今回は山口つばさ先生が「アフタヌーン」で連載中の青春アートストーリー「ブルーピリオド」から、八虎の悪友の一人「恋ヶ窪(こいがくぼ)」について解説します。
歌島は主人公の矢口八虎の悪友の一人。
いつも八虎、歌島、純田の四人でつるんで行動しています。
ヤクザにスカウトされるレベルの強面ですが、実はとても心優しいピュアな男。
本記事ではそんな恋ヶ窪のプロフィールや人間関係、その後の進路などを中心に解説してまいります。
「ブルーピリオド」恋ヶ窪晋のプロフィール
基本プロフィール(誕生日、年齢、身長、声優など)
誕生日 | 6月28日 |
年齢 | 16歳(初登場時、八虎と同学年) |
身長 | 192cm(小柄) |
所属 | 八虎と同じ高校(高校名は不明) |
声優 | 神尾晋一郎 |
恋ヶ窪は主人公・矢口八虎と同じ高校に通う悪友の一人。
あだなは「恋(こい)ちゃん」で歌島、純田と共に八虎と四人でつるんで行動しています。
原作では名字のみの登場でしたが、映画で下の名前が「晋」であることが判明しました。
外見は長身で眉なし毛が薄い、オールバックのいかにもな強面。
ただ性格は決して粗暴ではなく、友達想いでとてもピュア。
近所の猫にこっそり名前をつけて餌をやっています。
ちなみに最近の仲良しは「メザシ」と「シシャモ」。
白スーツに名刺渡されるレベルのヤクザ顔
恋ヶ窪はかなりレベルの高いヤクザ顔です。
特別悪い人たちとつるんでいるわけではないのですが、白スーツのオジサンに「俺んとこで働け」と名刺を渡されたこともあります。
普段は表情も優しく、特別周囲を怯えさせているような描写はないのですが、彼が凄むと慣れているはずの八虎でさえ「こえー…」とビビッてしまうほど。
ただ繰り返しますが恋ヶ窪はただ顔がヤクザなだけで、悪い人たちとの付き合いはありません。
「ブルーピリオド」恋ヶ窪晋と八虎たち
純田、歌島との純恋歌トリオ
恋ヶ窪は大抵、八虎たち悪友グループ四人で行動しています。
八虎が美術に集中しだしてからは純田、歌島の三人で、頑張る八虎をそっと見守っていました。
ちなみに彼らの名前は「純恋歌」からきており、カラオケでは三人の定番曲となっている模様。
それぞれタイプの違うヤンキーですが仲は非常によく、高校卒業後もその縁は切れることなる続いています。
なお、恋ヶ窪と純田とは幼馴染で、小6の時は彼と一緒にお料理クラブに入っていたそうです。
悩む八虎の相談役
恋ヶ窪は悪友グループの中ではシリアスなシーンを担当することが多いです。
八虎が藝大一次試験前、自分には「楽しむ力」が足りないと思い悩んでいた時、強引にその悩みを聞き出し、相談に乗ったのが恋ヶ窪。
楽しんで作って、それを否定されたら立ち直れそうにないと弱音を吐露する八虎に恋ヶ窪は、
「周囲が思ってるよりずっと」
「自分に自信がないよな 八虎は」
「俺たちはみんな」
「お前の話を聞くのが好きなんだぜ」
と、素の八虎を肯定。
それでも怖がる八虎に、
「話術で本音を隠すんじゃなくて」
「技術で本音を武装したらいいんじゃないか?」
とアドバイスし、八虎に前を向かせていました。
「ブルーピリオド」恋ヶ窪晋は料理好き
恋ヶ窪は料理好きで甘いもの好きです。
先に小6の時にお料理クラブに入っていたと書きましたが、周囲の目もあってかそれ以降特に表立って料理を学んでいたわけではない模様。
八虎たちでさえ、後に進路が判明するまで恋ヶ窪が料理好きだということは把握していませんでした。
ただ八虎たちの誕生日にはまめにケーキを買ってくるなど、行動の端々にその片鱗を見せてはいたようです。
「ブルーピリオド」恋ヶ窪晋の進路(パティシエ)
恋ヶ窪は高校卒業後、パティシエの専門学校に進学しています。
昼はとび職のバイトをしながら夜間のある学校に通っており、中々の苦学生ですね。
元々は金もないし頭も悪いということで、そうした夢を諦めていたようですが、藝大を目指して頑張る八虎に触発されて自分も夢を追いかけることに。
周囲も全くの初耳だったようで驚いていました。
その後、クリスマス会には自作のケーキを持参するなど、自分のやりたいことを存分に楽しんでいるようです。
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