今回は「ジャンプ+」で連載中の「ふつうの軽音部」より、鳩野の固定ファン「こどおじ」について解説します。
こどおじは作中で弾き語り修行を始めた主人公の鳩野ちひろについた最初の固定ファン。
初登場時は無職で鳩野の歌が生きる活力だった切ない男です。
その哀愁溢れる姿が一部読者に支持され、第一回人気投票では18位と躍進。
本記事ではそんなこどおじのプロフィール(本名)や人間関係、登場回を中心に解説してまいります。
「ふつうの軽音部」こどおじのプロフィール
引用元:『ふつうの軽音部』人気投票
基本プロフィール
「こどおじ」とは、公園で弾き語り修行をしていた主人公の鳩野ちひろについた最初の固定ファンの一人。
自ら「僕こじおじなんで…」と語る32歳。
現在は無職で家族に命じられた犬の散歩だけが自分の存在意義だと悲しそうな目で述べるおじさんです。
自己肯定感が低く、自分の半分も生きていない鳩野に対して敬語を使うなど物腰は丁寧で善良。
割と何にでも生きる希望を感じるお手軽な性格をしています。
ちなみに第一回人気投票18位。
本名は小殿旺四郎(こどのおうしろう)
「こどおじ」の本名は小殿旺四郎(こどのおうしろう)。
中学3年生から今に至るまであだ名がずっと「こどおじ」という選ばれた「こどおじ」です。
ちなみに名前の由来は普通に「子供部屋おじさん」の方。
TBSラジオ「空気階段の踊り場」に孤独なおじさん・通称こどおじのコーナーというのがあるそうですが、原作者のクワハリ先生がそちらではないと否定していました。
「ふつうの軽音部」こどおじと鳩野ちひろ
引用元:『ふつうの軽音部』人気投票
「こどおじ」は前述した通り、公園で弾き語り修行をしていた鳩野についた最初の固定ファン。
鳩野の歌に関して、
「ハトノさんの歌は本当に最高です‼」
「生きる活力が湧きに湧いてきます‼」
と目を輝かせて語り、彼女の弾き語り予定を楽しみにしています。
実際、これは冗談でも何でもなく、彼はこの後コンビニでバイトを始め少しずつですが社会復帰を果たそうとしています。
厘ちゃんが聞いたら後方で腕組みしながらご満悦の表情を見せそうなエピソードですね。
ちなみに「こどおじ」がファンになった時に鳩野が歌っていた曲は「キュウソネコカミ」の「何も無い休日」。
歌詞がいたく心に染み渡ったそうです。
「ふつうの軽音部」こどおじとサフラン
引用元:『ふつうの軽音部』人気投票
「こどおじ」がいつも連れている愛犬の名前は「サフラン」。
鳩野の固定ファン2号であり、第一回人気投票では20位にランクインしています。
人懐っこくてかわいい犬ですが、興奮状態に陥るとおしっこを漏らしてしまうことも多々。
過去には散歩中アフガンハウンドとすれ違っただけで、その高貴さに興奮しておしっこを漏らしてしまったこともあるそうです。
鳩野が「こどおじ」を辛うじて「悪人ではない」判定をしていたのは、この「サフラン」を連れていたからで、「サフラン」がいなければ「こどおじ」が通報されるか、鳩野が公園での弾き語りを辞めてしまっていたかもしれません。
「ふつうの軽音部」こどおじの登場回(何話・初登場)
弾き語り修行する鳩野の固定ファン1号!
「こどおじ」の初登場は18話。
夏休みに公園で弾き語り修行を始めた鳩野の固定ファン1号として登場しました。
ちなみに2号は彼の愛犬「サフラン」で、3号は水尾のおばあちゃん。
今のところ鳩野には、この三人(二人と一匹)以外に固定ファンがつく様子はありません(信者は別枠)。
20話ではたまき先輩が一緒に鳩野の弾き語りを聞くことになり、
「隣にめちゃくちゃかわいい子が…き 緊張する…」
と冷や汗を流していました。
これはきっと、自分が犯罪者扱いされないか警戒しているのでしょうね(偏見)。
コンビニでアルバイトを始める!!
その後、しばらく登場の無かった「こどおじ」ですが50話で再登場。
作中の時間で言うと文化祭終了後の9月21日。
鳩野のバイト先の中華料理屋にタンメンを食べにきて、
「この店のタンメンは最高です‼」
「タンメンこそ生きる希望…」
と目を輝かせる「こどおじ」の姿が描かれていました。
彼は最近コンビニでアルバイトを始めたらしく、ヒゲを剃り以前より少し身ぎれいに。
「こどおじ」頑張ってるんだな、と勇気づけられた読者も多かったことでしょう。
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