今回は「ジャンプ+」で連載中の「魔都精兵のスレイブ」より、東家のキレイな直哉こと「東 誉(あずま ほまれ)」について解説します。
東誉は魔防隊九番組の組員であり、名門東家の一員。
その才能を見込まれ分家から本家に養子入りした優秀な人材ですが、本家の人間の実力を目の当たりにして精神的に挫折し、歪んでしまった少女です。
幼い頃の日万凛をイジメていたり当初は負の側面が目立っていましたが、根は真面目で彼女もまた東家の実力至上主義の被害者。
本記事ではそんな東誉のプロフィールや強さ(能力)、話題となった禪院直哉との共通点を中心に解説してまいります。
「魔都精兵のスレイブ」東誉のプロフィール
引用元:『魔都精兵のスレイブ』人気投票
基本プロフィール(身長、誕生日など)
身長 | 158cm |
誕生日 | 9月9日 |
血液型 | B型 |
声優 | ー |
東誉(あずまほまれ)は魔防隊九番組の組員。
九番組組長の東風舞希の養子であり、九番組、六番組、七番組それぞれの副組長を務める東麻衣亜、東八千穂 、東日万凛の義理の姉妹にあたります。
年齢は長女・麻衣亜と次女・八千穂の間。
外見はツートンカラーの髪が特徴のパンクな衣装に身を包んだ女性で、目が悪いわけではありませんがよく右目に眼帯をつけています。
性格は格下を見下し口汚くののしるタイプの問題児で、以前から日万凛をイジメていました。
ただこれは幼い頃から東家の過度な実力至上主義に晒された結果で、根は真面目で育ちの良いところが垣間見えます。
見た目に似合わず男性経験はなく初心で、堅実にデータ収集をするタイプ。
好物はハンバーガーです。
九番組組員(東家分家からの養子)
東誉(あずまほまれ)は北西方面を担当する九番組の平組員。
九番組のメンバーは全員が東家の一族で構成されています。
東家は魔防隊の歴史と深いつながりを持つ名門で、九番組組長の東風舞希の母・東海桐花はかつて総組長も務めていました。
東誉は元々、東家の分家の生まれだったのですが、その能力の優秀さを見込まれ本家の風舞希の養子に。
ただそこで海桐花によって執拗に親族同士で競わされ、かつ本家の実力者を目の当たりにして挫折した結果、東誉はすっかり捻くれてしまいました。
日万凛をイジメていたのは、実力もなく結果も出せていないのに、恵まれたポジションにいる彼女に嫉妬してのことだそうです。
「魔都精兵のスレイブ」東誉の強さ(能力)
能力「行雲流水(パイソン)」
東誉の能力はシンプルなように見えて意外とテクニカルな能力です。
能力:行雲流水(パイソン)
自分の行動を脳内で予め入力することで、その実行中は肉体を超絶強化できる能力。
一度入力した行動は変更できない。
能力実行中はパワー・スピード共に「無窮の鎖・旋風」をも上回る。
特にスピードの強化幅は大きく、傍から見れば瞬間移動や時間を飛ばしているレベルですね。
能力使用時は腿をキーボードに見立ててタイピングしていますが、これはより精妙な命令を組むためのルーティンで、脳内イメージだけでも能力の使用は可能。
能力実行中に周囲の情報を拾い、能力が切れた瞬間すぐに次の命令を入力・実行する絶え間ないヒット・アンド・アウェイが得意技です。
ちなみに敏感肌で、肌の露出が多いのは少しでも周囲の情報を集めるため。
八千穂との相性は最悪
東誉の能力は強力ですが、一度入力した行動は取り消せないため、シンプルに「誉より動きの速い相手」または「カウンタータイプ」との相性はよくありません。
特に時間停止・巻き戻し能力を持つ東八千穂との相性は最悪で、行動にカウンターを合わせられてしまうため、誉は正攻法で八千穂に勝つことは完全に諦めていました。
この相性差も、東誉が歪んでしまった理由の一つかもしれんね。
「魔都精兵のスレイブ」東誉と禪院直哉(共通点)
東誉は、呪術廻戦の「論外の男」こと禪院直哉と共通点が多いと、ファンの間で話題になっていました。
まず、直哉の能力「投射呪法」は「1秒を24分割し自分の視界を画角とし、予め画角内で決めた動きをトレースする」というもので、「予め動きを入力」「超スピードで動ける」「一度決めた動きは変えられない」と東誉の能力と共通点が多いです。
また親族をイジメていた行動も共通していました。
ただ東誉は直哉ほどクズではなく、根は基本的に真面目な少女。
言うなればキレイな直哉といったところでしょう。
「魔都精兵のスレイブ」東誉の動向
東の晩餐で日万凛に敗北
東誉は東家の当主を決めるバトルロワイヤル「東の晩餐」の参加者の一人として登場しました。
東の晩餐では格下と見做してかつてイジメていた日万凛に絡み、最初に襲い掛かります。
東誉の能力では八千穂に勝ち目がないため、先に日万凛を倒して監禁し、八千穂への人質にしようという発想がみみっちかったですね。
和倉優希の「無窮の鎖・旋風」を上回るスピード・パワーを見せつけ一時は日万凛を圧倒した誉でしたが、日万凛と優希の新技「天進」により、敗北しています。
晩餐後は女として和倉優希を奪おうとするが
東の晩餐で東風舞希が勝利し当主となって以降は、東家の過度な実力主義の是正が掲げられ、東誉の態度も大分軟化しています。
日万凛が東の晩餐で実力を示したこともあり、関係は大幅に改善し任務でもしっかり連携できるようになっていました。
一方で、誉は日万凛に負けたこと自体には納得がいっておらず、和倉優希を誘惑して寝取れば自分の勝ちだと度々彼に夜這いをかけたり襲い掛かるように。
ただし誉は男性経験がなく初心なため、あと一歩のところで押し切れません。
また夜這いに駿河朱々と鉢合わせして取っ組み合いになったり、今のところ優希を奪う計画は全く進展がないようです。
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