今回は魔物食という異色のテーマを扱う人気作「ダンジョン飯」から、かわいいくのいち「ベニチドリ」について解説します。
ベニチドリは東方からやってきた侍(軽戦士)シュローの実家に仕える忍者部隊の一人。
作中ではあまり見せ場がなかったものの、変装術を得意とする諜報向けの人材です。
実はシュロー本人とはあまり接点がなく、微妙に距離があったベニチドリ。
本記事ではそんな彼女のプロフィールや強さ、人間関係(ヒエン)を中心に解説してまいります。
「ダンジョン飯」ベニチドリのプロフィール
基本プロフィール(年齢、声優など)
種族 | トールマン(人間) |
年齢 | 23歳 |
誕生日 | 3月15日 |
出身地 | 東方群島・ワ国 |
家族構成 | ー |
体格 | 身長160cm前後、BMI 20 |
好物 | 納豆 |
苦手 | ミョウガ |
声優 | 鬼頭明里 |
ベニチドリは東方からやってきた侍(軽戦士)シュローの実家に仕える忍者部隊の一人。
黒髪黒目でミステリアスな雰囲気を漂わせた美女です。
ベニチドリというのは通り名で、由来は梅の園芸種「紅千鳥」から。
本名は「マツ」と言います。
元々は古い農村の生まれで、幼い頃に奉公に出され、更にその奉公先から買い取られる形で半本家(シュローの実家)に引き取られました。
そうした経緯から常に人の顔色を窺って生きるようになってしまい、その容姿や能力に反してどこか卑屈なところがあります。
変装術を得意とする忍者(星二つ)
ベニチドリは変装術を得意とするくのいちです。
本来は潜入や諜報活動でこそ真価を発揮するタイプの人材だったのでしょうが、作中ではその特技を発揮する機会がなく、あまり見せ場がありませんでした。
ただライオス一行との初遭遇時にはチルチャックを鮮やかに拘束しており、基本的な体術などはしっかりと修めている模様。
なお、半本家の忍者衆の顔にはホクロのような星の入れ墨が入っており、この星の数が忍者衆の中での地位を現しています。
ベニチドリの星は二つで、これはリーダー格のマイヅルやヒエンと同等です(年次など細かい序列では二人より下のようですが)。
「ダンジョン飯」ベニチドリはかわいいけど醜形恐怖症
ベニチドリは重度の醜形恐怖症です。
普段は分厚く化粧をしていて素顔を人にさらすことがありません。
幼い頃から人の顔色を窺って生きてきたベニチドリは、その内周囲からブスだと笑われているという被害妄想にとらわれてしまい、分厚く化粧を重ねないとご飯も食べられないようになってしまったのです。
彼女の持つ優れた変装術はその反動ですね。
ちなみにベニチドリは素顔でも十分かわいいです。
リシオンもそうですが、ダンジョン飯は自分の顔や身体にコンプレックスを持っている人間が多いですね。
「ダンジョン飯」ベニチドリとシュロー一行
ベニチドリは作中において、当主から「面白いものを見つけてこい」と無茶振りされ放り出されたシュローのお供として、マイヅルらと共に島(メリニ)へとやってきました。
ただシュローは当初、島では一人で行動すると宣言し、ベニチドリはマイヅルたちと共に遠くからシュローを見守るだけ。
彼女が本格的にシュローと行動を共にするようになったのは、シュローからドラゴンに食べられたファリン救出に協力するよう要請されてからとなります。
ちなみにベニチドリは、今回の旅に出るまでシュローとは接点がなく、伝聞でしかシュローのことを知りませんでした。
「ダンジョン飯」ベニチドリとヒエン
ベニチドリは忍者軍団の一人、ヒエンと固い友情で結ばれています。
ヒエンは半本家では先輩格にあたる女忍者で、何でも器用にこなす自信家。
ある時、ベニチドリはヒエンに素顔を見られ「あんたそのままで十分かわいいのに」と言われたことで激昂。
「お前こそよくそんな顔を、ブスの癖に化粧をしない」と普段なら決して言わないことを喚き散らし、自分の言ったことに気づいて青ざめてしまいます。
しかしヒエンは気にすることなく「私がこれ以上美しくなったら周りが困るだろ」と堂々言い切ります。
そのヒエンの在り方に衝撃を受けたベニチドリは、以降ヒエンの前でだけは素でいられるようになりました。
「ダンジョン飯」ベニチドリの活躍とその後
シュローのお供の一人として島(メリニ)にやってきたベニチドリは、シュローがライオス一行に入ってからはそのまま島で待機。
ファリン救出のためシュローに協力を求められてからダンジョンへと潜り、ライオス一行と遭遇します。
軽い衝突の後、ライオスたちと和解し、一旦地上に戻ることに。
その後、カブルーたちとの合流やカナリア隊の来襲、ダンジョン崩壊など怒涛の勢いで引き起こされる騒動に巻き込まれていました。
本編終了後はマイヅルやシュローやマイヅル、ヒエンらと共に半本家へと帰還。
ちなみにシュローは半本家に戻る直前、ファリンに再度求婚してフラれているのですが、その様子をコッソリ見ていたベニチドリは冷めた表情でした(マイヅルは号泣)。
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