「新川直司」~「四月は君の嘘」で知られる青春漫画の旗手、その代表作や素顔など~

 今回は「四月は君の嘘」の作者として知られる「新川 直司(あらかわ なおし)」先生について解説します。

 新川直司先生は青春漫画に定評のある男性漫画家。

 代表作である「四月は君の嘘」はアニメ、映画、舞台化までされた大ヒット作です。

 コンスタントにヒット作を世に送り出す一方、プライベートについては何かと謎の多い人物。

 本記事ではそんな新川直司先生のプロフィールや作品、素顔を中心に解説してまいります。

「新川直司」先生のプロフィール

引用元:公式(X)

基本プロフィール(年齢など)

性別男性
年齢不明
誕生日不明
出身不明

 新川直司先生「四月は君の嘘」の作者として知られるの男性漫画家です。

 幼い頃から漫画が大好きで、チラシの裏に「キン肉マン」や「北斗の拳」を模写していた自称「どこにでもいる漫画少年」。

 ただ出身地がものすごく田舎で、漫画家になりたいなんて言ったら「夢見てんじゃねぇ!」と怒られるようなところだったのだそうです。

 その為、プロになろうと思ったのは、実家から離れた大学に進学し、そこで知り合った同級生が「俺、漫研に入るんだ」と堂々と言っているのを聞いた時。

 その後、知り合いにも隠してコソコソ漫画を描く情報を集め、家で一人コツコツと漫画を描くようになったそうです。

漫画家としての経歴

 新川直司先生は、大学時代に漫画雑誌の賞に応募するようになり、「月刊少年マガジンチャレンジ大賞」に応募したことが切っ掛けで担当編集者に声をかけてもらいます。

 まともな漫画知識がなかった先生はその編集者に教わりながら読み切り作品を描き、投稿を繰り返していたそう。

 2007年に辻村深月先生原作の「冷たい校舎の時は止まる」のコミカライズの話をもらい、月刊少年マガジンでプロデビュー。

 2009年には女子サッカーをテーマにしたオリジナル作品「さよならフットボール」の連載を開始。

 2011年から2015年にかけて代表作となる「四月は君の嘘」を月刊少年マガジンで連載誌、これがアニメ化、映画化もされる大ヒット。

 その後もで「さよなら私のクラマー」「アトワイトゲーム」「盤上のオリオン」などコンスタントに連載を積み重ね、現在に至ります。


「新川直司」先生と「四月は君の嘘」


 言わずと知れた新川直司先生の代表作。

 かつて天才と呼ばれたものの、母の死が切っ掛けで音が聞こえなくなり挫折した天才ピアノ少年と同い年のヴァイオリニスト少女の儚い青春を描いた物語。

 とても重いテーマを描いた作品ですが、読後には美しいものを見た心地よさと感動が残る内容となっています。

「新川直司」先生と「さよなら私のクラマー」


 「さよなら私のクラマー」は新川直司先生初のオリジナル連載作品である「さよならフットボール」の続編で、女子サッカーをテーマにした作品。

 前作が中学男子サッカー部に所属する天才少女の奮闘を描いた作品で、本作は高校女子サッカーにフォーカスがあてられた内容となっています。

 新川直司先生はサッカー経験などはないものの、サッカーは好きでよく見ており、澤穂稀選手のドキュメンタリー番組を観て女子サッカーの存在を知り、この作品を描き始めたのだそうです。

 当時の女子サッカーの状況と瑞々しい青春が丁寧に描かれた作品です。


「新川直司」先生と「盤上のオリオン」


 少年マガジンで連載中の新作。

 かつて神童と呼ばれていたものの、かつての輝きを失い連敗続きとなっていた元将棋の天才少年が、傍若無人な少女との出会いを切っ掛けに再び将棋への情熱を取り戻していく物語。

 少女もただ少年を応援するだけでなく、むしろ自分自身を主人公として偉業に挑んでいく内容となっています。

 構図としては「四月は君の嘘」と似ていますが、今のところあちらにあったような暗さは見えませんね。

「新川直司」先生の素顔

 新川直司先生はプライベートについてはほとんど非公開の作家さんです。

 年齢や生年月日などは非公開で、出身地も田舎ということ以外不明。

 SNSなどの情報発信も行っておらず、顔写真も探してみましたが見当たりませんでした。

 インタビュー記事などを読む限り、出版社への持ち込みを躊躇うほどの人見知りで引きこもり気質のようなので、地元の知り合いへの影響などを考慮して身バレを避けているのかもしれませんね(田舎は面倒ですし)。



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