今回は「ジャンプ+」で連載中のダークファンタジー「ケントゥリア」より、杭使いの異能者「バルバド」について解説します。
バルバドは予言者エルストリがディアナ殺害のために集めた異能者の一人。
女子供は殺さないというポリシーの持ち主で任務そのものにあまり積極的ではありませんでした。
用心深く慎重で、意外に義理堅いところもある掴みどころのない人物。
本記事ではそんなバルバドのプロフィールや強さ(異能)、登場話や仲間になる可能性などを中心に解説してまいります。
目次
「ケントゥリア」バルバドのプロフィール
引用元:林士兵
基本プロフィール
バルバドは予言者エルストリが「予言の子」ディアナ抹殺のために集めた異能者の一人です。
外見はオールバックの短髪が特徴の伊達男。
殺し屋ですが「女子供は殺さない」をポリシーとし、仕事よりも自分自身のルールと身の安全を優先するタイプです。
瀕死のリゥを庇ってヘーレム達に逆らったこともあり、中々義理堅いところもある模様。
作中ではメイドのジーラとセットで行動し、彼女を呆れさせることが多いですね。
ユリアン襲撃に加わるがやる気なし(?)
バルバドは前述した通りディアナ抹殺のために集められた異能者ですが、当初からあまりやる気があるとは言えませんでした。
暗殺向きの異能なので、そもそも最初からバルバドがディアナを襲撃していれば良かったものの、彼は「女子供は殺さない」というポリシーがあったためそれを拒否。
ユリアンの足止め(可能なら殺害)班に加わりますが、襲撃時には後方からの援護に徹し、勝てないと判断すると無理せずシレッとサボっていました。
そもそもバルバドたち雇われ異能者たちは、はなから使い捨ての駒。
バルバドはエルストリやヘーレムに裏切られるリスクを感じ取っていたため、奥の手を晒さず、それに備えていたのです。
「ケントゥリア」バルバドの登場話
ディアナ殺害のために集められた異能者
バルバドの初登場は33話。
ディアナ抹殺のためにエルストリや魔女たちが集めた一団の中に、バルバドの姿がありました(この時点では姿のみの登場でセリフはなく、名前も判明していない)。
バルバドの再登場はエルストリの一派がユリアンたちに襲撃を仕掛けた42話。
バルバドは骨使いのザナや斧使いのリゥ、獣化の異能持つトロゾらとともにジーラの指揮下でユリアンの足止め(可能なら殺害)を担当します。
バルバドは安全圏から異能でユリアンを攻撃して援護しますが、多対一にも関わらずユリアン相手には勝ち目がなく、隠し玉もあっさり対処されてしまった為、無理せずユリアンがディアナたちのもとに向かうのを見送っていました。
ヘーレム達からリゥを庇う
ディアナ襲撃が失敗(?)に終わったエルストリ一行。
集めた異能者たちもバルバドとリゥを除いて死んでしまい、リゥも瀕死の状態です。
しかし本命の仕掛けをユリアン一行に仕込むことに成功したエルストリとヘーレムは上機嫌。
ヘーレムの異能で死んだ異能者たちを次々、生きた操り人形へと変えていきます。
そして彼女らの魔の手が瀕死のリゥにまで伸びようとしたところで、自分が殺されるリスクを承知でそれを庇うバルバド(庇わなくてもその後で殺される可能性が高かった)。
バルバドはヘーレム相手に引かず、予め準備していた保険で彼女らを脅し、何とかリゥを生かすことに成功したのでした。
「ケントゥリア」バルバドの強さ(異能)
バルバドの異能は杭に異能の力を籠めて射出するというもの。
バルバド本人の視力とあいまって、かなり遠距離から狙撃することが可能となっています。
威力は異能のチャージ時間に比例し、十分にチャージすればユリアンの防御力を貫いて致命傷を与えることも可能。
一度射出した後も、杭は二度まで方向転換が可能と奇襲性能も高く、バルバドはこの杭に毒を塗って攻撃しています。
普通の人間ならかすり傷一つでも負えば致命傷となりますので、ユリアンのような化け物染みた生命力と身体能力でも持っていないと対抗は困難。
殺し屋としてはある意味極まった存在と言えるでしょう。
「ケントゥリア」バルバドは味方になる?
バルバドはエルストリに雇われた異能者であり、ユリアンたちの敵として登場しましたが、一部の読者からはいずれユリアンたちの味方になるのではと予想されています。
というのも、バルバドは殺し屋であり悪人であることは間違いありませんが、「女子供は殺さない」という信条を掲げるなど全くの外道ではありません。
ユリアンたちに対しても雇われたから襲撃しただけで敵意は皆無。
雇い主であるエルストリやヘーレムが自分たちを裏切るつもりであったことが判明した今、彼女らにこれ以上義理立てする理由もありません。
実際、同じようにエルストリに雇われていたザナは離反してユリアンたちに同行していますし、バルバドもエルストリたちに裏切られたケジメをつけるとか、何らかの理由でユリアンたちの味方となる可能性は十二分にありそうです。
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