今回は「東京喰種」「超人X」の作者「石田スイ」先生について解説します。
石田スイ先生は福岡県出身の男性漫画家。
その高い画力に定評があり、漫画以外にゲーム原作なども手掛けておられます。
漫画家となるまでには紆余曲折あったものの、デビュー後は極めて精力的に活動されている石田スイ先生。
本記事ではそんな先生のプロフィールや素顔、話題となった「ヒソカ」秘蔵ネームなどを中心に解説してまいります。
「石田スイ」先生のプロフィール
基本プロフィール(性別、年齢、出身地など)
性別 | 男性 |
生年月日(誕生日) | 1986年12月28日 |
年齢 | 37歳(2024年3月時点) |
出身地 | 兵庫県高砂市 |
最終学歴 | 福岡県久留米高専 |
石田スイ先生は福岡県出身の男性漫画家。
漫画だけでなくゲームの原作なども手掛け、YouTuberとしてお絵描き動画やゲームの配信をすることもあります。
小学校低学年の時に絵を描き始め漫画家セットまで入手したものの、インクを畳をこぼした罪悪感から漫画家セットを封印。
以降、十年以上Gペンを握らなかったそうです。
学生時代はゲームばかりして怠惰なモラトリアムを過ごし、周囲が次々就職を決めていく中まともに就職活動もせず父親と衝突。
紆余曲折あった後、父親が折れて就職以外の道を選ばせることにしたそうですが、その時先生の頭に浮かんだのが漫画家になるというものだったそうです。
作家としての経歴
漫画家としての石田スイ先生は、元々「そとなみ」というペンネームでwebコミック投稿サイト「新都社」に作品を投稿していました。
2010年にヤングジャンプの月例賞で「東京喰種」が準優秀賞を受賞。
同作が2011年3月に「ミラクルジャンプ」に掲載されプロデビューを果たします。
その後、「東京喰種」の連載版が「週刊ヤングジャンプ」で2011~2018年にかけて連載され、これがアニメ化もされる大ヒット作となります。
2019年にはNintendo Switch用ソフト「ジャックジャンヌ」の原作・キャラクターデザインなどを担当。
2021年からは「となりのヤングジャンプ」で「超人X」の連載を開始し、現在に至ります。
「石田スイ」先生は画力が天才的
石田スイ先生はその卓越した画力に定評のある作家さんです。
フルデジタル作画ですが、油絵のような筆致の芸術的なイラストはファンの間で高い評価を得ています。
YouTubeではご自身のお絵描き動画も公開されており、先生みたいな美麗な絵を描きたいという方は参考にしてみてはいかがでしょうか。
ちなみに石田スイ先生は幼少期に10年以上筆を折っていた自分の絵に満足していないらしく、あの時絵を続けていたら超天才漫画家になれていたかもしれないと語っているそうです。
「石田スイ」先生の関係者(師匠・姉)
石田スイ先生は漫画家になった直後、連載が始まるまでの一時期「キングダム」の原泰久先生の下でアシスタントをしていたことがあります。
石田先生は当時のことを使えないアシスタントで迷惑ばかりかけていたと語っていますが、同時にプロの現場の熱量に強い衝撃を受け、長年第一線で活躍し続ける原先生のことを今でも尊敬しているそうです。
また、石田スイ先生のお姉さんは小説家・シナリオライターの十和田シン先生。
十和田先生は「東京喰種」のノベライズや「ジャックジャンヌ」のシナリオなども担当されており、石田スイ先生とは公私ともに繋がりが深いそうです。
「石田スイ」先生の素顔(顔バレ・結婚)
石田スイ先生は素顔完全非公開の作家さん。
イベントなどでもリモートの出演で、素顔についてはガッチリガードされています。
ただ一度、漫画家の清原紘先生が間違ってTwitterに石田スイ先生の顔が写った写真を投稿し、顔バレしてしまったことがあります。
その投稿に石田先生が反応し、すぐに投稿は削除されていますが、その写真を目撃した人たちからは「ハンサム」「セクシー」など石田先生がイケメンであることをうかがわせるコメントが上がっていました。
結婚や子供の有無については不明。
年齢的に言えば子供がいてもおかしくありませんが、「東京喰種」連載時、味覚がおかしくなるまで追い詰められていたことを考えると、まだという可能性が高そうですね。
「石田スイ」先生のヒソカ秘蔵ネーム
石田スイ先生と言えば話題となったのが、冨樫義博先生公認で「HUNTER✕HUNTER」のヒソカの過去ストーリーを描いたネーム(ほぼ完成品の漫画)が公開されたこと。
石田スイ先生は「HUNTER✕HUNTER」が大好きで、中学一年生の時に初めて漫画の模写をしたのがヒソカだったほど。
ネームを描いたきっかけは「ジャンプ+」編集部初の企画。
冨樫先生からの指示や制約は一切なく、思うように描いてくださいと言われたところ、69ページにもわたる対策が出来上がり、そのネームを冨樫先生の下に持ち込んだ様子が対談で描かれています。
なお、ネームと対談の様子はジャンプ+で公開されていましたが、現在はネームについては非公開となっています。
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