今回は「週刊少年サンデー」で連載中の大人気ファンタジー「葬送のフリーレン」から、ザインの幼馴染「戦士ゴリラ」について解説します。
戦士ゴリラはフリーレン一行の僧侶ザインの幼馴染。
かつてザインと共に英雄になろうと夢を語っていましたが、10年前に北側諸国に旅に出たまま現在は消息不明となっています。
名前のインパクトだけは既に英雄クラスの戦士ゴリラ。
本記事ではそんなゴリラのプロフィールや名前の由来、ザインとの関係や現在の行方を中心に解説してまいります。
「葬送のフリーレン」戦士ゴリラのプロフィール
引用元：『葬送のフリーレン』公式
基本プロフィール
戦士ゴリラはフリーレン一行の僧侶ザインの幼馴染。
本人は今のところ本編未登場で、ザインの回想シーンにのみ登場しています。
回想シーンでは少年期から青年期までの姿が描かれており、いずれも外見はツンツン頭の活発そうな男性。
性格は無鉄砲で友達想い、周囲の人々から慕われる好青年だったようです。
作中では10年前にザインに共に冒険者になろうと誘いますが、ザインは兄を一人にできないとその手を取ることができませんでした。
その後、戦士ゴリラは3年後の収穫祭までに戻ってくるのでその時は一緒に出ようと言い残し、北側諸国を巡る旅に出かけましたが、10年経った今でも彼は戻ってきていません。
声優は手塚ヒロミチさんが担当。
戦士ゴリラの登場回（初登場）
戦士ゴリラの登場回はザインの初登場回でもある原作27～28話と34話。
27～28話ではかつてザインを冒険者になろうと誘った幼馴染としてのみ語られ、その名前については未登場。
34話「英雄の像」で戦士ゴリラという名前や英雄を目指した経緯、その詳しい人柄などが語られています。
「葬送のフリーレン」戦士ゴリラの名前の由来（本名）
忘れられない英雄を目指し自ら戦士ゴリラを名乗る
戦士ゴリラというのは当然ですが本名ではなく、彼が自らそう名乗り周囲に呼ばせていた名前です。
彼が戦士ゴリラを名乗り出した切っ掛けは、故郷の村にあった大昔の英雄の像。
筋骨隆々のエルフの戦士とアゴヒゲの人間の僧侶の二人組の像なのですが、あまりに昔の存在で誰もその名前を憶えていません。
自分とザインに似た二人組の境遇に寂しさを覚えた彼は、自分は絶対に忘れられない英雄になると誓います。
そして忘れられない英雄になるなら名前のインパクトは大事だろうと、自ら戦士ゴリラを名乗り出したのです。
ちなみにザインは僧侶アゴヒゲ。
ザインはその場に立ち会ったハイターに、まだ髭も生えていないのにそう名付けられていました。
本名は幼馴染でさえ忘れている
戦士ゴリラの本名は不明です。
当然本名がないはずがないのですが、本人がどこでもそう名乗り、周囲にもそう呼ばせていたため、皆本名を忘れてしまっています。
幼馴染で親友のザインでさえ、シュタルクに彼の本名を尋ねられて首を傾げていました。
ゴリラのインパクトが強すぎて、本名はすっかりかき消されてしまったようです。
「葬送のフリーレン」戦士ゴリラとザイン
引用元：『葬送のフリーレン』公式
戦士ゴリラはザインの幼馴染であり親友。
幼い頃は共に冒険者を目指し、一緒に小さな冒険を沢山していました。
ザインは大人になるにつれて冒険者になる夢を忘れかけていましたが、戦士ゴリラは一緒に冒険者になろうとザインを誘います。
しかしザインは兄を故郷の村に一人置いて旅に出ることはできないとその手を取ることができず、戦士ゴリラは10年前に一人で村を旅立っていきました。
ザインは今でもその手を取れなかったことをずっと後悔し続けています。
村でずっと燻っていたザインですが、彼は兄とフリーレンたちに背中を押され、戦士ゴリラを探すためにフリーレン一行の旅に同行することになります。
「葬送のフリーレン」戦士ゴリラの現在は（死亡？）
戦士ゴリラの現在の行方、消息は不明となっています。
分かっているのは10年前に3年ほど北側諸国を巡る旅に出ると旅立ち、10年経っても戻ってこなかったこと。
故郷の村から魔法都市オイサースト手前の集落までは目撃情報が残っておりその後は北側諸国の中部の交易都市テューアに向かったというところまでです。
当初ザイン自身も諦めていたように、10年も帰ってこなかったということは普通に考えて戦士ゴリラは死亡しています。
大怪我をして戻れなくなったとかでも、生きているなら手紙の一つぐらい出せるでしょうしね。
他にあり得るとすれば記憶喪失とか、何者かに捕まったとかそういう特殊な事情ぐらい。
ただ何にせよ戦士ゴリラはザインの旅の目的ですから、死亡していたとしても何かザインに遺していそうではあります。
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