今回はマンガワンなどで茅原クレセ先生が連載中の超新宿系サディスティックコメディ「星屑の王子様」から、「医者」について解説します。
医者とは歌舞伎町で開業している若い男のお医者さん(本名不明)。
キャバ嬢を診たくて歌舞伎町で開院したのに、嫌いなホストばかり来て悪態をついている男です。
脇役ですが意外に登場シーンが多く、地味に目立っている楽しいお医者さん。
本記事ではそんなドクターのプロフィールや登場回(何話)、ホストたちとの関係性を中心に解説してまいります。
「星屑の王子様」医者のプロフィール
引用元:茅原クレセ
基本プロフィール
「星屑の王子様」に登場する「医者」とは歌舞伎町で「モルクリニック」という病院を開業している若い男の医者。
本名は不明で人気投票などでも「医者」とだけ表記されています。
外見は眼鏡をかけた比較的がっしりした体格の男性。
キャバ嬢が診たくて歌舞伎町に開院したダメ人間で、キャバ嬢だけでなくパパ活なども嗜んでいます。
一方、ホストは大嫌いでいつも悪態ばかりついていますが、基本的に口だけなので害はないです。
腕は良く口も堅い
ホストに対して口は悪い医者ですが、腕は確かで何でも診てくれます。
得意治療はデトックス点滴で、アルコールだけでなくヤバイ薬も抜けるため、歌舞伎町のホストや裏社会の人間に重宝されているようです。
他にも美肌点滴や整形、植毛の相談にも乗っており、方向性は偏ってはいますが本当に腕は確かみたいですね。
「星屑の王子様」医者の登場話(何話)
受診する(8話)
「医者」の初登場は第8話。
秋瀬ツバキに張り合って度数の高い酒を飲みすぎ、二日酔いで苦しむリキヤ。
そんな彼にレイが紹介したのが「医者」が運営する「モルクリニック」でした。
ホスト嫌いでリキヤたちにぞんざいな態度をとる「医者」でしたが、その治療は的確でデトックス点滴を受けたリキヤはアルコールが抜けてスッキリ。
ちなみにその「モルクリニック」には明らかにヤバイ薬を抜きにきたギンジさんや、性病治療の綾鷹ティー、美白点滴を受けにきた秋瀬ツバキなど変わったホスト関係者ばかり訪れており、別の意味でリキヤは疲れてしまったのでした。
家族会議する(18話)
「医者」の再登場は18話。
リキヤの弟・りゅーがの彼女・くるみちゃんがリキヤの指名客であったことが判明し、飲み屋で急遽開かれることになった家族会議。
そこに口を挟んできたのがキャバ嬢とアフターしていた「医者」でした。
「医者」は傷心のりゅーがのためにギャラ飲みアプリで女の子をアテンド。
しかしそうしてやってきた女の子こそ、りゅーがの彼女くるみちゃんでした。
その後、二人は無事に別れています。
デトックスする(69話)
この話は「医者」というよりは、「医者」のところに薬をデトックスしにやってきたギンジさんのエピソード。
長時間のデトックスを行うギンジさんとホストたちとの人間模様が描かれています。
ホスト嫌いで口の悪い「医者」も、流石にギンジさんには丁寧な態度を崩しませんね。
「星屑の王子様」医者とホストたち
見ただけでどこのホストか大体わかる
キャバ嬢が診たくて歌舞伎町に病院を構えた「医者」ですが、客層のメインはホスト。
そのため「医者」はホストを見ただけでどこのグループかだいたい分かるようになってしまっています。
例えばリキヤやレイたち「エンペラーグループ」は髪色や化粧が派手でDV顔。
ノアたち「リッチグループ」は女遊びに明け暮れてそうなDV顔で、大概相談は性病なので抗菌薬を渡しておけばいいのだとか。
ジャックたち「LIPグループ」は顔面レベルが高く、整形依存が多いのが特徴。
秋瀬ツバキたち「ダーリングループ」は行儀が良いのが特徴ですが、トップの秋瀬ツバキは変人で話が通じず、自分から点滴をうちに来ている癖に注射嫌いで一々騒ぐのが玉に瑕。
病院にはホストの人間模様が集まってますね。
ギンジさんはデトックスガチ勢
ギンジさんは「モルクリニック」の常連でデトックスガチ勢です。
大阪から上京してきたばかりのレイがこの病院を知っていたことから、恐らくレイにここを紹介したのはギンジさんなのでしょうね。
ギンジさんはアルコールなら点滴半分くらいで十分なデトックス点滴をいつも二袋分処方されているデトックスガチ勢。
何をデトックスしているのか知りませんが、終わった後には「医者」に「これで尿検査反応出らん?」と確認していました。
ホストはぞんざいに扱っている「医者」もギンジさんには恭しい態度。
というか、ホントにデトックス点滴で尿検査って突破できるんでしょうか?
もしギンジさんが検査に引っかかったら後が怖いですよね。
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