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「デキる猫は今日も憂鬱」感想(ネタバレ注意)~ファンタジーな猫なのに生活臭が拭えないほのぼの日常もの、アニメ化希望!~

 今回は山田ヒツジ先生が「水曜日のシリウス」で連載中の、家事万能巨大猫とズボラOLの日常を描いた「デキる猫は今日も憂鬱」について紹介します。 この作品は人間よりデカくすくすく育った二足歩行可能な家事万能猫の諭吉が、外面は完璧ながら家ではズボラでダメ人間なOL幸来の面倒を見ながら過ごす日常を描いたちょっと不思議な物語。 OLが猫を飼っているのか、猫がOLの世話をしているのか、互いのちょっとズレた関係が面白い良作です。 本記事ではあらすじ(エピソード抜粋)や登場人物のネタバレも交えながら、その魅力について語ってまいります。
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「神様のバレー」感想&評価(ネタバレ注意)~アナリストが戦術と詐術で弱小チームを全国制覇へ導く、主人公の呪いとは?~

 今回は「週刊漫画TIMES」で不定期連載中の、選手ではなく指導者を主役としたバレー漫画「神様のバレー」について紹介します。 独特の理論と傲慢な考えを持った指導者・監督が弱小スポーツチームを勝利に導くという物語は、一昔前は珍しかったものの今ではスポーツ漫画の一大ジャンル。野球では「ラストイニング」とかが有名ですね。 漫画的な必殺技・スーパープレーが無い分、そのスポーツの理論をより深く知ることができ、メンタルや人間模様が丁寧に描かれているのが特徴です。 本記事では「神様のバレー」のあらすじや登場人物などに触れながら、その魅力や特徴(呪い)について深掘りしていきたいと思います。
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「山を渡る-三多摩大岳部録-」感想&評価(ネタバレ注意)~大学山岳部でガチ登山家と初心者がおりなす群像劇~

 今回は空木哲生先生が「ハルタ」で連載中、大学山岳部の活動を描いた青春群像劇「山を渡る-三多摩大岳部録-」について紹介します。 この「山を渡る」は、崖登りもこなすガチ登山家の上級者たちが、山岳部存続のために貧弱新入生3人組に登山の魅力を伝えていく物語。 初心者丸出しのピクニックから上級者向けの本格登山、そして学生特有の金銭的な問題まで丁寧に描いた良作です。 本記事では、物語のあらすじや登場人物を中心に、若干のネタバレも交えながら「山を渡る」の魅力を語ってまいります。
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「リボーンの棋士」感想&評価(ネタバレ注意)~打ち切り完結済でも読んで損のない名作将棋漫画、その魅力や結末を解説~

 今回は、「ビッグコミックスピリッツ」で2018年から2020年まで連載された名作将棋漫画「リボーンの棋士」について紹介いたします。 この作品は才能豊かで将棋に全てを捧げてきた男が挫折し、一度は将棋から完全に離れたものの、再び辛く険しい将棋の世界に向き合い、改めてプロを目指すヒューマンストーリー。 ファンからの評価は非常に高かった作品なのですが、将棋、男たちの挫折と苦悩という暗めの題材のせいか単行本販売が伸び悩み、全7巻で打ち切り完結となっています。 本記事では、リアルで天才棋士が活躍する今だからこそ読んで欲しい「リボーンの棋士」の魅力について、ネタバレも含めて語ってまいります。
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「とんがり帽子のアトリエ」感想&評価(ネタバレ注意)~高い画力で描かれた王道ファンタジー、アニメ化はされる?~

 今回は白浜鴎先生が月刊モーニングtwoで連載中の人気ファンタジー作品「とんがり帽子のアトリエ」について紹介したいと思います。 この物語は、魔法にまつわる秘密を知ってしまった少女が魔法使いの弟子となり奮闘する王道ファンタジー作品。 スピンオフ作品も描かれ、アニメ化の期待も高いこの作品の魅力について、本記事では若干のネタバレも交えて語ってまいります。
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「デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション」感想(ネタバレ注意)~何度も読み返したくなるSFギャグサスペンス~

 今回は浅野いにお先生がビッグコミックスピリッツで連載中の「デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション」、通称「デデデデ」について紹介します。 長くて意味不明なタイトルに釣られて手に取ったこの作品、当初はシュールでかわいいキャラクターと独特の世界観に惹かれて読んでいましたが、物語が核心に近づくにつれその印象は一変。 理解した上で読み返すと、ただただ「凄まじいSFサスペンス作品だなぁ」と。 本記事ではこの作品の魅力について、若干のネタバレも交えて語っていこうと思います。
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「瞬きより迅く‼」感想&評価(ネタバレ注意)~あの「ふなつかずき」が描くエロくない本格空手漫画~

 今回はウルトラジャンプであの「ふなつかずき」先生が連載中の女子高生による本格空手漫画「瞬きより迅く‼」を紹介したいと思います。 「ふなつかずき」先生と言えば「すんどめ‼ミルキーウェイ」や「土下座で頼んでみた」、「華麗なる食卓(ふなつ一輝名義)」などで知られるエロの化身。 しかしなんと、この「瞬きより迅く‼」……エロくないんです。 ふなつかずき先生が「空手を描きたい」とエロを封印して挑んだ意欲作、その魅力をネタバレ付きで語ってまいります。
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「マイホームヒーロー」感想(ネタバレ注意)~平凡なサラリーマンが家族のために罪を犯すクライムサスペンス~

 今回は週刊ヤングマガジンで連載中のクライムサスペンス作品「マイホームヒーロー」について紹介します。 この作品では平凡なサラリーマンが半グレ組織から娘を守るために罪を犯し、半グレ組織と対決する様が非常にスリリングなストーリー展開で描かれています。 本記事ではマイホームヒーローのあらすじや登場人物をネタバレ付きで解説するとともに、その魅力やドラマ化の可能性などについても深掘りしていきたいと思います。
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「BUNGO-ブンゴ-」感想(ネタバレ注意)~本格シニア野球漫画、ロマンとリアルが融合した剛速球投手、アニメ化は?~

 今回は週刊ヤングジャンプで連載中の大人気野球漫画「BUNGO-ブンゴ-」について紹介したいと思います。 「BUNGO-ブンゴ-」は野球漫画としては珍しく中学生、シニア野球が題材となっており、ロマンあふれる剛速球と、進学・スカウトといったリアルな野球事情が同時に描かれた作品です。 主人公、石浜文吾の活躍は勿論ですが、彼を取り巻くどこかフェチっぽいライバルたち、スカウトマンの言動も魅力の一つ。 本記事では「BUNGO-ブンゴ-」のあらすじと登場人物、アニメ化の可能性などを中心に語っていこうと思います。
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「龍と苺」感想(ネタバレ注意)~「響」の作者が描く将棋漫画、人気の一方で「つまらない」「ひどい」と叩かれる理由は~

 今回は「響~小説家になる方法~」で有名な柳本光晴先生が週刊少年サンデーで連載中の将棋漫画「龍と苺」について紹介します。 この作品は天才的な才能を持った女子中学生が将棋界に殴り込みをかける物語で、将棋版「響」とも言われる、非常に柳本先生らしい作品です。 人気作ではあるのですが、一部の読者からは「つまらない」「ひどい」「不快」などと叩かれており、本記事ではその理由について考察していきたいと思います。
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