今回はマンガワンなどで茅原クレセ先生が連載中の超新宿系サディスティックコメディ「星屑の王子様」から、新人ホスト「ビビ」について解説します。
ビビは主人公たちが働くホストクラブ「エンペラーファースト」の新人ホスト。
騙されやすくいつも天使レイにカモにされていますが、ビジュアルは良く伸びしろの有るホストです。
作中ではかわいい彼女に刺されてしまった悲しい一幕も。
本記事ではそんなビビのプロフィールや人間関係、作中での成長を中心に解説してまいります。
「星屑の王子様」ビビのプロフィール
引用元：星屑の王子様【公式】
基本プロフィール
ビビは主人公の源リキヤや天使レイたちが働くホストクラブ「エンペラーファースト」の新人ホスト。
外見は金髪ロングのビジュアル系で、歯科矯正中だった物語序盤は常にマスクを着けていました。
こんな見た目で騙されやすく、ホストとしてはかなり真面目で小心者。
天使レイのチームに所属しており、入店早々レイにカモられて金を巻き上げられ借金をしています。
騙されやすい新人ホスト→幹部補佐
物語序盤のビビは本当に頼りない新人ホスト。
リキヤチームの新人ゆやと共に真面目に頑張ってはいたものの、中々結果がでず苦戦する姿が描かれていました。
こつこつ営業して一発１００万円いれる客を捕まえたものの、実はその客が掛け飛び常習の詐欺師だったりと踏んだり蹴ったり。
そこをレイやギンジにフォローしてもらい、一歩ずつ成長していっていました。
その後、本カノを客にしたことでトラブルとなり、刺された一件（後述）を切っ掛けにホストとして覚醒。
見た目もマスクを外してあか抜け、役職も幹部補佐へと昇進しています。
「星屑の王子様」ビビの過去（前職）
ビビはホストクラブに勤める以前はブラック企業勤めの会社員（？）でした。
サロン的な所に人を集める仕事で、ちゃんとした会社だったかどうかも怪しく、手取りはいいものの接待交際費が自腹でなぜか働けば働くほど赤字。
焦って投資詐欺グループや詐欺会社の求人にも引っかかり、大手の消費者金融には大体手を出したそうです。
完全に追い詰められていたところ、偶然天使レイの動画を目にし、ワンチャンないかなとホストクラブの門戸を叩きました。
「星屑の王子様」ビビと天使レイ
ビビは前述した通り、天使レイに憧れてホストになりました。
ただし、入店早々レイのヘルプについたら麻雀でカモられて４０万円借金。
その後、顔を合わせる度にパチンコ代をせびられたりいいように使われています。
自信に満ちたレイのことはカッコいいと憧れているものの、部下になってレイの性格のクソさ加減も思い知っており、憧れているけどコレに憧れたら終わるという二律背反に悩まされています。
ただ何だかんだレイに救われ転がされており、根っこの部分で徐々にレイに依存していっていました。
「星屑の王子様」ビビ、彼女に刺される
かわいいバンギャの彼女ができるが……
40～43話ではビビにかわいいバンギャの彼女ができ、破綻するエピソードが描かれています。
彼女の名前はキリカ。
同じビジュアル系バンドが好きで、その縁で付き合い始めました。
ただその関係はビビがキリカを店に客として読んだことで破綻。
ビビ本人に悪意は無かったものの、ビビに会うためにホストクラブに通うことになったキリカは金銭的にも精神的にも追い詰められ、ストレスから過食症に陥ってしまいます。
そしてビビが久しぶりにキリカの家に行くと、ブクブクに太って見る影もない彼女の姿が。
ビビはもう「お金はもういい」とこれ以上無理しないでと告げたのですが、キリかはそれを「自分はもう用済み」と解釈。
ビビを包丁で刺してしまったのです。
ホストとしての悲しい成長
幸いと言うべきか刺された傷は浅く、ビビにストーカーしていた客の女性が警察に通報してくれたことで一命を取り留めたビビ。
キリカは殺人未遂で逮捕されることとなります。
自分がキリカを不幸にしたことでホストを辞めようかとも考えていたビビですが、レイに「お前の女が命がけで上げた売り上げ無駄にする気かよ」とハッパをかけられ、覚悟を決めてホストを続けることに。
ラストシーンでは自分にストーカーしていた客の接客中キリカを思い出しながら「独占欲強いんだ、嬉しいよ」と甘く囁き、ホストとして一皮むけた姿が描かれていました。
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