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「賢い犬リリエンタール」の感想~ワールドトリガーの葦原先生が描く名作、宇佐美、唐沢との繋がりは~

 今回はワールドトリガーの作者、葦原先生が2009~2010年に少年ジャンプで連載されていた名作「賢い犬リリエンタール」について紹介させていただきます。 本作は、喋る不思議な力を持った犬(?)リリエンタールを中心に描かれたSFコメディ漫画であり、当時のジャンプの読者層には合致しなかったのか32話と比較的短命で打ち切られた作品です。しかしたくさんの個性豊かで優しいキャラクターとその作風は、今の荒んだ世の中でこそ読んでいただきたい紛れもない名作。その魅力について今日は語らせていただきます。
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「僕の心のヤバイやつ」感想&考察(ネタバレ注意)~作中に散りばめられたネタが”ヤバイ”むずむず系ラブコメ~

 今回は「マンガクロス」で連載中、ヤバイと人気沸騰中のラブコメ「僕の心のヤバイやつ」について紹介させていただきます。 本作は中二病の冴えない少年とモデルをしている高嶺の花の少女のラブコメという、ある意味テンプレ的な設定なのですが、この二人とにかくヤバイ。 読んでいて背中が痒くなるようなニヤニヤ展開と、「おいおいそれって……」と気づくと思わずニヤニヤしてしまうような小ネタが散りばめられており、もうとにかくヤバイのです(語彙力低下)。
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「コタローは一人暮らし」~ドラマ化もされた人気作! ドラマとの違い、コタローの魅力、父親・母親は今!?~

 今回は、「ビッグコミックスペリオール」で大人気連載中の「コタローは一人暮らし」について紹介したいと思います。 本作は電子コミック大賞などで徐々に人気に火が付き、2021年4月から関ジャニ∞の横山裕さん主演で実写ドラマ化もされています。  まだ漫画本編が完結しておらずドラマは独自の結末を迎えましたが、こちらでは漫画版を中心にコタローを取り巻く人々、彼の父親や母親との関係について解説していきたいと思います。
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「百姓貴族」感想(あらすじ含む)~銀の匙の作者、荒川弘先生のリアル農家エッセイコミック、担当イシイさんがかわいい~

 今回は「鋼の錬金術師」「銀の匙」などのヒット作で知られる人気作家、荒川弘先生がウイングスで連載中のリアル農家エッセイコミック「百姓貴族」について紹介させていただきます。 荒川弘先生が女性で、農家出身というのは広く知られた話だと思いますが(知ってるよね?)、本作は荒川先生の実家での農家としての経験、そして上京してから感じた世間と農家とのギャップを赤裸々に綴った珍しいエッセイコミックとなっております。 筆者は実家が農家なので半分荒川先生側なのですが、農業経験がある方もない方もゲラゲラ笑いながら楽しめる本作の魅力を語っていきたいと思います。
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「ハコヅメ〜交番女子の逆襲〜」の感想(ネタバレ注意)~女性警察官のリアルな日常、ドラマ化に続いてアニメ化も~

 今回は泰三子先生がモーニングで連載中の大人気警察日常漫画「ハコヅメ〜交番女子の逆襲〜」を紹介したいと思います。 このハコヅメは、連載当初からドラマ化したら絶対に面白いと言われ続けてきた作品。 交番勤務女子のリアルな日常と葛藤、そしてどこかに実在しそうな警察官と、ひょっとしたらそんなこともあるのかも、と思わせてくれる数々の事件のバランスがとにかく絶妙なのです。 2021年7月から日テレでドラマ化され、2022年1月からアニメ化された本作の魅力について解説していきます。
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「リアデイルの大地にて」~アニメ化を受けて、本作の『水車事件』から『なろう系』を語ってみる~

 今回は、小説家になろう発「リアデイルの大地にて」が書籍化、漫画化を経てとうとうアニメ化が決定したことを受け、紹介記事を書かせていただきたいと思います。 まず最初にお断りしておくと、小説家になろう発の作品は一般に「なろう系」と呼ばれ、従来のライトノベルと比べて一段下に見られることが多いですが、筆者にそのような意識はありません。しかし本作では、漫画化の際に「水車事件」という痛ましい事件が発生してしまい、「なろう系」はこれだから、と言う人がいるのも事実。 今回は、なろう系作品の抱える課題と魅力を、「リアデイルの大地にて」の紹介を通じて語らせていただこうと思います。
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「シャーマンキング」~新作アニメ化を受け、あの伝説の最終回、そして連載打ち切りについて語ってみる~

 今回は2021年4月に新作アニメ化が決定された「シャーマンキング」について、伝説の最終回と呼ばれた漫画版の最終回と打ち切り、そして旧アニメ版のラストを中心に振り返ってみたいと思います。 そもそもシャーマンキングとは1998年から2004年まで週刊少年ジャンプで連載され、アニメ化済みの作品。それが長い年月を経て、今は講談社に移籍してシャーマンキングのその後を描いた続編、「シャーマンキングスーパースター」が連載されています。 その遍歴と経緯について、当時の思い出とともに語らせていただきます。
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「プラタナスの実」の感想(あらすじ、ネタバレ含む)~ドラマ化された「テセウスの船」作者の最新作~

 今回は、ドラマ化された「テセウスの船」の作者でもある東元俊哉先生の「プラタナスの実」について紹介したいと思います。 プラタナスの実は風変わりな小児科医、鈴懸真心(すずかけ まこ)が、子供たちとその親に優しく向き合う物語です。過酷な小児医療の現場をリアルに、様々な人物の視点から描いており、思わずほろりとしてしまう作品ですので、読む前に是非ハンカチのご準備を。
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「ブルーロック」の感想(ネタバレ注意)~大炎上の理由、担当T屋氏の狙い通り? アニメ化は?~

 今回は週刊少年マガジンで連載中、金城宗幸先生原作のダークサッカー漫画「ブルーロック」について紹介したいと思います この作品、皆さんご存じかもしれませんが、色んな所でサッカーファンの怒りを買って炎上してます。内容がどうとか以前に、作中で堂々と実在するサッカー選手を馬鹿にしていますから、そりゃあ怒られて当然。もちろん、そういうゴタゴタを抜きにすれば面白い話ではあるのですが……
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「ふたりソロキャンプ」の感想~一部でうざい、気持ち悪いと言われる理由は?~

 今回はイブニングで連載中の「ふたりソロキャンプ」について紹介します。非常にツッコミどころ満載の漫画ですが、それを補って余りあるほどキャンプについての描写が細やかで魅力的。  キャンプ好きの方もそうでない方も、読んでいてキャンプっていいなぁ、そう思える作品です。
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