「魔都精兵のスレイブ」和倉青羽~死亡したと思われていた優希の姉、その強さ(能力)、出雲天花との友情など~

 今回は「ジャンプ+」で連載中の「魔都精兵のスレイブ」より、主人公の姉「和倉 青羽(わくら あおば)」について解説します。

 和倉青羽は主人公の和倉優希の姉。

 六年前の魔都災害に巻き込まれ行方不明となり死亡したと思われていましたが、桃を食べ人型醜鬼となっていたことが判明します。

 醜鬼となった今も弟への愛情は変わらず、「世界一のイケメン」と溺愛するブラコン。

 本記事ではそんな和倉青羽のプロフィールや強さ(能力)、出雲天花との友情などを中心に解説してまいります。

「魔都精兵のスレイブ」和倉青羽のプロフィール

基本プロフィール(身長、誕生日、声優など)

身長不明
誕生日6月30日
血液型不明
声優楠木ともり

 和倉青羽は主人公・和倉優希の姉。

 物語開始時点では六年前の魔都災害に巻き込まれ行方不明となり、死亡したと思われていましたが、実は魔都の桃を食べ、人型醜鬼となって生き延びていたことが判明します。

 外見は腰まで届く銀髪ロングヘアが特徴の勝気な雰囲気の美女。

 髪色などは醜鬼となった際に変化しており、過去回想では黒髪でした。

 性格は面倒見の良い姉御肌。

 敵に対しては非常に苛烈なものの、気に入った者や身内に対してはとても情の厚い女性です。

人型醜鬼のリーダー(過去)

 和倉青羽は魔都災害に巻き込まれた際、生き延びるために魔都の桃を食べ人型醜鬼となってしまいました。

 この人型醜鬼への変貌は桃を食べた際に稀に怒る事故で、一般には知られていません。

 青羽はその力の暴走が激しく、コントロールするために数年間魔都に潜伏していました。

 そして、人型醜鬼を実験体として扱う陰陽寮から逃げ出してきた銭函ココ、湯野波音といった同じ境遇の人型醜鬼たちと出会い、彼女たちをまとめ上げ人型醜鬼のリーダーとなりました。

 青羽と行動を共にしている人型醜鬼は約20名ほどで、彼女たちは自分たちを狙う陰陽寮を倒してこの境遇から解放され、元の姿に戻ることを目的としています。


「魔都精兵のスレイブ」和倉青羽の強さ(能力)

実力は魔防隊組長クラス

 和倉青羽は複数の能力を保持しており、実力は人型醜鬼の中でも頭一つ以上抜けています。

 八雷神からは魔防隊組長クラスと評され、実際に組長たちと互角以上に渡り合っていました。

能力①桃による身体能力ブースト

 人型醜鬼は桃により常人より遥かに高い身体能力と再生能力を保持していますが、青羽は桃を追加で食べることで更にこの能力をブーストすることができます。

 桃の過剰摂取は普通の人間にとっては危険とされていますが、人型醜鬼にとってはエネルギー源。

 人型醜鬼であれば大幅に戦闘能力を底上げすることができますが、同時にそれを制御できるのは青羽だけとされています。

 この状態の青羽の身体能力は桁外れで、空間操作能力を持つ天花のテレポートにスピードで対抗し、攻撃の隙を与えませんでした。

能力②我は姉なり(インヴィンシブル)

 青羽が最も多用する能力であり武器がその髪。

 彼女はその髪を触手や鞭のように自在に操り、攻撃、防御、拘束など様々な用途に使うことができます。

 攻撃力などはさほどではありませんが、溜め等がいらず使い勝手がよいのが特徴ですね。

能力③口からビーム

 青羽の最大の武器が口から放つビーム。

 このビームは連射が利かず、溜めが必要という欠点はあるものの、その威力はすさまじく、盾で防御した東日万凛や直撃を回避した天花を一撃で戦闘不能にするほどです。

能力④感知能力

 青羽は仲間や弟の生命力を感知する能力を持っています(これが他の人間にも適用されるかは不明)。

 作中では魔都にやってきた優希の存在を感知したり、八雷神・空折の中に取り込まれた仲間の存在を感じ取っていました。


「魔都精兵のスレイブ」和倉青羽はブラコン

 青羽は主人公の優希を溺愛するブラコンです。

 過去回想では優希に家事をさせたりプロレス技を仕掛けたり、割と暴君っぽい印象が強いですが(実際暴君ですが)、それもこれも優希を立派な男に育てるための愛の鞭。

 優希は当時の青羽との関係が魂に刻み込まれており、彼女に命令されると逆らえませんが、姉弟仲は良好で青羽のことは弟して慕っています。

 魔都で再会してからは、六年ぶりということでタガが外れたのか、優希のことを「世界一のイケメン」「千兆点のイケメン」と絶賛して甘やかしており、優希本人と周囲を困惑させていました。

 また、優希に手出しする者に対しては仲間であっても容赦なく、優希を奴隷として使役していた京香たちに対しては当初強い敵愾心を抱いていました。

「魔都精兵のスレイブ」和倉青羽と出雲天花

 青羽と六番組組長・出雲天花は当初非常に険悪な仲でした(正確には一方的に青羽がキレていた)。

 醜鬼と魔防隊なので仲が悪いのは当然ですが、32話で天花が、

「お義姉さん 私は優希くんとお付き合いをする六番組組長の出雲天花です」

 と自己紹介したことで「ぶっ潰す」とブチギレ。

 激しいバトルへと突入しています。

 優希のことが頭をよぎって青羽への攻撃を躊躇い敗北した天花でしたが、その姿に青羽は、

「優希の気持ちを考えたのは素敵だわ! いい奴ね天花!」

 と満面の笑みを浮かべ天花を気に入ります。

 その後、天花は空間操作能力を使って青羽たち人型醜鬼に生活物資を運搬するなどサポートするようになり、優希のことを抜きにしても良好な友人関係を構築しています。



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