「メイドインアビス」感想&評価(ネタバレ注意)~アニメ第2期放送決定、かわいい作風でグロ描写キツめの冒険ファンタジー~


 今回は「webコミックガンマ」で不定期連載中の冒険ファンタジー「メイドインアビス」について紹介します。

 「メイドインアビス」はかわいい作風、そして相反するグロい描写で話題となった人気作。
 2021年8月現在でコミックスは10巻まで発売されており、2017年にはTVアニメ化、2020年には劇場版も公開されています。

 本記事では「メイドインアビス」の魅力をあらすじ、登場人物紹介付きで語るとともに、先日発表されたTVアニメ第2期の概要についても触れていきたいと思います。

「メイドインアビス」あらすじ

あらすじ(ネタバレ注意)

 人類最後の秘境と言われる巨大な縦穴「アビス」。
 「探窟家」たちは超常の「遺物」や未知へのロマンを求め、危険を承知で日々奈落に挑み続けていました。

 主人公にしてヒロインのリコは、大穴の縁に作られた町の孤児院で暮らす探窟家見習い
 行方不明となった母のような偉大な探窟家になることを夢見ていました。

 そんなある日、リコはアビスで少年の姿をしたロボットに命を救われます

 そのロボットは全ての記憶を失っていました。
 リコは彼にレグという名前を付け、探窟家見習いとして共に孤児院で生活を始めます。

 レグと暮らしだして2か月が経った頃、リコの母、ライザの白笛とメッセージがアビスから持ち帰られます。

「奈落の底で待つ」

 ライザからのメッセージを受け取ったリコとレグは、アビスの深層を共に目指すこととなります。

 リコはライザに会うため、そしてレグは自分が何者かを知るために。

世界観・用語解説(アビス、探窟家、笛、遺物)

アビス
約1900年前に南ベオルスカの孤島で発見された直径約1000m、深さ不明(20000m以上)の縦穴。
独自の生態系を持ち、現代の人類の技術を超えた人工物「遺物」が多数存在する。
七層以上の複数の階層からなり、二層、四層、五層は少なくとも入り口となっている島より広い。
特殊な力場が働いており、深層と地上とでは時間の流れさえ異なる。
アビスの下層から上層への帰還には「上昇負荷(通称:アビスの呪い)」と呼ばれる悪影響が伴い、浅い階層では吐き気やめまい程度で済むが、深くなるほどその影響は大きく、七層より下では確実な死をもたらすとされている。
なお、この上昇負荷には「祝福」と呼ばれる感覚・肉体の強化といった恩恵も含まれる。

探窟家
アビスに潜る職業冒険家の総称。
首から下げる「笛」の色でランクが定められ、ランク毎に潜れる限界深度が決まっている。

<笛(探窟家)のランク>
・鈴付き:探窟家のタマゴ、潜れない
・赤笛:見習い、第一層まで潜れる
・蒼笛:一人前、第二層まで潜れる
・月笛:師範代、第四層まで潜れる
・黒笛:達人、第五層まで潜れる
・白笛:伝説的英雄、制限なし、「奈落の星(ネザースター)」とも呼ばれ、〇〇卿という二つ名が付く

遺物
アビスの中で発見される特殊な力を持つ人工物の総称。
第四級から一級、特級でランク分けされ、特級は国のパワーバランスにさえ影響を与える。
なお、特級より上の力を持つ遺物として「奈落の至宝(オーバード)」と呼ばれる存在が、半ば都市伝説的に語られている。


「メイドインアビス」主な登場人物(ネタバレ注意)

リコ

本作の主人公にしてヒロインたる12歳の少女で、赤笛の探窟家。
外見は金髪おさげにメガネをかけた、どこかどんくさそうな雰囲気の持ち主。

白笛の探窟家、ライザを母に持つが、ライザはリコが2歳の時に奈落の底へ旅立っており、それ以降は孤児院で育てられる。

好奇心旺盛な性格で、見た目に反してかなり無鉄砲で無謀
運動神経は鈍いが、知識は非常に豊富で発想力も非常に高く、肝も据わっている。

母ライザのメッセージを受け取り、レグと共に奈落の底を目指して旅立つ。

実は奈落の深層で生まれ、上昇負荷により死亡していたが、遺物の力により生き返った存在。

レグ

本作のもう一人の主人公であるロボットの少年。
外見はやや色黒の普通の少年で、ロボットながら生殖器なども全て備わっており、感情や痛覚も人間そのもの

アビスの中で機能停止に陥り、記憶喪失となっていたところをリコに拾われる。
レグという名前はリコが昔飼っていた犬の名前だが、後に記憶を失う前もレグと名乗っていたことが判明する。

アームが伸びたり手から熱線を出したりと非常に高い戦闘能力を持つ一方で、オカルトが苦手で怖がり、性的なものにウブと非常に人間的でもある。

記憶を失う前はライザと行動を共にしていたことが示唆されており、ライザの口癖「度し難い」がうつっている。

ナナチ

リコとレグがアビスで出会った「成れ果て」の少女。
外見はいわゆる獣人で、ウサギのような耳と体毛を持っている。

成れ果てとは上昇負荷により変異してしまった存在で、通常は人格なども喪失するが、ナナチは人格を保持したままとなっている。

元は浮浪児だったが、非人道的な上昇負荷実験のモルモットにされる。
親友のミーティがそれにより不死の化け物となってしまい、ミーティを苦しまないよう殺してやる方法を探していた。

レグによってミーティを葬り、見送った後はリコたちの旅に同行する。

切断されたリコの腕を縫合したりレグの命を救ったりと医療知識、外科知識が豊富。

オーゼン

白笛の一人で「不動卿」「動かざるオーゼン」の異名を持つ探窟家。
外見は2m以上の長身の妙齢の女性だが、実年齢は50を遥かに超える(50年以上前から白笛)。

第二層の監視基地にマルルクと共に住んでおり、やってきたリコとレグに訓練を施し、アビスの秘密を伝える。

かつてはライザの師匠であり、相棒でもあった。

かなり大人げない性格だが、非常に面倒見は良い。

とんでもない怪力。

マルルク

蒼笛の探窟家でありオーゼンの弟子。
外見は青髪を二つに結びメイド服を着た少女だが、性別は不詳

行き倒れていたところをオーゼンに拾われ、そのまま弟子になる。
マルルクが日光に弱い体質のため、オーゼンはそのまま第二層の監視基地に留まっている。

性格は非常に礼儀正しいが、精神的に非常に幼く涙もろい。

リコはマルルクを女の子と見ていて、裸なども普通に見せているが、マルルクの反応や言動を見るに男である可能性も非常に高い。

ライザ

リコの母親で「殲滅卿」「殲滅のライザ」の異名を持つ白笛の探窟家。
外見は長い金髪が特徴の小柄な女性で、活発そうな雰囲気の持ち主。

性格は非常にサバサバしており、弟子曰く「傍若無人で悪戯好き」。

10年前に絶界行を行い消息不明となっている。

夫は同じ隊のトーカという青年だったが、リコが産まれる前に亡くなっている。


「メイドインアビス」感想&評価(グロいけど面白い!)

 壮大な世界観とかわいらしいキャラクター、そしてそのキャラクターイメージを正面からぶち壊すようなグロ描写がこの「メイドインアビス」の魅力です。

 世界観そのものは非常にシビアで残酷ですが、それをこのかわいらしい作風が上手く中和してくれているので、ほとんど嫌悪感なく読み進めることができます。

 腕がチョンパされたり、それを麻酔なしで手術したり、人が解剖されたり、結構ぐいぐい攻めてくるので、グロいのは一応覚悟はしておいたほうがいいかもしれません。

 まあ、そこが良いわけなんですけど。

 幼いんだけれど、その中で性的なものもしっかり描かれていて、しかもそれに変ないやらしさがない所も良いですね。

 年齢性別を問わず、誰であっても楽しめる壮大な冒険ファンタジーですので、みなさん是非是非ご一読を。

 難点を挙げるなら、死ぬほど連載速度が遅いので(不定期連載かつ年二回程度)、もっと早く先読ませろよって言いたくなるところですかね。

 そこだけは本当に、何とかして欲しいなぁ……


「メイドインアビス」アニメ

第1期アニメ、新作劇場版「深き魂の黎明」とは?

 「メイドインアビス」は原作コミックス1巻から4巻の半ばまでにあたるエピソードがアニメ第1期として2017年に放送されており、非常に好評を博していました。

 その後、劇場版総集編が二作も作られ、2020年にはコミックス4巻半ばから5巻までを描いた新作劇場版「深き魂の黎明」も制作されています。

 ちなみに、この劇場版映画は、総集編前編は年齢指定なしでしたが、後編はPG12指定、「深き魂の黎明」に至っては当初はPG12予定でしたが最終審査の結果R15+にまで年齢制限が引き上げられたという経緯があり、中々見事なグロっぷりでした。

第2期「烈日の黄金郷」はいつから放送?

 先日制作が発表されたアニメ第2期「烈日の黄金郷」については2022年に放送開始ということ以外、詳しい発表はありません。

 タイミングを考えると2022年夏の放送開始となる可能性が高そうですね。

 続報が入り次第、随時情報については更新してまいります。



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