今回は「ジャンプ+」で連載中のダークファンタジー「ケントゥリア」より、作者「暗森透(くらもりとおる)」先生について解説します。
暗森透は初連載作品の「ケントゥリア」が「ジャンプ+」で話題となった漫画家。
過去には「チェンソーマン」や「ダンダダン」の現場にアシスタントとして参加し、別誌では日本橋ヨヲコ先生のアシスタントも務めていた実力派です。
本記事ではこれまでに判明している暗森透先生のプロフィールや漫画家としての経歴を中心に解説してまいります。
目次
「暗森透」先生のプロフィール
引用元:暗森透(X)
基本プロフィール(年齢など)
暗森透先生は「ジャンプ+」で「ケントゥリア」を連載中の漫画家。
「ケントゥリア」が連載デビューとなる新人と言うこともあってか、プライベートや素顔については今のところほとんど公開されていません。
作風や名前、アシスタントに入っていた現場などから推察するに恐らく男性。
年齢は2018年11月時点で24歳なので、2025年9月現在は30~31歳です。
SNSでは「漫画を描くカニ」を自称していて、自画像も怒った様子のカニが使われています。
漫画家としての経歴
確認できた限り暗森透先生の名前が最初に登場したのは2018年、「夜明けの唄」で第41回イブニング新人賞の優秀賞を受賞。
その後、詳しい経緯は不明ですが2019年頃からイブニングではなく「ジャンプ+」で読み切り作品「ガールナックルガール」「不朽のミザール」「KILLER PARENT」「地球記録0001」などが掲載され漫画家デビューを果たしています。
その後、2024年4月から「ジャンプ+」でダークファンタジー「ケントゥリア」の連載を開始。
これが「次にくるマンガ大賞2024」Webマンガ部門第7位を受賞するなど、瞬く間に人気となり、現在に至ります。
「暗森透」先生の師匠は?(アシスタント歴)
①日本橋ヨヲコ
暗森透先生は複数の有名作家の元でアシスタントとして修業を積んでおり、まず最初に名前が挙がるのが日本橋ヨヲコ先生。
これは恐らく日本橋ヨヲコ先生が「イブニング」で「少女ファイト」を連載していた関係でしょうね(暗森透先生はイブニング新人賞受賞者)。
日本橋ヨヲコ先生は「ケントゥリア」連載開始時には自身のSNSで「元アシさんの暗森透先生の連載始まりました!うれしい!おもしろい!ずっと鬼才!」と作品を紹介しています。
②藤本タツキ
また暗森透先生は藤本タツキ先生のアシスタントとして「チェンソーマン」の制作にも関わっており、コミックス2巻では藤本タツキ先生が帯コメントを担当。
「超画力シリアス、ドファンタジーです!モンスターデザインも最高!」
他の読み切り作品も「ながやまこはる」名義で紹介されていました。
③龍幸伸
暗森透先生は龍幸伸先生のアシスタントして「ダンダダン」にも関わっています。
龍幸伸先生は師匠というより、同じ藤本タツキ先生のアシスタント仲間としてお手伝いをした、ということなのでしょうね。
龍幸伸先生は「ケントゥリア」3巻の帯コメントを担当しています。
「暗森透」先生に平野耕太先生の影響?
暗森透先生はファンから「ヘルシング」や「ドリフターズ」の作者として知られる平野耕太先生の影響を受けている、とコメントされることが多いです。
作風を見ていると「確かに」と思わせる部分が多々あるのですが、今のところお二人の間に師弟関係など特別な関係があるといった情報は語られていません。
連載誌や出版社の繋がりも特になさそうなので、精々暗森透先生が平野耕太先生の漫画をよく読んでいたとか、その程度のことだと思われます。
「暗森透」先生とSNS(X,旧Twitter)
暗森透先生はX(旧Twitter)をされていて、主に作品に関する情報発信やイラストの掲載に使われています。
プライベートな情報発信はほとんどなく、リポストなどを見るとジャンル関係なく好きな漫画(知り合いの作品?)をおススメしていたり、使用は限定的。
SNSは深入りするとリスクが高いので、公式では必要最小限の利用に留めているのかもしれません。
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