今回はマンガワンなどで茅原クレセ先生が連載中の超新宿系サディスティックコメディ「星屑の王子様」から、売れっ子DVホスト「黒咲ノア」について解説します。
黒咲ノアはホストクラブグループ「RICH」グループに在籍する看板ホストで、年間2億円以上を売り上げるホスト界のトッププレーヤーの一人。
ただその手口は典型的なDVで、しばしば客との間で問題を起こしています。
本記事ではそんな黒咲ノアのプロフィールや過去、その登場回(何話)を中心に解説してまいります。
「星屑の王子様」黒咲ノアのプロフィール
基本プロフィール
黒咲ノアはホストクラブグループ「RICH」グループに在籍する人気ホスト。
年間2億円以上を売り上げ、主人公の源リキヤや天使レイたちと並んで歌舞伎町でトップクラスの影響力を持つホストの一人です。
外見は全身に刺青を入れたサディスティックな雰囲気の美青年。
そのビジュアルは例に漏れず一級品ですが、鼻にプロテーゼを入れるなど若干手を加えているようです。
性格は態度がデカくスグに手が出るDV男。
同じDV系ホストでも精神(モラハラ)までのリキヤとは異なり、客を殴りつけて訴訟沙汰になるなど脇の甘いところがあります。
RICHグループ看板プレーヤー
黒咲ノアが在籍する「RICH」グループは他店から売り上げのあるホストを移籍金でかき集める金満グループ。
他店では扱えない問題児が多く在籍しています。
黒咲ノアはその「RICH」グループのナンバーワンプレーヤー。
三年連続で億越えの押しも押されぬトッププレーヤーですが、掛け売りもかなりやっており、数字は相当盛られています。
「星屑の王子様」黒咲ノアはDVホスト
黒咲ノアは典型的なDVホストです。
オラオラ系で客をガン詰めして売り上げを上げるスタイル。
客を次々海外出稼ぎ(外国へ性風俗の出稼ぎに行くこと)に流すなど、女性を食い物にする悪いホストの典型と言えるでしょう。
勿論作中のホストは皆似たり寄ったりですが、黒咲ノアはその中でも特に悪びれることなくやりたい放題やっているタイプですね。
ただ失言が多く、我慢がきかないため客としょっちゅうトラブルに。
計算してやっているというより、素でDV男なのだと思われます。
「星屑の王子様」黒咲ノアの過去
黒咲ノアは元人気バンドのボーカル。
しかし彼は未成年淫行、薬物所持で捕まるというテンプレな腐れ芸能人のルートを経て、出所後にホストとなっています。
そんな過去のある人間に客がついてくるのかと不思議になりますが、元ファンの熱烈な客が多いのだとか。
「星屑の王子様」黒咲ノアの登場回(何話?)
初登場はホストYouTube撮影
黒咲ノアの初登場は24~25話。
歌舞伎町でトップクラスの影響を持つ7人のホストを集めてインタビューをしようというYouTube企画で登場しました。
ここにはリキヤとレイだけでなく、ツバキやジャックも呼ばれています。
黒咲ノアはDVホストとして同じDVホストのリキヤとバチバチやり合い、粉飾系ホストとして売掛制度廃止を提案するツバキに突っかかっていました。
所謂クソホスト代表(みんな五十歩百歩ですが)みたいな立ち位置で、周囲を煽ったり噛みついたり冷静にツッコんだり、世間一般のホストのイメージってコイツだよな~、と読者に思わせてくれました。
まあにゃんのエピソードで再登場
その後、黒咲ノアは30~31話で再登場。
いつものように迂闊なDV営業を繰り返していた彼は、ついうっかり客の一人「まあにゃん」を金呼ばわりして怒らせてしまいました。
どうせすぐに戻ってくるだろうと高を括っていた黒咲ノアでしたが、まあにゃんに続いて立て続けに3人も客が切れてしまい、見栄を張るためにやっていた掛け売りにの払いに困ってしまいます。
後輩に金を借りるわけにも行かない黒咲ノアは、恥を忍んで他店のエース・源リキヤに金を借りに行くことに。
当然リキヤが金を貸すはずもなく、どうしようかと頭を抱えていたところ、偶然そこに最近リキヤの下に通っていたまあにゃんの姿が。
黒咲ノアは金を引っ張ろうとリキヤとの間でまあにゃんを取り合うのですが……
実はこのまあにゃん、中学生の子供がいる既婚者。
この後すぐに旦那の転勤で大阪に行ってしまいます。
結局黒咲ノアはまあにゃんの旦那さんに金を借りたそうで……狂った奴しかいませんねぇ。
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