今回は山口つばさ先生が「アフタヌーン」で連載中の青春アートストーリー「ブルーピリオド」から、”金髪ピアスって呼ぶ人”「神山 史(かみやま ふみ)」通称「フーちゃん」について解説します。
神山史は桑名マキや鮎川龍二と仲の良い少女。
八虎たちと同じ東京美術学院(予備校)の日本画コースに通っていました。
ギャルっぽい見た目ですが実は非常に優秀で、その年の東美から唯一藝大日本画に現役合格。
本記事ではそんな神山史のプロフィールや人間関係を中心に解説してまいります。
「ブルーピリオド」神山史のプロフィール
基本プロフィール(誕生日、年齢、身長、声優など)
誕生日 | 不明 |
年齢 | 不明(八虎と同学年) |
身長 | 不明(小柄) |
所属 | 東京美術学院(予備校、高校は不明だが美術系) →東京藝術大学絵画科日本画専攻(学生) |
声優 | 種﨑敦美 |
神山史は主人公・矢口八虎と同じ東京美術学院(予備校)に通っていた少女。
矢口と油画コースで同じクラスだった桑名マキの親友で、鮎川龍二(ユカちゃん)と同じ日本画コースに通っていました。
見た目は色素の薄い髪をツインテールにした小柄な少女で、両耳にピアスを付けたギャル系。
アニメでは髪が水色に描かれていました。
性格は明るくノリが良いタイプ。
小柄ですが藝大の名物メニュー・バタ丼(厚揚げ豆腐とモヤシを醤油マーガリンで炒めた丼)を好んで食べるなど、中々タフな胃袋の持ち主です。
東美から唯一現役で藝大日本画専攻に合格
神山史はその年の東美で、唯一現役で藝大の日本画専攻に合格した学生です。
どんな絵を描くのかは不明ですが、藝大に現役合格したという時点で相当優秀であることは間違いありませんね。
傍目から見る限りメンタルも強めで安定していましたから、教授からえぐい講評をされることが多い藝大に向いていそうです。
ちなみに藝大合格を予備校に報告に行った際、大葉先生から一人暮らしをおススメされていましたが、実際一人暮らしを始めたのかは不明です。
「ブルーピリオド」神山史と矢口八虎
神山史と八虎の初対面はセンター試験の終了直後。
神山史が桑名らと買い食いしている場面に八虎が遭遇しました。
神山史の側は八虎が鮎川龍二(ユカちゃん)と一緒にいるのを見かけたことがあったのか、既に八虎の存在は認知はしていたようです。
「あー、キンパツピアスくんだ」
「ユカちゃんフったのってこの人?」
(注)フってません。
その後、藝大の1次試験終了後に予備校で再会。
「ユカちゃんフった人だー!」
その後、神山史は鮎川龍二(ユカちゃん)が藝大の試験を棄権したことや日本画があまり好きではなかったことなど、八虎の知らない鮎川龍二を教えてくれます。
その後も、藝大の合格発表後、1年目の藝大祭などちらちらと八虎の前に姿を見せ続ける神山史。
そして藝大2年目の春、1浪して藝大に入学した桑名と再会した後、改めて桑名から神山史を紹介され、この時初めて彼女の名前が登場します。
「あーっ!」
「金髪ピアスくんだあ!」
「金髪ピアスって呼ぶ人だ……!」
ちなみに桑名は何度も神山史と八虎が顔を合わせている場面を見ていますが、そのことを全く覚えておらず都度「知り合いだっけ?」と言っていました。
これ以降、神山史は八虎を「八虎ちゃん」と呼ぶようになり、八虎の課題を手伝うなど親しくしています。
「ブルーピリオド」神山史と桑名マキ
神山史と桑名マキは同い年の友人です。
作中でその詳しい関係性は語られていませんが、センター試験を一緒に受け、藝大に入ってからも仲良くしていましたから、桑名と同じ美術系の高校に通う同級生なのでしょう。
互いの呼び方は、
桑名 → 神山
「フーちゃん」
神山 → 桑名
「桑名」
美術系女子というだけでなく、ギャル系、大食いと属性が被っていますから、自然と仲良くなったのでしょうね。
「ブルーピリオド」神山史と鮎川龍二(ユカちゃん)
自称「ユカちゃんのストーカー」
神山史と鮎川龍二(ユカちゃん)は予備校で同じ日本画コースに通っていた友人。
鮎川龍二は予備校でも男女問わず人気がありましたが、その中でも特に神山史とは仲が良かったようです。
恐らくノリの良い神山史が龍二にグイグイいったのでしょう。
「自分ユカちゃんのストーカーなんで」
龍二の作品の写真を持ってないかと八虎に尋ねられた時には、ノリノリで写真を見せていました。
普通、他の生徒の作品の写真とか仲が良くてもそんなホイホイでてこないですよね。
加えて龍二が日本画コースにいながら日本画にあまり興味がなく、休憩時間に洋服のデザインばかり描いていたことなど良く観察していました。
ストーカーの名乗りに偽りなし。
八虎が龍二に作品の写真を見せてもらったと伝えた時も、龍二は誰が見せたのか一瞬で理解していましたから、本人公認(?)のストーカーのようです。
藝大入学後も交流を持つ
予備校在学中、作中で神山史と鮎川龍二が実際に一緒にいる姿が描かれたことはありません。
二人が初めて一緒に登場したのは、藝大1年目の藝大祭。
服飾関係の仕事を目指して浪人中(専門学校に行くとは限らないのでフリーター?)の龍二が、神山史に会いに藝大に遊びに来ている様子が描かれています。
予備校という接点が無くなってもこうして会っているのですから、実はかなり仲がよかったのかもしれません。
……まあ、多分、神山史がグイグイいってるんでしょうけど。
八虎にも顔を見せにきていましたが、これは明らかについででしょう。
非常にノリが良くかわいいキャラなので、今後もっと出番が増えて深掘りされると嬉しいですね。
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