「怪物事変」晶(アキラ)~男の娘ならぬ雪男子、そのプロフィールや双子の兄との過去、覚醒したその能力(強さ)など~

 今回は「ジャンプスクエア」で連載中、アニメ化もされた大人気漫画「怪物事変」より、男の娘ならぬ雪男子(ゆきおのこ)の少年「晶(あきら)」について解説します。

 晶は雪女子の一族に100年に一度生まれる男・雪男子の少年。

 見た目や雰囲気、趣味嗜好は女性的ながら、自分のことをきちんと男だと認識している完璧な男の娘です。

 基本的にはドジっ子で探偵事務所のマスコット的な立ち位置のキャラクターでしたが、実は強大な力を秘めており、覚醒後は戦闘面でも活躍しています。

 本記事ではそんな晶のプロフィールや過去、覚醒後の能力などを中心に、その魅力を深掘りしてまいります。

「怪物事変」晶(アキラ)のプロフィール

基本プロフィール(年齢、誕生日、身長、体重、声優など)、本名は長い

年齢15歳
誕生日2月24日
身長159cm
体重38kg
給料の使い道服、雑貨、スイーツ
声優村瀬歩

 晶は青森の雪深い山奥に住む雪女子の一族に100年に一度生まれる男・雪男子の少年です。

 本名(と言うか名字? 個体識別?)は非常に長く、岩木山雪里白那之五十六子晶(いわきやまゆきさとしろなのごじゅうろくしあきら)と言います。

 外見は色素の薄い髪を背中まで伸ばした華奢な雰囲気の男の娘。

 性格はドジっ子で明るく陽気、虫や汚いもの、怖いものが苦手と非常に女性的ですが、本人は女性と間違われることを嫌っています。

 隠神探偵事務所の所員の一人で、勤務歴は1年2か月と夏羽(新人)や(8か月)の先輩。

 しかし先輩としての威厳は全くなく、周囲からはナチュラルに下に見られています。

隠神探偵事務所のマスコット役にして潤滑剤

 晶は隠神探偵事務所のマスコット役であり、人間関係を円滑にしてくれる潤滑剤のような存在です。

 探偵事務所での実務能力や家事能力などはお世辞にも高いとは言えず、むしろミスをして仕事を増やしてばかり。

 しかしその分社交的で、世間知らずの夏羽や尖った性格の織の間を上手く取り持っています。

 また、SNSの更新が大好きで恋愛脳。

 夏羽とに対しては、ラヴ臭を察知して喫茶店で一緒にアイスを食べさせたり木更津の海に向かわせたり、デートをプランニングして一人興奮していたこともありました。


「怪物事変」晶(アキラ)の過去と双子の兄・結

双子の兄・結の手によって雪女子の里の因習から解放される

 晶の生まれた雪女子の一族は100年に一度しか男子が生まれず、その男子は一族の存続のため里中の女と交わり子を為すことが義務付けられています。

 本来であれば晶も一生里に閉じ込められ、種馬のように扱われていたでしょうが、彼には結(ユイ)という双子の兄がいました。

 晶よりも男性的で先に精通を済ませた結は、自分が里長として務めを果たす代わりに、晶を里から逃がし、雪女子の因習から解放します。

 晶はその後、隠神探偵事務所に拾われ、兄との再会を願っていたのですが……

 

 ちなみに、晶と結の母は彼らを産んだ際に亡くなっており(雪男子を産んだ女は例外なく死ぬ)、父は長年種馬として扱われたことで精神崩壊し、周囲から隔離されているので、晶にとって家族は結だけです。

 晶と結の仲は極めて良好で、晶は原宿のリサイクルショップで出会ったぬいぐるみを「にいさん」と呼んで愛用していました。

零結石によって暴走した兄を救い、共に旅に出る

 自分が里長となり役割を果たす代わり、晶を里の因習から解放した結でしたが、ある日彼は雪女子たちが晶に刺客を放っていたことを知り激怒(晶は運良く刺客から逃れていましたが)。

 里に伝わる「零結石」の力を解放し、雪の里を滅ぼしてしまいます。

 その後「零結石」に支配され暴走状態となった結は、残っていた意識で晶を探し出し、晶を守ろうとその周囲の者たちを氷漬けにしてしまいました。

 最終的には夏羽と野火丸の共闘によって倒され、そのまま「零結石」に命を吸いつくしてしまいそうになる結ですが、晶によって「零結石」から引きはがされ、辛うじて一命を取り留めます。

 意識を取り戻した結は自分探しの旅に出ることを決め、晶も兄について行き、一時的に探偵事務所を離れることに。

 しかし晶は怪物の石を巡る争いに巻き込まれ、後に沖縄の地で夏羽たちと再会することになります。


「怪物事変」晶(アキラ)覚醒後の能力と強さ

「六花権現(りっかごんげん)」への覚醒とその経緯

 晶は元々氷や雪を操る力を有しており、出力こそ相当なものでしたが、加減が効かなかったり周囲に水が無ければ十分に力を発揮できなかったり、その力は非常に不安定。

 また性格的に戦いに向いていないこともあって、戦闘では中々活躍がありませんでした。

 しかし、ハム工場での渡辺綱万代との戦いの最中、仲間を守りたいと強く願ったことで晶はその身に秘めた「六花権現」の力に覚醒します。

 「六花権現」とは「零結石」に力を込めた始祖の名前。

 100年に一度生まれる貴重な雪男子にはその力が受け継がれると言われており、今代において六花の力を継いだのは結ではなく晶でした。

覚醒後の変化とその能力

 「六花権現」の力に覚醒した晶は胸に氷の結晶を模した紋様が浮き上がり、その身体つきも男らしい逞しいものへと変化します。

 身体を纏う氷がそのまま筋力へと変換され、単純なパワーも大幅に増大。

 感情が凍り付いたように冷静になり、戦闘向きの性格へと変貌します(ただし頭はアホのまま)。

 また、氷を操る力も格段に増し、周囲に水気が無くても氷を操れるようになった上、様々な技を使えるようになります。

氷弾
大きな氷の弾丸を複数生み出し、敵にぶつける技。

風吹(ふぶき)
冷気の風を操り、自在に空中を駆ける移動技。

雲雀殺(ひばりごろし)
巨大な氷の棍棒を生み出し、ぶん殴る近距離技。

霙柱(みぞればしら)
地面から巨大な氷の柱を生やして攻撃する技。

 非常に強力な「六花権現」の力ですが、あまり燃費は良くなく、持続時間には制限があります。

 胸の紋様はその残量を示しており、力を使うほどに6つある結晶の角が減っていき、全てなくなると通常モードに戻ってしまいます。

 まだまだ晶は「六花権現」の力を使いこなせているとは言えず、今後の修行や戦い次第で更なる成長が見込まれそうです。

【まとめ】「怪物事変」キャラクター一覧

 



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