「ハイキュー‼」穴原孝明~条善寺の若き監督、白鳥沢学園鷲匠監督・斉藤コーチとの関係、日向への期待と名言~

 今回は週刊少年ジャンプの傑作バレーマンガ「ハイキュー‼」から、条善寺高校の若き監督「穴原 孝明(あなばら たかあき)」について解説します。

 穴原監督は自由な発想を旨とする条善寺高校の土台を作り上げた監督。

 平凡な成績だった条善寺高校を僅か2年で強豪校へと押し上げた有能な指導者です。

 作中では一監督としての役割に留まらず、宮城県全体のバレーボールの底上げを試みた県内1年生疑似ユース合宿の発起人にもなっています。

 本記事ではそんな穴原監督のプロフィールや人間関係、名言を中心に解説してまいります。

「ハイキュー‼」穴原孝明のプロフィール(声優含む)

基本プロフィール(年齢、声優など)

所属条善寺高校男子バレー部
ポジションバレー部監督
年齢37歳
身長
体重
最高到達点
好物
最近の悩み
声優花輪英司

 穴原監督は春高予選で主人公たち烏野高校と対戦した条善寺高校の監督です。

 外見は眼鏡のひょろりとした雰囲気の男性。

 まだ指導者としては若いですが、条善寺高校の監督に就任してたった2年で彼らをIH県予選ベスト4にまで押し上げた若き名指導者です。

 性格は常識人かつ温厚。自由人に振り回され頭を抱えつつも、怒ることはなく何だかんだ受け入れて個性を伸ばそうとするタイプ。

 作中では一監督としての役割に留まらず、県内の指導者に声をかけて有望な1年生を集めた宮城県疑似ユース合宿の発起人にもなっていました(詳細は後述)。

リスクを恐れぬ野心的な名指導者

パワー不明
バネ不明
スタミナ不明
頭脳不明
テクニック不明
スピード不明

※表は最低1~最高5の5段階評価

 バレーボール選手に限らずパラメーターが公表されていることの多いハイキューキャラクター(清水谷地など)ですが、穴原監督は評価対象外となっています。

 元選手であることは間違いありませんが、どんなプレイヤーだったのかは全く情報がありません。

 ただ指導者としては優秀で、短期間でしっかり成果を出していることを考えると「名選手名監督にあらず」という言葉もありますし、選手としてはあまり目立った存在ではなかった可能性が高そうです。

 指導者としては自由な発想とそれを実現するための地力を伸ばす斬新な指導を行うタイプ。

 顔に似合わず選手たちがリスクを恐れず挑戦することを好む野心的な監督です。


「ハイキュー‼」穴原孝明と条善寺高校

 穴原監督は条善寺高校の監督に就任してまだ2年足らず。

 それ以前の条善寺高校は、成績平凡、攻撃力平凡、守備力そこそこの目立たないチームでした。

 穴原監督は就任と同時に、チームの土台から作り変えることを宣言。

 練習内容をガラリと変え、2対2を取り入れ選手たちがどのポジションもこなせるように徹底しました。

 現在の照島たちの自由奔放なプレーを実現する土台がこの練習にあります。

 その甲斐あって、チームは就任2年目のIHでは県でベスト4に入る躍進。

 条善寺高校は強豪校の仲間入りを果たしました。

 ただ一方で、若さ故か性格的なものか、生徒たちに暴走を許してしまう脇の甘さもあり、その辺りが指導者としての課題として挙げられます。

「ハイキュー‼」穴原孝明と白鳥沢学園

 穴原監督は前述した通り、県内疑似ユース合宿の発起人。

 ただそれが実現したのは宮城県王者である白鳥沢学園の鷲匠監督が話に乗ってくれたからでもあります。

 疑似ユース合宿自体は設備の整った白鳥沢学園で行われ、総責任者は鷲匠監督が務めましたが、鷲匠監督はメインの指導を穴原監督に一任。

 鷲匠監督は相変わらずの仏頂面でしたが、穴原監督の指導力は認めており、2対2の練習など穴原監督のやり方を評価していました。

 疑似ユース合宿後は色々関係も近くなったようで、穴原監督は烏野対稲荷崎戦の直後、興奮して思わず鷲匠監督に電話をかけてしまいますが、鷲匠監督はそれに怒るでもなく「見た」と話に応じています。

 また白鳥沢学園の斉藤コーチは穴原監督の現役時代の後輩でもあり、そうした面でも穴原監督は白鳥沢学園と縁が深いようです。


「ハイキュー‼」穴原孝明と日向翔陽

 穴原監督は主人公の日向を元々高く評価しています。

 その理由こそ不明ですが、恐らくは日向の高い身体能力と自由奔放なプレースタイルが穴原監督の好みだったということなのでしょう。

 疑似ユース合宿にも日向を推薦していたそうです(恐らく鷲匠監督により却下された)。

 疑似ユース合宿では結局日向は最後までボール拾いでしたが、無理矢理合宿に乱入したその熱意と、ボール拾いを通じてレシーブを中心とした様々なプレーをどん欲に学ぶその姿勢を見て、日向に対する興味は更に増すことに。

 稲荷崎戦ではそうした日向の積み重ねが開花したことを目撃し、真に日向のことを認めることになります。

「ハイキュー‼」穴原孝明の名言

 それでは最後に穴原監督の名言をいくつか紹介してシメとさせて頂きます。

 穴原監督の名言は、いずれも日向の成長に対するものです。

 疑似ユース合宿に乱入してきた日向のボール拾いを見て、その意図と成長を感じ取る穴原監督。

「本能任せ近かった動きには」
「今確かに”思考”が伴っている」

「そして今ぎこちない思考も」
「積み重ね経験を伴ううちに」
「どこかで本能とは似て異なる」
「”直感”というカタチに化ける」

 そして稲荷崎戦、日向の見事なレシーブを見て興奮と共に混乱する穴原監督。

「マグレ と言えば」
「マグレと言えるかもしれない」

「でも全部がマグレなんかではなく」
「マグレと言えど」
「ちょっと待て」
「マグレって何だっけ」

「今確かに凝縮された思考による」
「動きがあった」

 そして月島のブロックと連動した日向のレシーブ、その位置取りを見てついに穴原監督は完全に日向を認めます。

「失礼 日向くん」
「今後君に」
「”マグレ”という単語を」
「使うのはやめよう」

【まとめ】「ハイキュー‼」キャラクター一覧



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