青年漫画

レビュー

「だんドーン」感想&評価(ネタバレ注意)~ハコヅメの作者が「日本警察の父」を描いた幕末コメディ~

 今回は「ハコヅメ」の作者・泰三子先生がモーニングで連載中の本格幕末コメディ「だんドーン」について解説します。 この作品の主人公はほぼ知名度ゼロの男「川路利良」。 後に「日本警察の父」と呼ばれる幕末の薩摩藩士で、「ハコヅメ」ファンには「天パじゃない源」と言えばイメージしやすいかもしれません。 話そのものはコミカルで読みやすい一方、複雑な時代の物語故の難しさもあるこの「だんドーン」。 本記事ではそのあらすじや登場人物の解説を踏まえ、忌憚のない感想を語ってみようと思います。
税金で買った本

「税金で買った本」椎名真司(図書係長)~怒られ慣れてるお人好しの中間管理職、登場話(何話?)と魅力~

 今回はヤンマガ本誌で連載中の図書館お仕事コメディ「税金で買った本」から、苦労人の中間管理職「椎名 真司(しいな しんじ)」について解説します。 椎名真司は主人公の石平くんたちが働く図書館の図書係長。 中間管理職という立場上、いつも上と下の板挟みになってヨレヨレになっている男性職員です。 過酷な職場環境ですが本人はいたって穏やか、最後の砦として図書館員たちに頼りにされている椎名図書係長。 本記事ではそんな彼のプロフィールやメインエピソード(何話に登場?)中心にその魅力を深掘りしてまいります。
推しの子

【推しの子】15年の嘘(ネタバレ注意)~配役(キャスト)やインタビュー伏線、全ての謎の鍵を握る実録映画を考察~

 今回は原作・赤坂アカ、作画・横槍メンゴの豪華タッグがヤングジャンプで連載中の人気作【推しの子】において、この物語の核をなす映画「15年の嘘」について考察していきます。 「15年の嘘」は作中でアクアが五反田監督たちと組んで製作することになる星野アイの半生を描いた映画。 ただの映画ではなく、アイが殺された理由を含め物語の謎全てが集約された内容となっています。 コミックス1巻各話に挟まれたインタビュー伏線もこの「15年の嘘」にまつわるもの。 本記事では「15年の嘘」の概要や配役、インタビュー伏線やアクアたちの真の目的について深掘りしてまいります。
レビュー

「路傍のフジイ〜偉大なる凡人からの便り〜」感想&評価(ネタバレ注意)~あらすじ、登場人物の解説付きで魅力を深掘り~

 今回は「ビッグコミックスピリッツ」で連載中の「路傍のフジイ〜偉大なる凡人からの便り〜」について解説します。 この作品は地味で目立たず、周囲から「ああはなりたくないな」と思われてそうな中年男性「藤井さん」と、その周囲の人々の一面を切り取った人生劇場。 変人主人公と主人公に影響された人々の話と言えばそれまでなのですが、ただそれだけではない不思議なテイストの作品です。 本記事では「路傍のフジイ」のあらすじや主な登場人物の解説も踏まえ、その魅力を深掘りしていきたいと思います。
レビュー

「つばめアルペン」感想&評価(ネタバレ注意)~ズレたかわいい山岳部女子のゆるあつガールズコメディ~

 今回は「となりのヤングジャンプ」で連載中の山岳ガールズコメディ「つばめアルペン」について解説します。 「つばめアルペン」は友達を作ろうと張り切り高校デビューに失敗した主人公が、山岳部の活動を通じて成長していく青春コメディ。 昨今、いわゆる「山ガール」をテーマにした作品は珍しくありませんが、山岳競技でインハイを目指すというのはあまり見たことがないように思いますね。 本記事では「つばめアルペン」のあらすじや主な登場人物の解説も踏まえつつ、その魅力を深掘りしてまいります。
レビュー

「あくたの死に際」感想&評価(ネタバレ注意)~粘着質で胸にヒタヒタくる感じが絶妙に面白い~

 今回は「裏サンデー」や「マンガワン」で連載中の「あくたの死に際」について解説します。 「あくたの死に際」は大手企業に勤め順風満帆な日々を送っていた主人公が、突然心を病んだことを切っ掛けに小説家を目指すという物語。 主人公は人気作家として活躍している後輩の期待と安定を求める恋人との間で苦しみながら、少しずつ小説家になりたいという自分の本心と向き合っていくことになります。 本記事では「あくたの死に際」のあらすじや登場人物の紹介も踏まえ、その魅力について深掘りしてみようと思います。
税金で買った本

「税金で買った本」ぱーんちゃん~読書感想文編で登場したVチューバー、その由来(元ネタ)と中の人の正体(芦川)~

 今回はヤンマガ本誌で連載中の図書館お仕事コメディ「税金で買った本」から、謎のVチューバー「ぱーんちゃん」について解説します。 ぱーんちゃんは主人公の石平くんが偶然見つけたVチューバー。 そのパクリ疑惑のある見た目によって石平くんの興味を引き、石平くんの中にあったある願望を呼び起こすことになった存在です。 本記事ではぱーんちゃんの元ネタ(由来)や登場話、その中の人の正体(芦川)を中心に解説してまいります。
レビュー

「異世界失格」感想&評価(ネタバレ注意)~太宰治が異世界転移、意外にしっかりした世界観の良作~

 今回は「やわらかスピリッツ」で連載中のデッドボール系異世界転移ファンタジー「異世界失格」について解説します。 「異世界失格」は、どう見てもモデル太宰治なとある文豪が愛人と入水自殺を図ったところ、異世界トラックの乱入により異世界転移。 チート付き異世界転移者が跋扈するファンタジー世界で、自殺願望モリモリのダウナー系文豪が、心中相手の「さっちゃん」を探して旅をしながら、その独特の価値観で異世界に変革をもたらしていくという物語です。 本記事では「異世界失格」のあらすじや主な登場人物の紹介を踏まえ、その魅力について深掘りしてまいります。
レビュー

「ヤニねこ」感想&評価~複数人の作者が持ち回りで制作するショートギャグ漫画、きららでの連載は流石に無理だった~

 今回はTwitter(X)発、週刊ヤングマガジンで連載中の話題作「ヤニねこ」について解説します。 「ヤニねこ」とは一言で言うならば、ヤニカス猫耳獣人の自堕落でマジでヤバい日常を描いたショート漫画。 ただ猫がタバコを吸うだけでなく、マジで汚くて色々どうかと思うような内容となっています。 複数人の作者が持ち回りで制作していることでも話題となったこの「ヤニねこ」。 本記事ではこの作品の概要やあらすじ、主な登場人物の紹介などを踏まえつつ、忌憚のない感想を語ってみようと思います。
推しの子

【推しの子】片寄ゆら~彼女はいったい何者だったのか?(誰) 何話に登場?(初登場) なぜ死んだ?~

 今回は原作・赤坂アカ、作画・横槍メンゴの豪華タッグがヤングジャンプで連載中の人気作【推しの子】から、突如現れ退場していった人気女優「片寄 ゆら(かたよせ ゆら)」について解説します。 片寄ゆらは第9章「映画編」で登場した今をときめく大女優。 人気・才能・実力全てを兼ね備え、その目にはアイや双子たちと同じ星を宿しています。 初登場時は新たな重要人物かと思われましたが、初登場話でそのまま死亡・退場という衝撃の結末を迎え、読者の話題を度肝を抜いた片寄ゆら。 本記事ではそんな彼女のプロフィールや死亡の経緯などを中心に解説してまいります。
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