
とんでもない美少女で、バイト先の本屋では初出勤時「ビーナス」と呼ばれていたが、貰い物の奇抜な服ばかり着ていたため1か月後には「廃課金アバター」と呼ばれることに。
藝大受験に失敗し、バイト先の本屋に正社員として就職することになる。

岡田さえ
予備校で八虎と同じ大葉クラスになった少女。
おかっぱ頭の元気そうな少女で、かなりガチの骨好き。
作中では受験直前に5円玉で自分に「上手くなれ~」と暗示をかけていた。
志望していた女子美に無事合格を果たす。

石井啄郎
予備校で八虎と同じ大葉クラスになった少年。
坊主頭のふくふくとした体格で、毎日母親の愛情たっぷりの弁当(手紙付)を食べている。
ややメンタル弱めで受験直前は泣きながら絵を破いていた。
受験には失敗し、浪人する。

神山史(フーちゃん)
予備校で龍二と同じ日本画を専攻していた少女。
桑名と龍二の友人で、どちらとも非常に仲が良い。
小柄で髪をツインテールにしたノリの良い少女で、八虎を金髪ピアスくんと呼ぶ。
東美の日本画コース現役生で、唯一藝大に現役合格を果たした。


東京藝術大学

絵画科油画専攻(同級生)

村井八雲
デカいものが好きでガラの悪い青年。
何故か八虎を気に入り、何かと絡んでくる。
ただし絵の実力や知識は確かで、入学試験の成績は次席。
リラックスする裸になるという悪癖がある。

鉢呂健二
八雲と仲の良いゲーム好きの男性。
仏具会社で働いていたことがあり、八雲とモモちゃんとはその頃からの友人。
優しく穏やかだが賭け事に関してはエグイ。
実は日本人ではないらしい。

柿ノ木坂桃代(モモちゃん)
八雲と仲の良い小柄な少女。
広島のお寺が実家で、原宿ファッションと相撲が大好き。
明るいマスコットキャラとして周囲から愛されている。

三木きねみ
元バレー部部長という経歴を持つ大柄な女性。
黙っていると冷たく見えるが、実は気が弱くてとても優しい。
藝大の1次入試ではうっかり八虎の鏡を割ってしまう。
藝大1年目の夏休みは神輿隊の隊長として倒れるまで奮闘した。

藍沢彩乃
きねみちゃんと仲の良い元ヤン女子。
大人びているが方向音痴で、本音しか口にしない素直な性格をしている。
油画専攻でありながら絵を描くのは好きではなく、インスタレーションを得意としている。

田無
見た目に全く気を遣わない系のゲーム好き女子。
大雑把に見えるが面倒見が良く、料理上手。

岡本
のんびりした雰囲気の少年。
Tシャツ作りが趣味で文化祭にも出店していた。
その人の良さから世田介とも仲が良い。
鈴木さんに気があるような素振りをみせている。

鈴木
眼鏡をかけた物腰柔らかそうな大人の女性。
ただし中身はドSであり、困っている人を見ると敢えて何も言わず見守るタイプ。
岡本くんときねみちゃんの反応が好みな模様。

教授・講師・助手

犬飼(教授・副学長)
油画のトップで藝大の副学長を務める男性教授。
ストイックで週6でジムに通っており、スーツの下はムキムキ。
毎朝2時間の読書と月1回の断食を欠かさない。

盧生(教授)
油画の男性教授で八虎たちの担任。
強面ではあるが良くコケて鼻血を出すドジっ子。
非常に面倒見が良い。

猫屋敷あも(教授)
油画唯一の女性教授で八虎たちの1年次の担任。
論理的で面倒見は良いが、合わない奴とはとことん合わない。
独身で非常に若く見えるが、教授なので40は確実にいってる。

槻木蛇目(教授)
油画の男性教授で八虎たちの1年次の担任。
身体が弱くて低血圧でよく研究室の隅っこで寝ており、会食ではよく胃もたれする。
社交性が低く言葉足らずなので誤解されやすい。

蝶矢(教授)
油画の男性教授で八虎たちの2年次の担任。
他の教授陣とは比較にならないほど緩く話しやすい。
ちなみに定時には何があろうと帰る。

夢崎(助手)
猫屋敷教授の助手で見た目ガラの悪いお兄さん。
しかし無茶苦茶面倒見が良く、担当生徒の顔と名前と出身地まで全て覚えている。
また連絡の返信が引くほど早く、教えてもいない誕生日のプレゼントをくれる。

櫻井(助手)
盧生教授の助手で几帳面なお姉さん。
本屋で巻数が順番じゃないと直し、字は引くほどきれい。
ただレシピの”適量”が分からないため料理は苦手。

花陰真里亞(博士課程)
槻木教授の助手・雛菊さんの代理として登場した色っぽくだらしないお姉さん。
お酒好きで酒と引き換えに仕事を引き受けている。

柴田(助手)
犬飼教授の助手。
大柄でムキムキマッチョだが、非常に頼りなく気弱でメガネをかけている。
トイレが壊れたからと教授に助けを求めるぐらいダメ男。

有村(助手)
蝶矢教授の助手で平成ギャル文化が大好きな緩い女性。
学部生時代はヤマンバだったため、そのころからすると大分落ち着いた。

桑名の友人(生徒)

久山
先端芸術表現科に通う学生で、見た目小汚い系のオジサン。
物腰柔らかだが非常に惚れっぽく、桑名も「今月既に13人に告ってるから」と注意されていた。
矢口をノーマークスに誘った一人だが、当人は大学にもノーマークスにも馴染めず、海外に渡った模様。

如月
デザイン科に通うサブカル明るい女子。
付き合って半年のインテリ彼氏がいて、週4でゴールデン街のバーで働いている。
化粧が濃いのですっぴんだと別人。
矢口をノーマークスに誘った一人だが、当人は早々に撤退している。


芸術学科に通う緩い感じの青年。
東美出身。

宍戸
工芸科に通う中性的な雰囲気の青年でマスクをつけている。

杉沢
建築科に通う落ち着いた雰囲気のお姉さん。


佐伯絵画教室

目黒先生
絵画教室の先生で黒髪眼鏡の若い女性。
特撮好きで八虎とは「武装伝記マゲンダー」フレンズ。
やたらリアクションが大きい。

田畑先生
絵画教室の先生で普通の今どきの女性。
自分を甘やかすのが上手く、洋ドラ見ながらフェイスケアし、季節に合った温かい飲み物を飲み、月曜の朝に食べる用のケーキを買う

翔也
絵画教室に通う活発な少年でマゲンダー好き。
乱暴でやんちゃに見えるが相手をよく見ており、八虎を舐めている。

小枝
絵画教室に通うおませな少女。
橋田に非常に懐いていたが、多すぎる習い事に追い詰められ、絵画教室を辞めてしまう。

美玖
絵画教室に通うしっかり系女子。
軽度の色覚異常があり、色の感覚が人と違う。

ノーマークス

不二桐緒(代表)
ノーマークス代表を務める黒髪のおっとりした美女。
通称「フジさん」。
異様に博識で、一度読んだ本の内容は一言一句忘れない。
異様にガサツで異様にピュアで異様にモテる。
「かわいい」が口癖だが価値を保留して何でも面白がっているだけ。

鷹田
ノーマークスに所属するショートカットの勝気な女性。
異様に特撮好きで異様に排他的で異様におせっかいでフジさんにだけ異様に甘い。
周囲からはフジさんの彼女と見做されている。

那須
ノーマークスに所属するちょび髭の中年男性。
店を出さないかと誘われるほどカレーが得意。
スパイスを買うためインドへ行き、ナンを知るためネパールに行き、米を作るため田んぼを共同所有している。
普通に店開け。

仰木
ノーマークスに所属するふわふわして声がかわいい女性。
浜木さんの恋人。

浜木
ノーマークスに所属する若い男性。
仰木さんの恋人でカメラマン。

その他

小野冴夏
メディアで取り上げられている若手売れっ子アーティスト。
藝大からはあまり評判が良くない。
テレビなどではキャラを作っていてクール系だが、中身はややポンコツ。
マンガ好きでジャンプを愛読している。

真田まち子
八雲たちの旧友。
かつて彼らと共に創作に励み、2年早く藝大に合格したが、既に故人となっている。
才能に溢れ、学生ながら個展の依頼がくるなど活躍していた。

山口つばさ
本作の作者で藝大出身の女性漫画家。
素顔を表に晒さず、表に出る時はカエルの被り物をしている。
既婚者。



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