今回はマンガワンなどで茅原クレセ先生が連載中の超新宿系サディスティックコメディ「星屑の王子様」から、大阪店代表「るき」について解説します。
るきは「エンペラーグループ」の大阪店「エンペラーラブレス」に在籍する人気ホスト。
リキヤに似た真面目なタイプで、登場当初は彼に強烈なライバル心を燃やしていました。
曲者揃いのホストの中では逆に珍しい正統派。
本記事ではそんならるきのプロフィールや登場回(何話)を中心に解説してまいります。
「星屑の王子様」るきのプロフィール
基本プロフィール
「るき」は主人公の源リキヤや天使レイたちが働くホストクラブグループ「エンペラーグループ」に在籍する人気ホストです。
外見は茶髪でやや鋭い雰囲気の正統派イケメン。
他者への煽りが少しキツイものの、根は真面目かつ向上心が強いタイプです。
上へ行きたいという想いが強く、格上相手には表面上丁寧に接していますが、自分が抜いてトップに立つのだという想いを隠そうとしません。
ただそうしたギラギラした部分を除けば基本的に落ち着いた常識人。
ビジュアルだけでなくホストとしての技量も高く、「エンペラーグループ」の年間売り上げでは5位と好成績を残しています。
エンペラーラブレス(大阪)の代表
るきが在籍する「エンペラーラブレス」はギンジが経営する「エンペラーグループ」の大阪店。
店での肩書は「代表」で、これは本店ではリキヤが就いているポジション。
実際に接客するホストとしては最上位の役職で、そのお店の顔となるカリスマホストのための役職ですね。
ちなみに大阪店にはるき以外にもランカーの「らぶめろでぃ(年間売上8位)」が在籍していますが、こちらの肩書はEP(エグゼクティブプロデューサー)。
EPは本店ではレイが就いているポジションで、主に売り上げはあるけれど人格的に問題があって店の政治を任せられない人がなるのだとか(リキヤの偏見)。
能力と人格を備えたるきのようなホストは稀少ということですね。
「星屑の王子様」るきの登場回(何話?)
大阪西征編で初登場
るきの登場回は59話~68話の大阪西征編。
大阪店のテコ入れ(+ライバルグループを煽って尻尾を掴むため)でギンジによって東京から送り込まれたリキヤ、レイ、ヤシロの三人のランカー。
彼らを大阪店のトップとして迎えたのがるきでした。
大阪のトップとして東京者には負けないと強烈な対抗心を燃やするき。
特に年間売上6位のヤシロのことは格下としてあからさまに煽っていました。
るきは年間5位で順位はヤシロとほとんど変わりませんが、自分は東京より客母数の少ない大阪で売り上げているという自負があったのでしょうね。
一方、グループ1位のリキヤに対しては丁寧な態度。
しかしその目はあからさまに「抜いてやる」とギラギラ輝いていました。
リキヤとの対決、ライバルグループとの抗争
るきは大阪編で様々な面で活躍していました。
ある時はリキヤの接客技術を引き立てるライバル役。
またある時は「アールズグループ」というライバル店の嫌がらせに苦労する代表。
そしてある時はクセの強い他のホスト達に対するツッコミ役。
正統派ホストという、この作品では一周回って珍しい存在として、非常に使い勝手よく物語を回していた印象です。
「星屑の王子様」るきと源リキヤ
VS源リキヤ
るきは初対面の時からグループトップのリキヤに強烈な対抗心を燃やしていました。
初日にはクセの強い三人組の接客でこの二人が同卓となり直接対決。
るきはリキヤを出し抜こうと客にシャンパンを入れさせようとしますが、リキヤはそれを妨害するどころか協力してその客を煽り、更に高いシャンパンを入れさせます。
個人売上より店の売上優先かと戸惑うるき。
しかしリキヤはその後、るきが接客している客を利用して自分の客を煽り、更に高いシャンパンを入れさせ、しっかり自分の売り上げも確保。
そのリキヤの鮮やかな手口にるきは実力の差を痛感するのでした。
最終的には実力不足を認め素直に懐く
初日の営業終了後、偶々一緒になったリキヤに「流石っした」と頭を下げ、自らの実力不足を認めたるき。
自分も客母数の多い東京に行けばいいトコ行くと思っていたものの、リキヤとの差は環境だけではないと痛感したようです。
リキヤはるきを「グループ年間No.入りは十分だよ」と慰めますが、るきは「イチバン狙ってんすよ」とそれでも上を狙うことをやめません。
リキヤもそんなるきを、負けず嫌いの似た者同士として好ましく思っているようでしたね。
るきもその後はリキヤに懐いた様子で、二日間の営業終了後はリキヤをもてなしながら「リキヤさんまたよろしくお願いします」と穏やかな笑顔を浮かべていました。
コメント