今回は「モーニング」で連載中のオカルティックコメディ「出禁のモグラ」から、ヤベー島の被害に遭った青年「森 奏芽(もり かなめ)」について解説します。
森くんは桐原八重子の高校時代の同級生で、ヤベー島の住民に追い詰められ心を病んでしまった青年。
作中ではモグラたちに救われた後にはっちゃけ、不潔なブクブクの姿からイケメン、女装まで色んな姿を見せてくれています。
本記事ではそんな森くんのプロフィールや人間関係、登場話(その後)を中心に解説してまいります。
目次
「出禁のモグラ」森奏芽のプロフィール
基本プロフィール(声優など)
森奏芽(もりかなめ)は桐原八重子の高校時代の同級生。
動画漁りやゲームが趣味のオタク気質の青年です。
6年前に島に移住してきたばかりのころは爽やかなイケメンでしたが、ある出来事が切っ掛けで引きこもり(後述)、八重子がモグラや真木くんたちを連れて帰省した際には、すっかりブクブクに太って別人のようになっていました。
モグラたちによって島の歪みが明らかになった後は精神的に立ち直り、ダイエットをしてイケメンに戻りすぐさま上京。
根はかなりはっちゃけていて行動力の高いタイプです。
声優は寺島惇太さん。
ヤベー島の被害に遭い心を病む
森くんや八重子ちゃんが住んでいた島は、鮫島一族という島の王様が牛耳るヤベー島でした。
鮫島一族は巧みな話術で島民たちを自分たちに依存させ、判断力を奪い、自分たちに逆らう者たちを排除していました。
森くんはその被害者。
高校時代に島に移住してきた森くんは、島の王女様・鮫島鮋依の誘いを断ったことが切っ掛けで陰湿な噂(ゲイだとか鮫島鮋依にちょっかいを出したとか無茶苦茶な内容)を流され、周囲もそれに同調。
丁度その時、森くんの親も鮫島のミスを指摘したことで村八分にされていて、森くんはすっかり追い詰められ引き籠ってしまいました。
「出禁のモグラ」森奏芽の登場話(初登場)
森くんの初登場は25話。
22~35話で描かれた八重子ちゃんの里帰りエピソードの中で、彼女の故郷の歪んだ権力構造の被害に遭った青年として登場します。
ぶくぶくに太った清潔感のない見た目の青年が、実は顔面潜在ポテンシャルSSRだった時の衝撃はすさまじいものがありましたね。
最終的に森くんは、モグラたちが人魚の怨念を祓い、島の歪んだ権力構造を明らかにしたことで精神的に立ち直ることが出来ています。
「出禁のモグラ」森奏芽と桐原八重子
引用元:TVアニメ『出禁のモグラ』
森くんと桐原八重子は仲の良い友人です。
二人の関係を一言でいうと、気の合うオタ友で、互いに男女の感情は皆無。
高校時代、森君が鮫島の流した噂で追い詰められていた時も、桐原八重子だけはそんな噂を相手にせず普通に森くんと仲良くしていました。
高校時代の森くんは唯一の友人であった桐原八重子がいたからこそ、まだ精神的に持っていましたが、彼女が東京の大学に進学したことで完全に折れてしまい、引き籠ってしまったそうです。
「出禁のモグラ」森奏芽のその後
イケメン化し、島を出て社会復帰
島でのエピソードのその後、森くんは42話で再登場しています。
精神的に立ち直った森くんは「上京用資金作り」「筋トレ&ダイエット」生活を徹底して奮闘。
ちょっとした霊障の影響もあり凄い勢いで痩せた森くんは顔面偏差値SSRのイケメンの姿を取り戻します。
更に、その顔面を生かして女装し、地元のカマボコ工場をPRしたところこれがバカ売れ。
島でやるべきことはやったと上京し、その後はゲーム関連の霊障に巻き込まれていたモグラたちに、ゲーマーとして協力していました。
毒繭アケロンティアとの同居
上記のゲーム関連の霊障の際に、推しのVチューバ―であった「毒繭アケロンティア」と知り合う機会を得た森くん。
アケさんこと「毒繭アケロンティア」の中身は実は熊谷誠治(享年48歳)という妻子持ちだった男性の幽霊でした。
色々あって彼らは事故物件のアパートで同居することになり、森くんは「『推しの依代になる』って新しくない?」とはっちゃけて興奮
更に森くんは八重子ちゃんたちのバイト先で女装して働きはじめ、その後もアケさんと共にコンピューター関連に詳しい人材としてモグラたちに協力することになります。




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