今回は「ジャンプ+」で連載中の「魔都精兵のスレイブ」より、八雷神の長女にして筆頭「大極(たいきょく)」について解説します。
大極は醜鬼を統べる八雷神のトップ。
普段は「母」と呼ばれる存在を守っているため表に出てくることはありませんが、その実力は八雷神の中でも最強とされています。
本記事ではそんな八雷神・大極のプロフィールや判明している強さ(能力)、登場話(何話)などを中心に解説してまいります。
「魔都精兵のスレイブ」大極のプロフィール
引用元:竹村洋平/X
基本プロフィール
身長 | 167cm |
誕生日 | 不明 |
血液型 | 不明 |
声優 | ー |
大極(たいきょく)は自らを「神」「人を滅ぼす存在」と語る八雷神の筆頭です。
外見は額と目の下の紋様が特徴の迫力ある古代風美女。
性格は所謂女帝系ですが、あまり感情を表に出すタイプではありません。
基本的に人類のことは見下していますが、驕って敵の戦力を見誤るようなことはなく、素直にその強さを持ち合わせる度量も持ち合わせています。
総じて言うなら、上位者としての自負とそれに相応しい実力を備えた君臨者といった印象ですね。
上位者としての態度は他の八雷神に対しても同様で、空折を失う失態を犯した紫黒を大きな剣で刺し貫いて罰を与えるなど苛烈。
ただその後、裁きは下したので空折のことは引きずるなと発言したり、彼女なりの寛容さも見せていました。
特に苛烈で好戦的な八雷神
八雷神は「人を滅ぼす存在」ですが、人間に対するスタンスは様々です。
紫黒のように人間に興味を持ち、人類を滅ぼした後も気に入った数人は飼ってっみようと考えている神もいれば、雷煉のように完全に見下し排除対象としか見ていない神もいます。
そんな中、大極のスタンスは特に苛烈で好戦的。
本人が直接口にしているわけではありませんが、他の八雷神の口ぶりだと早く攻め込んで人類を滅ぼしてしまいたいと考えているようです。
ただ力と立場を使って自分の考えを押し通すようなことはせず、今のところは紫黒たちの考えを尊重し任せています(その策が納得いくものでなければその限りではないようですが)。
「魔都精兵のスレイブ」大極の強さ(能力)
最強の八雷神(雷・炎・斬撃・空間移動)
元々八雷神は組長格でも一対一では分の悪い化け物ぞろいですが、大極はその中でも傑出した力を有しています。
能力の全容は不明ですが、ざっと見ただけで雷に炎に斬撃、空間移動まで操る多彩っぷり。
この他にも醜鬼とは違う独自の眷属を召喚したり、壌竜のように地面を踏みしめるだけで衝撃波を発生させていました。
また単に強いだけでなく、的確に敵戦力や作戦を見抜く戦術眼も持ち合わせています。
判明している技は以下の通り。
雷刃ノ裁(らいじんのさばき)
二刀から繰り出される無数の斬撃の檻。
大雷弓(だいらいきゅう)
無数に分裂する雷の弓。
雷刃ノ燦(らいじんのきらめき)
空間ごと切り裂く斬撃。
山城恋と互角かそれ以上?
大極は組長格四人を含めた七人の魔防隊員(優希含む)をたった一人で苦も無く圧倒するほどの実力者です。
しかもこの時点では戦闘力を大幅に高める全力形態を使用しておらず、まだまだ手の内を隠した状態。
空折が「人間じゃ大極姉には勝てない」と断言するだけのことはあります。
気になるのは人類最強とされる山城恋とどちらが強いのか?
山城恋も能力の全てをさらけ出していない状態で、紫黒と壌竜の二柱を圧倒するほどの実力者。
実際に山城恋と戦った八雷神は大極が負けるとは思っていませんが、しかし万が一はあると思っているのか慎重になっています。
現時点でどちらが強いかは断言できませんが、山城恋には隙も多いので、今のところやや大極の方に分がありそうな印象ですね。
「魔都精兵のスレイブ」大極と母
強力な力を持つ大極ですが、彼女は八雷神が「母」と呼ぶ存在の守護の為にその傍を離れることができません。
そのため対人類の指揮に関しては紫黒に一任している状態。
ただ最終的な決断は大極が下しているようですね。
大極の目的は即ち「母」の願いをかなえることであり、「最低でも一日千人の誅殺」。
八雷神の元ネタは日本神話において黄泉の国で腐敗した「伊耶那美神(イザナミノミコト)」の身体から生まれた神であり怨霊とされていますので、「母」というのはこの「伊耶那美神」に相当する何者かであろうと思われます。
「魔都精兵のスレイブ」大極の登場話(何話)
大極の初登場は86話の「神議」。
未登場だった鳴姫、伏摩、若雲らと共に登場しています。
登場するなり紫黒を剣で突き刺して「罰は与えたからこれ以上紫黒を責めてやるなよ」と発言する(大極以外誰も責めてない)、ちょっと空気の読めない怖いお姉ちゃん。
その後は「母」の傍から離れられないため長らく登場がありませんでしたが、154話では「母」の守りを鳴姫らに任せてついに出撃します。
更にその後、救援に来た6番組、7番組の面々を蹂躙していきます。
圧倒的な力を見せつけた大極でしたが、更なる援軍がくるとまだ余力があったにも関わらずアッサリ撤退。
その真の目的は、空折たちをその身に宿した優希を攫うことであり、彼は伏兵として潜んでいた紫黒の存在もあり、連れ去られてしまったのでした。
コメント