今回は「ジャンプ+」で連載中の「魔都精兵のスレイブ」より、八雷神の末っ子「若雲(じゃくうん)」について解説します。
若雲は醜鬼を統べる八雷神の一柱。
フルフェイスの仮面を被った不気味な見た目をしていますが、158話で判明した意外な素顔で読者を驚かせました。
八雷神における研究者ポジ。
本記事ではそんな若雲のプロフィールや素顔、強さ(能力)や登場回(何話)を中心に解説してまいります。
「魔都精兵のスレイブ」若雲のプロフィール
基本プロフィール
身長 | 不明 |
誕生日 | 不明 |
血液型 | 不明 |
声優 | ー |
若雲は自らを「神」「人を滅ぼす存在」と語る八雷神の一柱です。
普段は黒いフルフェイスの仮面をかぶり、全身スーツにマントを羽織った不気味な姿をしています。
顔を隠してはいますが、仮面には靄のような口や目が映っていて、意外と感情表現豊か。
一人称は「吾輩」で、当初は多くの読者から男性と勘違いされていました(後述)。
冷静沈着で他の八雷神を立てるような言動が目立ちますが、一方で人類に対しては一際苛烈な態度を見せることもあります。
研究者肌の末っ子八雷神
八雷神は互いを兄弟姉妹として呼び合っており、若雲はその中でも一番遅くに生まれた末っ子。
他の八雷神を末っ子として気遣い、立てるように振る舞っています。
その姿勢は色んな所に現れており、例えば八雷神は「人を滅ぼす存在」ですが、人間に対するスタンスは様々。
紫黒あたりは人間に興味を持っていて人類を滅ぼした後も気に入った数人は飼ってみようと考えていますが、逆に雷煉は人類を完全に見下し排除対象としか見てません。
そんな中で一番人類に対してフラットな態度をとっているのが若雲。
八雷神間で意見が対立した時も、上手く折衷案を出して場を収めていました。
また若雲は八雷神における研究者ポジ。
主に呪詛や人を醜鬼に変える研究しており、人類のことは研究対象かモルモット程度にしか見ていないのかもしれません。
「魔都精兵のスレイブ」若雲の強さ(能力)
若雲の本格的な戦闘シーンは今のところなく、その戦闘能力については不明。
八雷神なので弱い筈がありませんが、まだ生まれて間もない末っ子で研究者タイプということを考えれば、八雷神としてはあまり直接戦闘能力は高くないのかもしれません。
研究者としての能力は高く、人間に醜鬼の力を与え神奉者としたり、条件を満たせば山城恋を除く組長クラスすら呪い殺せる呪詛を開発したりと一級品。
策士タイプの紫黒との相性は抜群です。
158話では朱々に対し伸ばした指から呪詛を刻んで一瞬で動けなくしており、ある意味で単純に強いだけの八雷神より厄介かもしれません。
「魔都精兵のスレイブ」若雲の素顔(性別)
158話では男だと思われていた若雲の意外な素顔が披露され、女性体であることが判明しました。
若雲の素顔は大きな目とソバカス、クルクル巻いた明るい色の髪が特徴のオタク臭がする美少女。
普段は仮面だけでなくスタイルを覆い隠す全身スーツを身に纏っていたため分かりませんでしたが、スレンダーで女性らしい体格をしています。
仮面とスーツの中身がこの少女だと分かってから過去の登場シーンを読み返すと、「吾輩」という一人称や鳴姫の大声に耳を抑えているシーンなど、全く印象が変わってきますね。
「魔都精兵のスレイブ」若雲の登場話(何話)
初登場は86話「神議」
若雲の初登場は86話の「神儀」。
空折が魔防隊に討たれ、それまで未登場だった大極、鳴姫、伏摩と共に八雷神の会議の場に登場しました。
会議では紫黒が慎重論を唱える中、鳴姫、雷煉、壌竜が魔防隊への即時攻撃を主張(伏摩と若雲は紫黒より)。
意見が対立する中、若雲は紫黒の作戦の準備を進めつつ、魔防隊は手駒である神奉者に攻め込ませようと折衷案を提案し、その場を収めていました。
研究者として存在感を発揮
97話では送り込んだ神奉者たちが、若雲の研究によって醜鬼の力を与えられていたことが判明。
136話では紫黒が山城恋相手に仕掛けた罠に合わせ、人類を呪う大規模な呪詛を開発し興奮する若雲の姿が描かれていました。
151話では総組長選挙で京香が山城恋に勝利したことで紫黒の策が潰れ、折角開発した呪詛が無駄になってしまいましたが、散布型の呪いに形式を変えていくと前向きな態度。
157~158話では八雷神に優希と共に捕えられ、逃亡を試みた朱々を呪いを刻み一瞬で制圧しています。
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