SF

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「この世界は不完全すぎる」感想&評価(あらすじ・ネタバレ注意)~バグだらけのVR世界に閉じ込められたデバッガーの物語~

 今回は「コミックDAYS」で連載中、異色のデバッグファンタジー「この世界は不完全すぎる」について紹介します この作品は「SAO」などに代表されるRPG世界に閉じ込められた人々を描いた物語。 それ自体は今ではありふれた設定なのですが、「この世界は不完全すぎる」の特徴は主人公のハガがデバッガーで、舞台となるゲーム世界がバグだらけだというところ。 VRでNPCの思考ルーチンも非常に高度なのに初歩的なバグが満載で融通がきかない、変なところでリアルな「ゲーム世界」。本記事ではその魅力と謎に可能な限り迫っていきたいと思います。
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「デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション」感想(ネタバレ注意)~何度も読み返したくなるSFギャグサスペンス~

 今回は浅野いにお先生がビッグコミックスピリッツで連載中の「デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション」、通称「デデデデ」について紹介します。 長くて意味不明なタイトルに釣られて手に取ったこの作品、当初はシュールでかわいいキャラクターと独特の世界観に惹かれて読んでいましたが、物語が核心に近づくにつれその印象は一変。 理解した上で読み返すと、ただただ「凄まじいSFサスペンス作品だなぁ」と。 本記事ではこの作品の魅力について、若干のネタバレも交えて語っていこうと思います。
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「天国大魔境」感想&考察(ネタバレ注意)~楽園と崩壊した世界、二つの視点で描かれる謎に満ちたポストアポカリプス~

 今回は月刊アフタヌーンで連載中、崩壊した近未来の日本で生きる少年少女を描いたSF漫画「天国大魔境」について紹介します。 この作品では、「このマンガがすごい!2019」でオトコ編第一位を獲得した期待作。 外界から隔絶された謎の施設と、大災害により崩壊した近未来の日本、二つの物語が並行して描かれ、重なり合う、謎に満ちたSFミステリ作品となっております。 まだまだ物語どころか世界の全容も見えていない状態ですが、その謎と魅力について考察していきましょう。
TRPG

「パラノイア(TRPG)」~「幸福は義務です」、ブラックユーモア溢れるディストピア社会を描いたTRPG~

 今回はディストピア社会をテーマにした稀代の傑作にして迷作TRPG「パラノイア」をご紹介します。 パラノイアは初版が1984年にアメリカで発表された、コンピューターに支配された未来都市を舞台としたSF作品。他に類を見ない仲間同士の裏切りを前提としたTRPGです。 しかしそんな重いテーマでありながら、ゲーム自体はブラックユーモアにとんだバカバカしい内容に仕上がっており、是非一度は触れていただきたい傑作となっております。
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「戦闘員、派遣します!」感想(ネタバレ含む)~「このすば」の作者が描く、なろう発、アニメ化もされた期待作!~

 今回は「小説家になろう」発の原作小説を元に、月刊コミックアライブでコミック連載中、2021年4月にTVアニメ化もされた人気作「戦闘員、派遣します!」について解説します。 この作品の原作者は「この素晴らしい世界に祝福を!」の作者、暁なつめ先生。非常に暁なつめ先生らしい、親近感あるクズ男と美少女たちによる安心安定のコメディ作品となっております。 タイトルを見て「社畜系?」「悪の組織で苦労するの?」と思われた方もいるかもしれませんが、中身は全くそんなことはなく、ノンストレスでゲラゲラ笑える作品ですのでご安心を。
TRPG

TRPG「ダブルクロス」おすすめリプレイ5選~ストーリー性重視の方向け~

 今回は「F.E.A.R.」の人気TRPG「ダブルクロス」から、おすすめのリプレイを5つ紹介させていただきたいと思います。 ダブルクロスは現代を舞台にしたSFバトルTRPGではありますが、単純なバトルではなく、物語性を重視した独自色の強い傑作ゲーム。 ルールも第3版(3rd Edition)まで出されており、現代だけでなくあらゆる時代、国、異世界にさえ対応した極めて汎用性の高い内容となっております。
TRPG

「クトゥルフ神話TRPG」~一度は耳にしたことのあるホラー作品、SAN値って? おすすめリプレイは?~

 今回は異色のSFホラーTRPGにして、皆さんも一度は耳にしたことがあるだろう傑作「クトゥルフ神話TRPG」について紹介します。 本作の特徴は何と言っても「SAN値」と呼ばれる正気度合いと、超常の神話生物たち。他のRPGとは異なり、「戦って勝つ」ことはおろか、キャラクターの「成長」や「生還」さえ、ある意味二の次という正解のないゲーム。 どうしようもない宇宙的恐怖を体感する、唯一無二の作品なのです。
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「賢い犬リリエンタール」の感想~ワールドトリガーの葦原先生が描く名作、宇佐美、唐沢との繋がりは~

 今回はワールドトリガーの作者、葦原先生が2009~2010年に少年ジャンプで連載されていた名作「賢い犬リリエンタール」について紹介させていただきます。 本作は、喋る不思議な力を持った犬(?)リリエンタールを中心に描かれたSFコメディ漫画であり、当時のジャンプの読者層には合致しなかったのか32話と比較的短命で打ち切られた作品です。しかしたくさんの個性豊かで優しいキャラクターとその作風は、今の荒んだ世の中でこそ読んでいただきたい紛れもない名作。その魅力について今日は語らせていただきます。
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「裏世界ピクニック」の感想&評価(ネタバレ注意)~怪談✖異世界探検✖百合、きさらぎ駅など元ネタは?~

 今回は「月間少年ガンガン」で水野英多先生が連載中の漫画版「裏世界ピクニック」について紹介させていただきます。裏世界ピクニックのテーマは怪談と異世界探検、そして百合。原作はハヤカワ文庫の小説ですが、百合百合しいかわいい登場人物の魅力が最大限に引き出された漫画版を、ここでは推させていただきます。 それでは、かわいいだけでない、奇妙で怖いこの作品の魅力について語っていきましょう。
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「不滅のあなたへ」の感想(ネタバレ注意)~祝、アニメ化! どうして「面白い」「つまらない」と評価が二極化するのか?~

 今回は「週刊少年マガジン」で連載中の長編SFファンタジー「不滅のあなたへ」について紹介したいと思います。 本作は2021年4月にNHKでアニメ化された人気作ですが、同時に読者を選ぶ作品でもあり、「つまらない」「意味不明」といった感想をいだく方も決して少なくありません。 何故こうも評価が二分されるのか、内容の紹介とともにその理由について迫っていきたいと思います。
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