今回は週刊少年ジャンプの傑作バレーマンガ「ハイキュー‼」から、破天荒な自由人エース「照島 遊児(てるしま ゆうじ)」について解説します。
照島遊児は春高予選で烏野高校と対戦した条善寺高校の2年生主将。
楽しむことを徹底する自由人で、舌ピしてたり他校のマネージャー(清水)をナンパしたりとやりたい放題の問題児です。
しかしただチャラいだけの男でもなく、作中では試合を通じ楽しみながらも堪えることを学んだ照島。
本記事ではそんな照島遊児のプロフィールや作中での活躍、卒業後の進路(職業)などを中心に解説してまいります。
「ハイキュー‼」照島遊児のプロフィール(声優含む)
基本プロフィール(身長、誕生日、声優など)
所属 | 条善寺高校2年7組 |
ポジション | ウイングスパイカー |
誕生日 | 4月18日 |
身長 | 177.2cm |
体重 | 66.7kg |
最高到達点 | 不明 |
好物 | ウインナー挟まってるパンのやつ |
最近の悩み | 購買のパンがおいしくなくなった |
声優 | 江口拓也 |
照島遊児は春高予選で烏野高校と対戦した強豪・条善寺高校の主将兼エース。
外見はクリーム色に染めた髪と舌ピが特徴のチャラそうな男です。
性格は見た目通りの騒がしいパリピ野郎。
作中では試合前に烏野高校のマネージャー・清水をナンパしたこともありました。
バレーを”遊び”と捉えており、誰よりも楽しむことを徹底する自由人ですが、我慢が足りず自棄になりやすい未熟な面も。
ただ作者の古舘先生からは「賢く、情に厚い」と評価されており、決してただのお調子者ではありません。
未完成ながらセンスと運動能力に長けたエース
パワー | 4 |
バネ | 4 |
スタミナ | 3 |
頭脳 | 3 |
テクニック | 3 |
スピード | 4 |
※最低1~最大5の5段階評価
照島遊児は型に嵌まらない自由なプレーを旨とするスパイカーです。
イメージを瞬時に思い描き実行するセンスと、それを実現する優れた運動能力を兼ね備えており、そのプレーは予測不能。
プレー自体は荒くミスが目立つものの、足でボールを拾ったり、ミスを帳消しにするような派手なプレーでチームを盛り上げていました。
彼が良く口にする「遊ぶ」「楽しむ」という言葉はやや軽薄な印象を与えますが、「勝負事で本当に楽しむ為には、強さが要る(烏養監督)」という言葉通り、楽しむための実力をしっかりと備えたプレイヤーです。
「ハイキュー‼」照島遊児と条善寺高校
肩に嵌まらない斬新なスタイルの強豪
照島遊児が率いる条善寺高校は宮城県のIH予選では準決勝まで進んだ強豪校。
数年前までは凡庸な成績でしたが、二年前に穴原監督が就任して以降はチームの雰囲気が大きく変化し、一気に成績を伸ばしています。
練習時間の半分以上を「2対2」に当てるなど、ポジションに関わらずなんでもこなし、型に嵌まらないプレーが特徴です。
ただチームそのものが若く、未完成なため、仲間同士でボールを取り合ったり単純ミスも目立ちます。
元々はチームの横断幕にある通り「質実剛健」を旨とするチームだったのですが、現状は真逆のチームになっている印象ですね。
未熟なメンタルはマネージャーがフォロー?
条善寺高校はプレーが上手くいっている時は良いのですが、ミスが続くと自棄になって思考停止し、テンションや勢いで誤魔化そうとする精神的に未熟な部分があります。
穴原監督も技術を優先してメンタル面までは手が及んでいない印象ですね。
そんな彼らをフォローし、尻を叩いて叱咤するのが三年生マネージャーの三咲華。
「”遊ぶ”事と”考えない”事はイコールじゃない」と諭し、チームの世代交代を支えていました。
「ハイキュー‼」照島遊児の活躍と名言
照島遊児率いる条善寺高校は、春高予選の宮城県代表決定戦一回戦で烏野高校と対戦しました。
「ここに居る誰よりも遊ぶべ」
独特の鼓舞でメンバーを盛り上げる照島。
口先だけでなく、確かな実力を持って彼らはゲームを楽しみ、自由奔放なプレーで徐々に烏野を翻弄します。
しかし烏野は日向・影山の変人速攻に加え、キャプテン澤村の堅実な土台となるプレーが合わさり、一気に試合の流れをつかむことに。
自棄になって勢いで誤魔化そうとするも、それをマネージャーの三咲が一喝して冷静さを取り戻す照島たち。
変人速攻がブロックできないなら、ブロックにつかずレシーブに専念した方がマシと割り切り、烏野に食い下がります。
「頭ん中のシミュレーションと」
「現実が一緒になるってサイコー」
そしてミスをしたら負けの局面で彼らが選択したのは、烏野のプレーを真似した同時多発位置差(シンクロ)攻撃。
ミスをした時のことなど1mmも考えていないそのスパイクは僅かに外れ、実に彼ららしいラストで試合は幕を閉じます。
「ハイキュー‼」照島遊児のその後の進路
照島遊児は高校卒業後、2018年(23歳)時点で東京で美容師見習いとして働いていることが判明しています。
何というか、実に彼らしいイメージ通りの進路ですね。
既にバレーはやっていないようですが、高校時代のことは彼にとっても良い思い出。
日向と影山の試合を観戦していたお客さんに、自分が高校時代、この二人と試合したことがあると自慢していました。
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